月別アーカイブ: 2015年4月

PowerIQ搭載 ANKER 40W 5ポート USBカーチャージャー

 私が車で旅をし始めた頃は、モバイル端末よりノートパソコンをそのまま持って行くことの方が普通でした。昔のPDAやスマートフォンはノートパソコンの代わりにはなり得なかったというのがその理由ですが、そのために用意したのが車のシガーソケットに差し込んで使う家庭用コンセントの差し込み口が付いたACインバーターでした。ものにもよりますが、車のシガーソケットに差し込んで使うタイプは150Wくらいまでの電化製品が使えたので、ノートパソコンを走行中に充電して夜に車の中で使える分を確保して旅先からのネット発信を行なっていたように思います。

 当時にはバイクのバッテリーを流用したポータブルバッテリーをこれも車のシガーソケット経由で充電し、USB出力のできるカーアダプターを差し込んで(当時は出力として12Vのシガーソケットしかないものを使っていました)携帯電話の充電に使ったりしましたが、ノートパソコンの充電をUSB経由で行なうことは難しかったので、大きなセカンドバッテリーにインバーターを付けて使っている人がうらやましい時もありましたが、タブレット端末が実用になり、Windows8.1ののったタブレットがUSB経由で充電できるようになった今、旅先ではUSB出力のあるポータブルバッテリーなり、車のシガーソケットから出力できるUSBアダプターがあればたいがいの用は足ります。

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 今後の車での旅に備えて購入したのが、USB出力が5つあるカーアダプターです。私の場合、カーナビ用途としてスマートフォンを繋ぎ、タブレット端末の充電もしつつ複数あるモバイルバッテリーの充電もしたいと思うとこれくらいの数のコネクタが必要になってくるでしょう。今回購入した第二世代の製品は品質も改良されているようで、安定した充電が車内でできるのは嬉しいですね。今まで多くのUSB出力をシガーソケットから取り出す場合、二股・三股ソケットのそれぞれにアダプターを付けるような方法しかありませんでしたが、この製品だと一つで十分なので、今後ますますUSB端子経由で充電できるものを中心に車中泊用の機材を揃えようと思います(^^)。

スマホは単なる道具であるという認識を

 長野県にある信州大学の入学式で、学長の先生が新入生に対して行なったスピーチが話題になっています。ある意味こうした流れに乗っかって関連することを書くこと自体、ネットの流れに踊らされている気もしますが(^^;)、さまざまな意見にはうなずけるものもそうでないものもあってまとめるのが難しいですね。

 私がまず問題だと思うのが、ネット記事を書きアップする際に、スピーチ全体の趣旨と多少違うところがあっても、どうしても過激なキーワードを入れながら読む人へ印象付けることが行なわれることがあることです。今回もスピーチの中で「スマホやめますか、信大(信州大学)生やめますか」という、まるで「スマホ=覚せい剤」のように、持っているだけで駄目なもののように語られている(もちろん、スマホ依存症の人にとってはその等式は成り立つこともあるので話がややこしいのです(^^;))ので、それをセンセーショナルに報道することによって、賛否両論の意見が飛びかうことになってしまいました。まるで撒き餌に群がる魚のように、とんでもない数の意見がネット上にあふれ、収集がつかないまま最初に発せられた極端なキーワードのみが印象に残るようでは、また同じ騒動が違う人の発言がきっかけになって繰り返されるだけのように思います。

 個人的に思うのは、スマホ否定派の方々が危惧するようなスマホに依存する学生がいたら、学校側が強制的に取り上げ、勉強に集中させることはまず無理だろうということです。スマホの存在によって学業を含む日常生活に影響が出る場合は、アルコール依存症の治療と同じようにカウンセリングによってスマホとの付き合い方を考えていかないと、依存行動はなかなか止まらないでしょう。また、傍から見るといかにもずっとスマホをいじっていて遊んでいるように見えていても、そうではない場合もあります。これは、スマホを単なる勉強の邪魔をするゲームおよびSNS専用機ととらえるか、アプリを入れることでさまざまな用途に使えるマルチデバイスととらえるかによって見方は違ってくるでしょう。

