mineoの「夜間フリー」の印象は

2020年3月から始まったmineoの「ゆずるね。」というサービスですが、このサービスは平日の午後0時から1時までのデータ通信が混雑する時間帯にデータ通信を使用しないことをネットアプリにログインした上で宣言すると、宣言通りデータ通信を使わないと「ゆずるね。」達成ということになり1ポイント獲得になります。

このポイントを一ヶ月の中で(前月21日~当月20日の期間の達成回数をカウント)何回達成できるかによって翌月に様々な特典が受けられるようになるのですが、ここでは月に10ポイント獲得すると使えるようになる「夜間フリー」について紹介しようと思います。

これは、権利獲得した月の翌月の1日から1カ月間、毎日23時~7時までの間、パケットを消費しなくなるというものです。サービスが始まったのが3月23日だったため、このサービスが利用できるようになったのが5月1日からになりました。ちょっと開始日から報告が遅れましたが、まだサービスが開始しされたばかりで今後状況が変わる可能性もありますが、いちおう現状はどうなっているかということをここではレポートしようと思います。

まず、mineoのホームページでは、「夜間フリー」が適用されている時間帯には、アプリのデータ容量表示の部分が緑色から黒色に変わるはずなのですが、私のアプリでは緑色のままになっていました。もしかして「夜間フリー」が適用されていないのではないかと思ってしまったのですが、色々試してみて普通に適用されていることがわかりました。

まず、アプリでは高速と低速の切り替えができますが、アプリで低速にしたまま夜間に利用してもスピードは低速のままです。高速で使うには高速に切り替えた上で利用する必要があります。ある程度の容量を使い終えても、溜め込んだ容量は減らず、ちゃんと「夜間フリー適用中」と、適用されていることまで表示されています。もちろん、「夜間フリー」終了後に改めて容量を確認すると、そのままで減っていません。

で、気になるのはどのくらいのスピードが出るのかということですが、今回は夜間ではなく明け方に測ったものの、auの回線で下りが13Mbpsとそれほどスピードが出ているとは言い難いですが、これなら問題なく外での動画も見られますし、パソコンに繋いでテザリングしても十分でしょう。au回線の場合、au回線の都合で3日間で6GB以上利用の場合は速度制限される場合があると言われているのですが、これをどう捉えるかは個人の考えの差になります。

普通に考えるとドコモ回線を利用すれば夜間にいくら使っても使い放題になるので良さそうですが、個人的にはmineoの回線を自宅インターネットの代替として使うつもりはないので、auの規制の内容を頭に入れながら使っていこうと思っています。ただ、mineoのSIMを楽天モバイルのSIMと併行して使いたいという場合は、エリアの違いの方も考えてドコモ回線プラン(Dプラン)にしておくのがいいと思います。基本的には楽天モバイルのSIMでほとんどのことがまかなえるとは思いますが、回線トラブルやauのエリアから離れてしまった場合を考えると、最安のデータ容量500MBプランにお好みに応じて昼間の時間に低速スピードを500kbpsに上げる「パケット放題」のオプションに加入すればいざというときにはラジオや音楽、低画質なら動画もドコモエリアで利用できるようになります。

まあ、mineo自体も障害が起こるケースが少なくないという話もあるのですが、メインでなくサブで使い、今回紹介した「夜間フリー」も活動時間に沿った利用を考えていきたいと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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