お店のサービス内容と価格のバランス

昨日新しく私の住む市内に100円ショップのダイソーが新規開店したので、期待に胸を膨らませて行ってみました。このブログでは最近になって、100円ショップで扱っているキャンプグッズを紹介していますが、一連の話題の商品の中で、私が店頭で見たことがないものの一つに100円でなく500円商品の「メスティン」という一合のご飯が炊けるアルミ製の飯盒なのです。

私はトランギアのメスティンはすでに持っているので買い足しても用途がかぶるのでもしかしたら無駄遣いになってしまうかもしれませんが、情報によるとバリ取りの必要がなく、トランギアのメスティンの中に収納可能という話なので、ダイソーのメスティンを買い足せば、かさばることなく二人分のご飯を分けて炊くことができそうで興味深い製品です。

今回は新規開店店舗ということで期待したのですが、残念ながらキャンプ用品のコーナーにメスティンは置かれていませんでした。先に買われたのかもしれませんし、もともと入荷がなかったのかはわかりません。ただ、ダイソーでは売れ筋商品でもこの先どのくらい売れるかということを考えて仕入れることはしないようなので、消費者目線では店頭で見つからなかったらそれまでというドライな考え方をしないと、私達はお得な商品を安く今後は入手できなくなるかもしれません。

ダイソーのホームページでも、商品の取り置きはできないということははっきり書いてあり、取り置きの手間を店側がかけないことで価格が守られているような感じになっています。ですから、今回のように狙って出かけてもお店に品物がなければ、諦めるか更に他のお店を巡るかの選択を買う側がすることになるのです。

わざわざそんなことを書こうと思ったのは、そのお店でくどくどと複数の店員さんに大声でクレームを言っていた男性の中高年らしい人に遭遇してしまったからです。

その人は、とある商品の色を合わせて複数個欲しかったようなのですがお店には同じ色の在庫がなく、希望の色の商品を店頭に出さないで取り置きを行い、入荷したら電話連絡することがなぜできないのか? ということで店員に食って掛かり、アルバイトの店員では話にならないと、社員らしき男性の店員にも同じことを言っていたようですが、こうした行動がエスカレートし、同じようなクレームを付ける人が全国で続発してしまったら、100円ショップの展開にも影響が出てくるのではないでしょうか。

サービスというものは直接目に見えないもので、手厚いサービスを行うところで商品を購入するのと、とにかく安いところで買うのとではサービスに差が出て当然です。モバイル通信のMVNOで格安SIMを購入し、大手キャリアで行っているサービスと同じようなサービスを要求されても困るわけです。また、安価なネット通販でもひとたびトラブルに巻き込まれると、ある程度は自分で解決するだけのスキルが求められたりもします。

個人的にはダイソーのメスティンはあれば欲しいので、自分の足で店舗を回り、もし運良く在庫のあるお店に入ることができたら購入したいとは思っていますが、在庫がないことでダイソーを恨むことはありません。セリアともどもさらに魅力的なキャンプグッズを出していただけるように、お店に手間を掛けさせずにまたいろいろ買って早めに紹介できればと思っています。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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