 スマートフォンが日本の社会で一般的になった時期というのは異論があるかも知れませんが、2005年にウィルコムがW-ZERO3を出したことで始まり、2007年にアップルがiPhoneを出して以降に一般化したのではないかと思います。今年大学に入学した世代というのは、中学や高校に入って初めて携帯電話を持ってもいいと言われた際には、いわゆるガラケーオンリーではなく、すでにスマホにする選択肢があったでしょう。中高生がスマホを持ってやることと言えばゲームやSNSなどのコミュニティ、動画の閲覧あたりが主で、それ以外に使いこなすことはなかなか最初のうちは難しいのではないかと思います。だからこそ、冒頭に紹介した大学の入学式での言葉がニュースソースになるのでしょう。個人的には、スマホだけを意図的に取り上げて悪者のように捉えては欲しくないですね。最初から約束としてスマホ禁止の上で学校やクラブの寮に入るような場合は別にして、スマホを使い込んでくうちに自分の頭を使いながらその補助をスマホにやってもらうだけのスキルができれば、一昔前のスマホがなかった頃と比べてできる事は飛躍的に増えます。スマホがあればネットで入手できる情報は瞬時に手に入るわけですから、その点では時間の節約すら可能になるでしょう。

 今回の報道の中で、スマホ否定派の意見に憤慨した方は、逆に今後のスマホの使い方を考えてみることをおすすめします。スマホに単に時間を奪われているような印象を周囲に与えるような使い方は少なくとも人目に付くところでは控え、リアルな生活の中で面白いことをスマホを使って実現できると行動で示してあげれば、スマホに対する偏見を持つ人の認識も変わっていく気がします。そして以前にも書きましたが、スマホ依存症というのは家庭内や会社、学校などで集団生活をしている中で不具合が起こることで問題化されるという、普通の病気とは違った認識のされ方があるということも知っておきましょう。スマホに没頭しすぎたせいで会社や学校に行けなくなったり、家族の仲が悪くなればどうにかしてこの依存症を直してほしいと周りの人が思うでしょうが、全く他人と接触を持たない中で起きている時間ずっとスマホの画面に没頭してゲームにはまっていたとしても、だれにも迷惑を掛けなければ問題は表面に出てきません。しかし、だれからも気に掛けてもらえない中でスマホ依存症が進んでしまえばそれこそ本当の悲劇に繋がります。自分にとって本当に大切なものは何なのか、そんなことも考えながらスマホと付き合っていってほしいと個人的には思います。

Nexus5 でついにAndroid5.1が

 Nexus7(2012)をAndroid5.1にアップグレードしてかなり時間が経ったような気がしますが、同時に使っているNexus5ではしばらくアップデートが降りてきませんでした。しかしようやく、私の個体(旧イー・モバイルで購入した32GBタイプ)で、一昨日の夜にアップデートの通知が入ってきました。

 すぐに差分ファイルをダウンロードしようとして、アップデート案内の表示が出てから次の画面進めようとしたもののなかなか進まなかったので、何らかの不具合があるのかと思いましたが、しばらくするといつの間にかファイルはダウンロードされていて、そのまま無事に完了しました。よく考えてみれば、アップデートファイルが200MB超あるので、画面が止まっていた時でもバックグラウンドでファイルをダウンロードしていたのでしょう。これからアップデートする方は気長に画面が変わるのを待ちましょう。ちなみに、Android5.1の新機能については以下のページに詳しい説明があるので参考にしてください。

http://androidlover.net/android-os/android-5-1-lollipop/android-5-1-lollipop-new-features.html

 実際にアップデートしてみて、今までの動作速度についてストレスを感じることはありませんが、以外と比べて速くなったかというとそこまで変わった感はありません。電池持ちについて、Android5.1で良くなったという口コミがあるようですが、私のNexus5では以前の5.0.1は画面を消して全く一日使わない状態でも帰宅後の電池消費を見ると残り60%程度になっているくらいひどいものでした(設定画面から「バッテリーセーバー」をONにすると劇的に電池消費は抑えられます)。比較のためにとこの文章を書くにあたって、あえて「バッテリーセーバー」をOFFにした状態のままchromecastのリモコンという用途で少々使ってみて、一日終わりで(15時間くらい充電せず)バッテリー残量は30%くらいです。あくまで私の印象ではありますが、アップデートしても「バッテリーセーバー」をONにしなければ電池の消費はNexus5の場合そう変わらないのではないかと思いますね(^^;)。まあ、それでも「バッテリーセーバー」を使えるのはありがたいですが。

