あえて買うなら長く使え、用途の広いボトルを

以前このブログでラグビーワールドカップのチケットを紹介したことがありましたが、その試合がいよいよ来週に迫ってきました。ワールドカップが開幕してからワールドカップをスタジアムで観戦するため、何を持って行っても大丈夫なのかということも実際に大会を運営していく中で色々変わってきていて、その情報を仕入れながら改めて何を持って行くべきかを考えました。といっても、無駄なものをたくさん持っていけば行くほど、入場前の手荷物検査が大変になりますので、必要最低限のものだけにしたいと思っています。

過去のブログで紹介しましたが、開幕当初は弁当やお菓子を持ってスタジアムに入ろうとした場合には全て没収ということになっていましたが、スタジアムの売店で満足に食べ物が買えないということもあり、自分が食べる分程度の食べ物の持ち込みは許されることになりました。一応スタジアム内で食べ物を入手できなかった時の事を考えて、サンドイッチなどの軽食のパックを買って持って行こうと思っているのですが、そこで問題になるのがスタジアムでビールなどのお酒以外の飲み物を入手できるかどうかということです。

大会では無料で利用できる給水所を用意しているということですが、何しろとんでもない人が押し寄せるスタジアム内で無事に入手できるのかわかりませんし、同じ飲み物でもビールならそれほど待たずに買えるようですが、ソフトドリンク類というのは購入するのが難しい状況もあったようで、運営の方ではこれまで用意した量の倍くらいのソフトドリンクを用意するような通達を出したということがニュースになってはいたものの、購入するために行列に並んでいる間に試合が始まってしまうかも知れず、できれば事前に用意した飲み物を持ち込みたいところです。

しかし、大会運営の方ではテロ対策という点でこのペットボトル等の飲み物の持ち込みは認めることはなく、ペットボトルなどの飲み物は手荷物検査の場所で没収になります。ただ、唯一の例外が市販のペットボトルでなく自前の水筒に水やお茶などを入れて持参し、手荷物検査のところで実際に口を開けて飲むことで薬を飲んだり水分補給のためとして例外的にスタジアム内に持ち込み可能なのです。

ということで、自前のボトルに水でもお茶でも入れて持って行けばいいのですが、今回は今後の旅にも日常生活にも便利に使えるようなボトルの購入を考えました。基本的には保冷や保温のできるステンレス水筒ではなく、入れた中味が誰にもわかるように厚手のプラスチックを使ったボトルを新たに購入しようと思って2つの候補を出しました。それが以下のリンクのボトルです。

プラスチックボトルのスタンダードは、すでに1リットルのボトルを持っているナルゲンのボトルが評価が高いですが、もう一つリストアップしたモンベルのクリアボトルは、ナルゲンの蓋が本体と一体になり失くす心配がないタイプが、同じ0.5リットルのナルゲンのボトルと比べると500円から600円くらい安く購入できます。

モンベルのボトルとの比較ということでもう一つ挙げたのがナルゲンの登山用ではないキッチン用(といっても性能的には登山用と変わらないのでお買得)という蓋が本体とつながっていないタイプのボトルで、価格的にはこの2つのボトルはほとんど変わりません。

単に水筒として使うだけなら、100円ショップで売っているプラスチックボトルボトルでも良さそうなのにと思う方も少なくないと思います。しかし、これらのボトルの特徴として厚手のプラスチックを使っているので落としても傷が付きにくく、蓋はゴムパッキンがないのにきつく閉まることで漏れないという特徴があります。私の持っている1リットルのナルゲンボトルはこの夏、水出しの麦茶を作るのに大活躍したのですが、冷蔵庫に横にして入れても一切漏れることはありませんでした。

さらに、同じナルゲンボトルを春には「いちご酢」を作って長いこと冷蔵庫に入れていたのですが、きちんと中を洗ったら全く中にいちごや酢の匂いが残らず、麦茶を作ってもその匂いが残ることはありません。旅先でさっと洗えれば、炭酸ではない水やお茶を入れても、違和感なく使い続けることができます。

二つのボトルの違いは、蓋が本体と一体化しているかしていないかということになるのですが、これについては使い方によってどちらのボトルがいいのかということに違いが出てくるでしょう。旅先でラフに使う場合は、蓋は一体化していた方が失くす心配はないのでモンベルのボトルに軍配が上がるでしょうが、主に家庭内で水筒だけでなく様々な食材を入れて使うような場合、蓋を本体から外してきちんと洗えた方が便利な場合もあります。そのため「キッチン」という名が付いているのでしょうが、ここで、もう一つの二つのボトルの違いについても紹介しておきます。それが本体の耐熱・耐冷温度の違いです。

・モンベル クリアボトル
耐熱温度:本体 90℃/ キャップ 100℃
耐冷温度:本体 0℃/ キャップ 0℃

・ナルゲンボトル
耐熱温度:本体/100℃、キャップ/120℃
耐冷温度:本体/-20℃、キャップ/0℃

耐熱・耐冷性能のどちらもナルゲンボトルの方が良いことがわかります。これはどういうことかというと、夜間でお湯を沸かしたものをボトルに入れる場合、モンベルクリアボトルの場合は少し冷ましてから入れないと変形の恐れがありますが、ナルゲンボトルの場合はそういう事を気にしないでお湯を入れられ、冬の寒い時期に湯たんぽとしての利用も可能になります。さらに、逆に暑い夏にボトルを保冷剤代わりに水やお茶・スポーツドリンクを凍らせて持って行きたい場合、ナルゲンボトルならキャップを外して冷凍することで、まず家庭用の冷蔵庫なら問題のないカタログ値になっています。さらに、今回紹介したナルゲンのキッチンボトルなら本体と蓋を切り離しておけるので、まさにボトルを凍らせて持って行くにはベストの選択になるのではないかと思います。

基本的にはどちらを選んでも間違いのないボトルだと思いますが、水筒以外にも使い回すことを考え、今回はナルゲンボトルの方を発注しました。うまい具合に届けば、改めてそのボトルについてのレビューを行ないたいと思っています。


カテゴリー: ボトルに関する話 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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