温泉付きの日帰り・宿泊プラン有の「漫画喫茶」が倉吉にオープン

2019年4月7日に元々は国民宿舎だった鳥取県倉吉市のラジウム泉の温泉、関金温泉「グリーンスコーレせきがね」に26万冊の蔵書を誇る施設がオープンしたということがテレビのニュースになっていました。

テレビのニュースでは、鳥取県選出で漫画好きのお顔もどこか漫画のキャラクターに似ているという一部の声もある自民党の代議士・石破茂氏がインタビューを受けていることだけが印象に残ってしまって詳しい内容については頭に入らなかったので、ネット上でとにかく情報を集めてみたところ、車での旅で休憩および仮眠に併用しても大丈夫そうな施設であることがわかりました。というわけで、その概略をいつか出掛ける機会があれば行ってみたいという想いを込めまして、ここで紹介しようと思います。

今までは公営だった宿泊付きの温泉施設を「古本市場」などを運営する株式会社テイツーが、結婚式場や宴会場などの施設に漫画本を入れることで、「ふるいち関金温泉まんが王国店」として運営することになったということです。和室中心のお部屋が有り、今までと同じような料金大系でも泊まれるのですが、「関金温泉まんが王国」になったことで、まさに漫画喫茶のように利用することが可能になったようなのです。男性入室禁止の女性専用室も用意されているなど、思い切り漫画を読みに行き、疲れたら温泉という事ができます。

http://www.furu1.info/sekigane/

上記リンクを見ていただくと、チェックイン午前10時から午後10時までの最大12時間、ノンアルコールのフリードリンクが付いて温泉入浴込みの料金が税別1,000円という価格で、本当に午前10時から入れば日帰りでも十分漫画を楽しめるようになっています。店内には電子レンジや湯沸かし器があるので、店内で購入できるカップ麺や冷凍食品を自分で作って食べることもできます(当然食堂もあるので、そちらでの食事もできるようです)。ただ、日帰り利用でも持ち込みが可能なのかどうかとか、仮眠を取るスペースがあるのかは現状ではわかりませんでした。宿泊(36時間利用・恐らく最大時間の表現で午前10時から漫画喫茶スペースに入って部屋をチェックアウトした後でも当日の午後10時まで利用可能という意味か?)でも安く利用することができるので、その場合はWebなどから予約が必要です。料金は5,000円からとなっていますが、部屋の内容によって「漫画読み放題・温泉入浴付き・フリードリンク付き」の料金が変わるようです。なお、Wi-Fiはどの部屋からでも利用は可能のようです。

ウェブサイトの内容を見ていくと、「直前割」の格安和室が5,000円(税別)でバス・トイレ無しの部屋のようです。旧館の部屋ではトイレ付きの部屋が6,000円(税別)、新館のトイレ付きの部屋が7,000円(税別)で予約できるようです。これらの場合は食事は付かないので、朝食・夕食がそれぞれ1,000円で提供されるとのことなので、最安で一泊二食付で7,000円程度で温泉と漫画を心ゆくまで楽しむことができるようになります。

私自身は静岡在住なのでなかなか行く機会がないかと思いますが、車中泊の旅の際中にこの辺を通った場合、例えば雨でどこへも行けそうにないし、運転に疲れてきたような場合、ここに日帰りで入り、温泉に入りリラックスをしながら漫画も読み、時間を過ごすような利用の仕方も十分ありそうです。

現在ないサービスの中では、できれば普通の漫画喫茶でもある和室を使わずにフロアで夜明かしのできる「ナイトパック」があれば車中泊に疲れた時に利用できそうですし、それこそ「車中泊プラン」として当日夜に車内で寝ても、翌朝のフリードリンクや入浴が可能なプランがあれば、多くの車中泊愛好者が訪れるようになるかも知れません。

ただ今後この施設が全国的に有名になって宿泊が取りずらくなっても日帰りプランが安くて充実しているということは大きなポイントなので(元々漫画喫茶のノウハウで作られているためでしょう)今後の展開や実際に訪れた方々のレポートにも期待しながら、いつかは訪れてみたい場所としていつかはこのブログで報告したいと思います。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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