 ちなみに、私がスマートフォンとして併用しているauのSHL23はかなり電池持ちが良く、とりたてて設定をいじらなくても、メールやLINEのメッセージを確認してちょっとした調べものをする程度なら、一日終わりの残量が70%を割ることはありません。そうした機種と比べる事自体があまり意味のないことなのかも知れませんが、長い時間充電ができない状況も考えられるので、ノーマルの状態での電池持ちがもう少し何とかならないかなとは思います。ただ、Androidでは5.1.1になると思いますが、さらなるアップデートが予定されているようです。Nexusシリーズの場合、常に最新のOSが提供される傾向がありますので、新しい機能を常に試せるというメリットをNexus5を使っていれば享受できるということもあります。今後のAndroidはどんな進化をしていくのかということについてもNexus5を使いながら確かめていけるといいですね。

防災拠点としてのSA・PA

 ローカルニュースでの情報ですが、静岡県と中日本高速道路が、東名や新東名などのすべてのSA・PAを大きな災害の際に防災拠点として開放することを決めたということです。先日とある新東名のSAで行なわれた避難訓練では、ある程度の人が集まっても数日間は補充なしで過ごせる一次避難地としての利用や、ヘリポートの利用も考えられているとのこと。

 防災拠点といってもなかなかピンと来ないかも知れませんが、一次避難地として使えるので、あれば、高速道路を走っていて災害に出くわした場合、すみやかにSA・PAに避難すればいいので、まずは高速道路走行中の避難先として心得ておいた方がいいでしょう。

 さらに、最近はSA・PAを高速道路上からだけでなく一般道から利用できるようにする方向で作られているところがあります。これは、災害時にも全国から集まった物資を仮置きし、それを周辺の避難所に分けるターミナルとしての利用形態も考えられていいのではないかと思います。もしそういう形で高速道路のSA・PAが使われるなら、一般道からSA・PAに避難する場合は物流を滞らせないように一般道から入るための駐車場を占拠しないような形で利用の制限を受けるかも知れません。

 私がその昔、とあるボランティア団体の支援物資を運びに神戸まで出掛けた時には、直接頼まれたボランティア団体の現地事務局が置かれた被災地の中まで物資を運んだのですが、やはり辿り着くまでが大変でした。今後高速道路のSA・PAだけでなく一般道上の道の駅に防災拠点が置かれるようになったとしたら、大きな車で乗り付ける場所は避難所に直接ではなく、支援団体の拠点地としての役割や、物流センターの機能を持たせられるならSA・PAや道の駅まで持って行き、現地で仕分けして必要な分を避難所に届ける方が効率的です。さらに、被害の大きい場所へやみくもに入らなくても済むわけで、特に震災直後の支援に関して高速道路のSA・PAの役割は大いに期待されるものがあります。

 ただし、問題は当り前のことですが、防災拠点を統括する人たちがどう防災拠点を運営するかというところにあります。今回のニュースは高速道路のSA・PAを防災拠点として活用するための第一歩だと思うので、今後どういう形でSA・PAが活用されていくのかということによって、近くに住んでいる私たちの行動にも影響を及ぼすことになるでしょう。皆さんのところの近くにあるSA・PAでも同様な防災拠点としての活用がはかられるかと思いますので、いざ災害が起こったらどのようにして使われるのかということを把握しておくことが大事になってくるように思われます。こちらのスタンスとしましても、具体的にどこにどんな施設があり、災害時にはどうなるのかといったことは知っておいた方がいいのではないかという気がします。

