2019年日本の夏の暑さが気になる5月の天候

たまたま先日、今年の夏に避暑に行くにはどこがいいかという話に仲間うちでなった時、「北海道に行く」と言った友人がいたので、「北海道も場所によっては相当暑くなるよ」という話をしたばかりだったのに、昨日の北海道の5月では考えられないような猛暑のニュースには驚きました。

2019年5月26日に最高気温39.5℃を記録したのはサロマ湖のある佐呂間町で、5月の最高気温に限っては全国一の気温だということで、この時期に体温以上の暑さは相当堪えたろうなと思われます。この「佐呂間町」というのは実は「北海道で一番暑い場所」であるというデータを持つ町でもあったといことを今回の事があって初めて知りました。

北海道というと、どうしても冬の最低気温全国一位というような話題の方が広く知られているのですが、今回の記録前の北海道内での最高気温記録は、同じ佐呂間町で2018年7月31日の最高気温36.4℃でした。

改めて、気象庁のホームページにある観測史上の最高気温のデータを見ていくと、同率の順位の地点を含めて第19位タイまでのデータが掲載されています。第19位でも気温が40.2℃と、今回の佐呂間町の気温は届かないわけですが、今年の夏はこのような気象状況が続いた場合、ついに北海道でも40℃を越える地点が出てくるのではないかというようなところまで来てしまったと言えるかも知れません。

ちなみに、データの中で昨年の夏に最高気温を記録したところは以下の通りになります。

・第1位 埼玉県 熊谷 41.1℃ 2018年7月23日
・第2位 岐阜県 美濃 41.0℃ 2018年8月8日
・第2位 岐阜県 金山 41.0℃ 2018年8月6日
・第6位 新潟県 中条 40.8℃ 2018年8月23日
・第6位 東京都 青梅 40.8℃ 2018年7月23日
・第13位 新潟県 三条 40.4℃ 2018年8月23日
・第15位 愛知県 名古屋 40.3℃ 2018年8月3日

こうしてみると、7月下旬から8月下旬まで日本のどこかで最高気温が40℃以上になる可能性が今年も来年も十分にあり得ることがわかります。とりあえず今年も40℃以上になる新しい場所が増えたり、同じ場所でも今までの記録を更新する可能性があるのかをじっくり見ていかなければならないと思いますが、2020年の東京オリンピックは7月下旬から8月上旬の開催で、パラリンピックは8月下旬から9月上旬の開催予定になっていますので、期間中に記録更新の可能性も十分に有りえます。

まさか梅雨に入る前にこんな暑くなるデータが出てしまうとは全く思わなかったので、今年の夏は昨年以上に暑さ対策が必要になりそうですね。外で運動や仕事をされる方は細心の注意を図りつつ塩分・水分の補給を考えなければなりませんし、無理をして炎天下で動くことも考えなければならないでしょう。この夏は熱が車の中に籠もりそうな場所での車中泊も危険な事になっていくかも知れないので、これからの季節に車中泊をする場合には例年にも増して様々な点で注意しつつ、気温が下がらない場所での車中泊は避け、無理そうだと感じたら宿泊施設を利用するように予定を変えたりすることも必要かも知れません。とにかく、今年の夏に車内で寝ていて熱中症になるような事には十分注意しながら車での旅を楽しいものにして欲しいと思います。


カテゴリー: 車中泊関連ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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