LINE MUSICの「ONE PLAY」ってどうなったの?

2019年の6月に、LINEの「LINE CONFERENCE 2019」において大々的に発表されたのが、LINE MUSICの無料サービスの拡大版とも言える「ONE PLAY」(仮称)というサービスでした。このサービスはLINE MUSICの全ての楽曲を無料で楽しめるという画期的なものですが、さすがに有料プランのようには行かないところもあります。

当時の発表では一度再生した楽曲については一定期間(どのくらいの長さになるのかは不明)再生できなくなるものの、全ての曲をフルコーラスで聞けるということで、有料プランに入ろうか迷っている人にとって、現在の30秒程度の試聴では物足りなかった分を埋める新プランです。

このプランは当時、2019年のうちには実行するということで発表されたのですが、ついに今年も残り一月になってしまいました(^^;)。この間にLINEはSoftbankとの経営統合の正式発表がありましたが、この事がLINE MUSICの無料プランにも影響するのかと気になっています。

現在の無料で利用できる音楽ストリーミングサービスはスポティファイが行なっていますが、30分聴くとコマーシャルが入ったり、自分の好きなアーティストやアルバムを選べるものの、ランダムでしか再生できないとか、途中に全然別の曲が割り込んできたりする、ある意味有料プランに誘導するような仕様になっています。

そうした無料サービスを使っている人にとっては、LINEが表明した「ONE PLAY」(仮称)サービスは、今まで聴くことがなかった楽曲を新しく知ることのできる音楽への入口であり、それこそLINE上やSNS上で名前の挙がった楽曲をすぐに再生して確かめることができるものになるという点で、普段音楽を聴かない人をこうしたストリーミングサービスに誘い込むことができる目論見もLINEにはあったのだと思われます。

しかしこのまま何のアナウンスもない状態のまま時間だけが過ぎてしまった場合、6月のあの発表は何だったのかということになってしまいます。もちろんまだ一月時間があるので、今月中に無料サービスが開始されることを祈りますが、多くいるLINE利用者にとっては今後のLINEの発表について信じることができるのかそう試金石になるのではないかと思っています。

前回に紹介したOCNモバイルONEのオプションサービス「MUSICカウントフリー」は、LINE MUSICも対象になっているので、もしサービスが開始されたら、複数の音楽サービスを利用して、今よりさらにこの種のサービスを使うようになると思うのですが、今のままではたとえお試しでも、わざわざ専用のアプリを入れようとも思いません。年末にかけてあわただしくなりますが、今後のLINEの動きには注目していこうと思っています。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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