雨の中の桜見物

 桜の見頃というのはその年の天候によって変わるので、事前にインターネット上にあがっている開花状況を確認してから出掛けられる分、大きな失敗をしなくてすみます。今年は近所にある桜を見るくらいしかできなかったのですが、昨日になってここで行かないと桜の見頃は終わってしまうと思い、雨の天気でしたが無理をして出掛けてきました。

 雨が降っていると足元が悪いので、できれば桜を見るための移動は最少限に抑えたいですし、それでも見に行った満足感のあるところに行きたいという希望もあります。私が結構好きなのが、有名な一本桜を見に行くことで、今回はそうした一本桜の中からまだ見に行ったことのなかった山梨県韮崎市にある、「わに塚の桜」に決めました。

 この桜は樹齢が300年以上というエドヒガンザクラで、テレビなどでも紹介されることが多いのでご存知の方も多いでしょう。とりあえず山梨のネット情報でその位置を特定し、その場所をカーナビに打ち込んで向かいました。

 現地近くになって、なぜか利用していたYahoo!の無料カーナビで示された位置が違っていたようでちょっと迷ったものの、人と車の流れを確認しながら進んでいくと桜の木の看板が見付かったので、静岡市内の自宅から3時間弱で到着しました。

 ネット情報によると駐車場は無料で100台くらいとありましたが、まとまった駐車場ではなくさまざまな場所に点在するように設けられていて、ひとつひとつの駐車場は小さいものでした。それでも、一本桜というのはそばまで出掛けて一通り見たらもう用はないということもあるわけで(桜の周辺には大掛かりな出店などはありませんでした)、ちょうど私の車が入ってきた時に出る車があったのですかさず空きスペースに駐車し、わに塚の桜の元へ勇んで出掛けたのでした。

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 現地に到着した際も雨は降り続いていたので、傘を差しながらの撮影になりました。真っ青な空や山々に映える桜の木は撮影できませんでしたが、それでもこの桜の存在感は素晴らしく、後で見直しても堂々たる姿を残してくれています。木の回りを一周し、写真を撮り終えてその場を後にしたのですが、雨の中、単なる思い付きで出掛けた割に満足度が高かったのは魅力的な一本桜をターゲットにしたからかも知れません。今回のコースの途中には身延山のしだれ桜や、富士川町の大法師公園のさくらまつりもあったのですが、そちらの方を選んだら見に行く前と後にも結構時間がかかったと思うので、今回の選択は良かったのではないかと改めて思いました。雨の中出掛けるのは大変な部分もありますが、花を散らすほどのものでなければ何とか写真も撮れると思いますので、ぜひ皆さんも出掛けてみてくださいね。

「dビデオ」から「dTV」へ ドコモの営業戦略とテレビ放送の行方

 私がchromecastを購入したタイミングに合わせたかのように(^^;)、ドコモのネット動画サービスが4月22日から名称が「dTV」にリニューアルされるというニュースが入ってきました。私自身はドコモの契約があるので、利用しているIDをそのまま使い31日間無料の体験ができるということで、まずはdビデオのサービスを使ってみました。

 使い勝手は普通ですが、まずは音楽ビデオをあれこれ見ている中では、内容によっては画面の粗さが目立つところもありました。それでも、主にファミリー向けのような感じで多くの作品が見られるので、月額料金の500円(税別)は、それほど高くない印象を受けました。これから発表されるであろうリニューアル後の作品の配信状況でそれなりの数の配信が行なわれるなら、単に見るだけと割り切ってそのまま契約してもいいかなと思えます。

 ドコモではdTVのサービス開始に合わせて、テレビに繋げてdTVを見るためのハード、「dTVターミナル」も新たに販売するようです。製品の写真を見ると箱形でリモコンが付いているようなので、chromecastよりテレビで見るためにはいいハードではないかと思えます。ただ、chromecastはドコモのサービスだけでなく、YouTubeなど多岐に渡って対応する動画サービスで使い分けられるので、スマートフォンを使えない家族にdTVを楽しんでもらうのならこのハード導入もありでしょう。逆に言うとスマートフォンの類を使いこなせない人でも専用リモコンがあれば簡単に使えるようにできるわけで、このままの流れでは同様のサービスを提供している携帯電話会社のサービスは何とかしないとドコモと差が開くばかりなのではないかとちょっと心配になります。

