「廃棄」と「再利用」との間で中古パソコンを使い続ける選択

このブログで少し前に書きました、中古パソコン販売のリングローから連絡をいただき、何とか今のキートップの取れたノートパソコンの代替機を送ってもらえることになりました。基本的には保証書の類は無しでもパソコン本体にリングローが出荷したことを示すシールが貼ってあればサービスを受けられるのですが、その中で先方から言われたのは同社が多くの販売するパソコンにプリインストールして販売している「WPS Office」のライセンスについての問題です。

知らない方は全く知らないでしょうが、あえてMicrosoft Office(ワープロ・表計算・プレゼンなどの統合ソフト)を導入する予定はないものの、送られてきたOfficeファイルを開いたり編集したいと思っている人のために作られた安価でMicrosoft Officeで作ったファイルを違和感なく利用できることから、それなりに人気のある中国産のソフトが「WPS Office」です。

リングローからのメールでは、現在使っているノートパソコンにWPS Officeがプリインストールされている場合、「ライセンスカード」を本体とACアダプタと一緒に送って欲しいとありました。これはある意味当然の事で、出荷するパソコンにプリインストールして出すため、今まで同じようにして使っていたライセンスを返すことで「等価交換」ということになります。ただ、私の使っているパソコンは価格が安かったのを選んで購入したためか、WPS Officeがプリインストールされていなかったので(^^;)、ハードの内容はほとんど同じながら、追加購入しなくてもWPS Officeを使えるように配慮していただけるようです。

ただ、今売られているリングローの中古パソコンにはほとんどWPS Officeが入っているようですので、使わないからと即アンインストールした場合でもWPS Officeのライセンスカードだけはいつでも取り出せるところに保管しておき、いざという時には本体と一緒に返すこともあるということを覚えておいた方がいいと思います。

今のところ元のノートパソコンでも快調に使えているのですが、さすがに現在入っているWindows10のサポートが終了した後までのOSの保証は受けられなくなるようです。ただ、リングローでは中古PCを購入後2年後から「買いカエルサービス」というものがあるのだそうで、この場合は有料になりますが追い金を出すことで最新OSやスペックが年代に沿ったハードに変えられるというサービスを受けることができるようになるようです。

スマホの場合はその進化がどんどん進み、先日購入したファーウェイのP30 liteが素晴らしいと思っていたら、さらに多くのカメラレンズの付いたシャオミン(中国企業です)のスマホが日本販売になるなど5年以上前のスマホを現在も使うということは考えられませんが、パソコンについては最新のゲームや動画編集をやるのでもなければ、OSだけが最新であり、パフォーマンスもそこそこであれば我慢できます。

先日のサイバーマンデーセールの中で、新品でそこそこの性能を持つLenovoのThinkPad595がポイントバックの結果などを考えると、それこそ中古並みの価格で売られているのを目の当たりにして、こういうのもいいかなと一瞬思いましたが(^^;)、もし今回のような不具合が保証期間後に起こってしまったら、また新しいハードを買い替える羽目になります。別にパソコンを人に見せびらかすものでもなく、本当に必要な作業という意味ではストレスなく文章や書類を作ることができ、ネットや動画を見たりできれば十分な私にとっては、今回の代替機がハード的に寿命を迎えるような事になっても、追い金での交換をすることでパソコン本体をゴミにせず、無駄にパソコンを家に増やすことにもならないこのシステムに乗ってみようかなと思っています。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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