スマホカメラで画角を変える意味

先日、ちょっとしたお出掛けの中で沼津に新しくできたららぽーとに寄ってきたのですが、まさかオープンしたばかりなのに書店が営業していないというのには驚きました。なぜ新規オープンでお客が押し寄せる時期に撤退したのかと思ったら、書店を展開している会社が倒産したという情報を見付けました。恐らく三井不動産の側からしたら詐欺に遭ったような感じだと思うのですが、利用者側でも書店での買い物ができないというのは致命的で、早めに別のテナントが入って欲しいと思いますね。

そんな感じのららぽーと沼津回りだったのですが、そこでの目的の一つとしてオープンした目玉として設置してある大きな「ひつじのショーン」が入ったクリスマスツリーを見に行ったのですが予想外に大きく、ぱっと止まった所でスマホのカメラを向けたらこんな写真になりました。

普通はこのような画角になれば後ろに下がってもう少し全体が写るような構図を考えるでしょう。しかし今回は折角新しいスマホにある3眼レンズを活用しようと思い、広角専用のレンズで撮ってみようと思いました。前の写真では迫力はあるもののクリスマスツリーの全体像やどこに設置されているのかという状況を記録するのは難しい感じです。その分ツリー全体を大きく映すことができすが、この写真では少しはみ出すように写ってしまっています。

通常はこの状況でもう少し広い範囲を写真に収めたい場合は自分で今いる場所から下がればいいのです。特に普通のスマホのカメラは単焦点のカメラなので、大きく写したければ自分で近づく、広く移したければ自分の方から離れるということが基本なのですが、今回使用したP30 liteは広角側については自分で下がる必要はなくなります。

やり方としてはP30 liteのカメラアプリを画面は立ち上げると通常の画角で表示されますが、これは画面脇に「×1」という表示が現われている通り、標準画角の見え方です。そこで画面脇の数字の部分をタップすると表示の部分が「広角」になり、専用の広角レンズで捉えた映像になるのですが、それがこの写真になります。

撮影するためのレンズが変わるだけで同じ位置からスマホを構えても、これだけクリスマスツリーの周辺が写るようになるわけです。逆に遠くのものを近くにいるように写すためには画角が狭くなるような望遠レンズが別に必要になるわけですが、これを全てスマホでやることは大変です。私自身はどうしても被写体に近づけないような場合にはあっさり専用のデジタルカメラを使って撮ることにしているので、そこまでの高性能なスマホのカメラ機能は必要ないかなと思っているのですが、例えば展望台から広大な風景を撮影する場合には自分が下がるだけのスペースがないような場合もあり、この広角レンズの存在は結構ありがたいかも知れません。

実際にP30 liteというスマホはファーウェイでもスタンダードクラスのスマホということで、上位機種と比べると「思ったほど綺麗に撮れなかった」というような口コミも散見されますが、そこのところはある程度納得し、どうしてもきれいな写真を撮りたい場合には別にデジカメを持っていくということで問題は解決できます。ただ、今の時代、デジカメを持って今回撮った先のショッピングモールをウロウロしていると不審者だと思われるかも知れず(^^;)、今のスタンダードスマホでのカメラ性能のアップ傾向は正直有難いです。今後は色々な場面でスマホによる撮影を行ない、このカメラの実力を見ていきたいと思っています。


カテゴリー: スマートフォン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す