 元々テレビというのは誰でも見られるものであるので、あらゆる人にどう見られているを気にしながら作らざるを得ないところがあります。しかし有料でネット配信の動画番組を見ることが一般化すると、限られた人のみが見るという前提で作られた動画配信の番組なら、膨大なコンテンツの中の1つとして、過激な番組が制作可能になり、地上波ではとても流せない内容の番組も配信される可能性も出てきます。むしろそうした方法による発信の方が、これからの社会の中で様々な考え方を持った人の主張を理解するために役に立つかも知れません。

スズキの二輪ユーザー向けアプリ「ツーリングメッセンジャー」について

 2015年の夏に、最初はiOS用のアプリとしてスズキから二輪ユーザー向けとして出る予定の「ツーリングメッセンジャー」(Android版も開発中とのこと)は、スズキのユーザーでなくても使える無料のアプリになるそうです。既に、2015年3月に行なわれた東京モーターショーに参考出品されたということでご存知の方もいるかも知れませんが、四輪による旅行の際にも役立ちそうな機能があったので概要を紹介します。

 アプリの名前だけ読むとナビゲーションアプリのように感じましたが、このアプリはiPhoneに入っている地図と連携して使うもののようです。アプリ上から事前に登録した仲間同士でお互いの位置情報や現状の様子を簡単な操作で発信でき、それをツーリング仲間同士で共有できるので、いちいち電話やSNSで連絡を取り合わなくても、このアプリ上の現在位置を追っていけばいつ誰がどこで何をしているかわかるようになるそうです。例えば、集合場所がわからず迷っている人がいたら、その様子をスマートフォンの画面を追っていけばいいわけで、運転中に操作がなかなかできないできないツーリング中には便利でしょう。車での旅でも運転中にスマートフォンを操作してはダメなわけですから、一人参加のオフラインの行事に参加する人たちが示し合わせて使えば、結構便利になるのではと想像できます。

 あと、アプリの説明を見て今後に向けて面白い機能だと感じたのが、仲間同士でなくても、全国ユーザーが発信した「足あと」コメントを見ることができるということです。これは、ツーリングをされている方にとっては、「ツーリングマップル」の情報コメントのようなものなのだと私は理解していますが、ユーザーの個人的な見解もあるため、ツーリングマップルの情報との違いはあるにしても、極めて生の口コミ情報を移動しながら入手することができるということで、今後に期待が持てる機能です。

 現状での二輪ユーザーというのは減少の傾向があり、そうした状況を打開するためにも、ツーリングを便利にし、多くの人が出掛けられる一つのきっかけとしてこうしたアプリが作られたのだろうと思いますが、ぜひこういうアプリを多くの人が使ってもらいたいものです。

Google Chromecast その2 モバイル環境にchromecastを持ち出す

 主に自宅のテレビでインターネット動画を見るために購入したchromecastですが、本体のあまりの小ささと使いやすさに、私の今の環境ならモバイルでの運用もできるのではないかと思えてきました。というのも、今私の契約しているモバイル回線は、モバイルルーターに入れたSIMカードで、最大3Mbpsで無制限に使えるという触れ込みの「ぷららモバイルLTE定額無制限プラン」なのです。

 ちなみに自宅のネット環境はADSLを無線で飛ばしていて、その速さは2~3Mbpsというのがせいぜいですが、chromecastでの動画視聴は問題なくできます。それなら、時間帯にもよりますが、Wi-Fiなら1~2Mbpsくらいは十分出ますし、製品仕様の中で推奨されている下り速度は標準サイズの動画で1.5Mbpsということで、出先のテレビだけを借りてネットで見られる動画をそこそこの画質で見られるのではないかと思いました。旅行先のホテルや旅館にあるテレビを使って動画を流したり、インターネット環境がないお宅へ行って話題の動画を見せられるのはかなりインパクトがありますし、ビデオプロジェクター+スクリーンとスピーカーを用意する手間と比べると、HDMI入力のあるテレビさえあれば十分なので、実に簡単に持ち運んで使えるのは本当にすごいと思えます。

 今回テストしたケースでは、モバイルルーターのMR03LNでだいたい1.5Mbps程度は出ていて、スマートフォンでYouTubeの動画(標準画質)がスムーズに見られることを確認してからchromecastを接続してみました。接続したテレビは、ハードディスクを接続してその中に録画できるタイプのテレビだったのでHDMI入力端子の他にUSB端子も付いていましたので、ケーブルのみでACアダプタは使わずに本体に電源が入りました。

 MR03LNは画面にWi-Fi接続のためのパスワードを表示させることができるので、そのパスワードを入力してセッティングを完了し、動画を再生してみたら、最初にちょっと動きが止まってあせりましたが、基本的に問題なく通常の動画を再生することができました。周辺のユーザーが多くいて極端にスピードが落ちる状況では厳しいでしょうが、リモコン代わりに使うスマートフォンで動画が再生でき、HDで多少見られなくなる動画があるかも知れないことを理解すれば(HDの推奨速度は3Mbps)chromecastでも大丈夫なのではないかという感じがします。

 テレビに直接接続して使える端末ということで言うと、マウスコンピューターのスティック式のWindoesパソコンが思い浮かびます。しかし、chromecastでもNexus5のように対応する端末で接続させるとスマートフォンの画面に映ったものをそのままテレビに映すこともできますし、プレゼンテーションという面ではコストパフォーマンスが良く、使い方によっては大変便利です。税込み5千円弱で新品が入手できるので、常に持っていてモバイルルーターに紐付けすれば、出先のテレビに差してそのまま使えるようになるので面白いですね。ただ、モバイル環境での利用は、ネットで動画を見るような形になるので、通信環境は無制限のプランで使うことをおすすめします。

Google Chromecast その1 設定と初めての使用

 Googleの出しているネット上の動画をテレビで見ることのできる周辺機器、Chromecastを半ば発作的に入手してしまいました。テレビの画面で見るものは放送の他は録画したものやソフト化されたものを見るものという固定観念がありましたが、この製品はネットに接続して様々な動画を簡単に見ることができるわけで、これも時代の流れかと思うところもあります。

 テレビにネット環境を加えるというと、今までは自宅にある42型のテレビにネット接続用のLANケーブルが差さる端子が付いているので、接続して使うぐらいでした。しかしそれも、時々NHKで放送される双方向通信によるクイズ番組に使うくらいで、テレビをネットに接続して見るメリットが見い出せなくなっていました。

 私の使っているテレビ本体の機能としては、ネットに接続してブラウザを使ったり、アクトビラというサービスから動画をストリーミング再生するような機能もあるのですが、文字の入力をテレビのリモコンを使ってかなりめんどくさい方法で入力をしなければならなかったのがまずは大変でした。また、動画は今使っているスマートフォンでは自宅のADSL程度のスピードでも問題なく再生されるのですが、テレビに有線で接続をしていてもストリーミング再生を試みても、再生途中で止まったりしてしまいます。これは回線の問題というよりもテレビ内部の処理の問題である可能性が高く、スムーズに試聴することが難しいなら、パソコンやタブレット端末の画面で我慢しようかという思考の流れになってしまっていたのでした。そこに登場してきたのがchromecastです。テレビを単に映像を再生することだけに使用し、ネット接続をWi-Fiでしてスマートフォンやパソコン、タブレット端末をchromecastでテレビに映像出力をするためのリモコンのように使って動画をテレビに出すというのは画期的で、見事にテレビでネット動画を見ることができるわけです。。Chromecastに対応する動画サービス(スマートフォン用に対応アプリがある)でないとスムーズに利用できないということはあるのですが、YouTubeやGyao!、ドコモのdビデオなどそこそこ使えて暇つぶしになるサービスがそろってきていますし、何より単体で定価4,200円(税別)と安いのも気に入りました。

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 とりあえず、今の自分のモバイルデバイスの中で使用頻度の低いNexus5と連携させてコントロールすることにしました。Nexus5の場合、Androidアプリ「Chromecast」をインストールした上で設定すると、単に動画サイトのアプリから使えるだけでなく、Nexus5の画面に映ったそのままをテレビ画面に映すこともできます。これだけ小さければ、持ち運んで使うのも簡単でしょう。

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 受信した自宅の無線LANのパスワードを設定するスマートフォンから直接入力すると、上のような画面が出て使用可能になります。多少は設定に苦労するかと思ったのですが私の場合は大丈夫でした。ちなみに、ADSLの3~5Mbpsでも問題なく動画は再生されました。

 今のところは無料のサービスのみで楽しんでいますが、有料のサービスを契約してみるのも一つの方法でしょう。タブレットやスマートフォンで使えるドコモの「dビデオ」ドコモと契約をしていなくてもは月額500円(税別)で使えます。今のテレビ放送に満足できない場合にテレビから直接さまざまなソフトを見られるようになるのはテレビが好きな人にとっては朗報ですし、BSやCSは月額が高くてと思っている方は、このようなサービスを契約してみるのもありでしょう。もちろんdビデオはchromecastのみのサービスではありません。旅先でスマートフォンやタブレットで直接動画を流すこともできるので、お子さんと一緒に車中泊の旅に出たような場合でも、電波の届く範囲なら子ども向けプログラムも充実しているので、DVDをその都度購入するよりも経済的かも知れません。

 もちろん、YouTubeをいろいろ見て回るだけでかなりの動画が見られますし、テレビでもネット動画を特集する番組があったりします。むしろ、大きな画面で楽しめる分、chromecastを購入してからの方がネット動画にはまってしまう可能性も出てきます。個人的には購入して良かったと思えた一品でした。

コンビニのマルチコピー機戦争に注目

 先日新聞を見ていて面白そうなニュースを見付けました。セブン-イレブンでは、富士ゼロックス社製の『マルチコピー機』を2015年4月より全面刷新を開始し、2016年1月末までに導入を完了する予定なのだそうです。

 この、新しいマルチコピー機で何ができるかと言うと、スマートフォンからWi-Fi経由でプリントできる機能、コンビニエンスストア業界初の「はがきプリントサービス」(専用私製はがきを標準搭載)、写真プリントの画質向上など、今までのいったんウェブアクセスをして印刷予約をするパターンからの変更がなされています。これは、ファミリーマート・ローソン・サークルKサンクスに設置されているシャープのマルチコピー機を意識していると思われます。シャープのマルチコピー機が置いてあるコンビにでは、店内で無線LANによる接続で、スマートフォンに入っている写真を送信しプリントアウトできます。個人的にはいちいちネットにアクセスして写真をネット上にアップロードする従来のセブンイレブン方式はめんどくさいというのが正直なところで、その点で別のコンビニを選んでしまうところもありました。

 このニュースで強調されていた機能が「はがきプリントサービス」で、これは自分で撮影した写真が絵はがきになって出力されるということで、コンビニ店内にポストがある店舗だったら、マルチコピー機から出力した私製はがきに切手を貼り、コメントを書いてすぐに出すこともできます。SNSやメール中心にコミュニケーションがシフトしてしまったということはあっても、やはり手書きの絵はがきで旅先からの便りを投函するというのは楽しく、受け取る側にしても喜んでいただけるのではないかと思います。その昔はみやげ物屋さんで絵はがきセットを買って、使わない絵葉書が余ってしまったことを考えると、自分で撮影した写真がそのまま絵はがきになり、無駄が出ないのは嬉しいですね。

 今後、新しいマルチコピー機を使う際には、プリントやスキャンをWi-Fi経由で使えるスマートフォン・タブレット向けアプリ「セブン-イレブン マルチコピー(iOS/Android対応)」が提供されるということで、興味のある方はストアでアプリの提供が行なわれたら早めに入手だけしておくのもいいでしょう。今まではコンビニに置いてあるコピー機は資料のコピーぐらいにしか使わなかった人も多かったと思いますが、今後はさらなるサービス合戦が予想されますので、旅先でコンビニに入ったらマルチコピー機にも注目してみましょう。