月別アーカイブ: 2013年6月

BIC SIM付属のWi2 300を複数の機器で使う

 公衆無線LANサービス「Wi2 300」のエリアは結構いろいろな所にあり、これは旅先でも結構便利に使えそうだと思うのですが、私のように複数の通信端末(パソコンを含む)を持っていると悩むところもあります。

 というのも、BIC SIMのおまけで使えるWi2 300のIDは当然ながら一つだけなので、複数の端末を同時にネット接続させることができません。そういう事情があり、私の持っている端末では自動的にエリアに入った際に接続する設定にはせず、必要に応じて使う端末から操作してログインしています。

R0010377

 しかし、今私が使っているWimax用のルーター「NEC Aterm WM3600R」に公衆無線LANへの接続機能があるというのを思い出しました。Wimaxを使っていない方は、専用品の公衆無線LAN対応のルータもありますので、そちらの導入を検討してみるのもいいでしょう。ただし今回は私の使っているWimaxルータでの相互利用について解説します。

 まずルータ設定のため特定のアドレスをブラウザに入力すると、さらにIDとパスワードを入れて管理画面に入れます(詳しくは説明書かメーカーのホームページ参照)。管理画面の中にある設定項目の中の「公衆無線LAN設定」のところをクリックしましょう。「基本設定」で公衆無線LAN機能を「使用する」にチェックを入れ、公衆無線LANを中心に使う場合は「優先接続先設定」を「公衆無線LANサービス優先」にしておきましょう。そして、もう一項目ある「接続先設定」からWi2 300でサポートされている「BBモバイルポイント」「UQ Wi-Fi」「Wi2 300(プレミアム)」を選んで設定したIDとパスワードを入れれば設定は終了です。これで、公衆無線LANのエリアに入れば信号の強いポイントに合わせてルーターがネット接続してくれるようになります。

 この方式で公衆無線LANを使うメリットとして、普段Wimaxで使っているWi-Fi設定のままでインターネットに接続できるので、公衆無線LANエリアに入る前にWimaxルータを起動しておけば、公衆無線LANのエリアに入ってもアクセスポイントは切り替わらずにスムーズに公衆無線LANからのネット接続を利用できます。

 一度こうした設定をしておきさえすれば、地方や地下などWimaxの電波が届かない場所でも同じ設定で端末を使い続けられるというメリットもあります。特に便利だと思ったのが、ガラケーに無線LAN接能が付いたものやゲーム機など特殊なものでも、いちいち無線LANサービス別に新たな設定を作らなくてもWM3600R経由で接続できるという事です。ただ、公衆無線LANの元回線よりWimaxの方が上下とも早い場合もあるので(^^;)、Wimaxが普通に使える都市部での接続が主なら、最初の「優先接続先設定」を「Wimaxサービス優先」にしておいた方が現実的にはいいかもしれませんね。電波の強度は本体のランプでわかりますので、Wimaxのエリア外へ行く時にもこの設定をしてルーターを持って行くのは有りだと思います。


一眼レフデジタルカメラ PENTAX K-50

 以前、このブログで欲しいものと書きながら今だに購入できていないのが、レンズ交換可能なPENTAXの一眼レフカメラK-30でした。このブログで紹介させていただいたように、次から次へと車中泊用品を買いまくっていたことがその原因だったのですが、PENTAXはそうしている間にも、新たな機種を投入してきました。それがK-50というカメラです。

 モデル的にはK-30より下のエントリークラスという事ですが、誇りと水濡れに強い防塵防滴はそのままですし、単三電池が使える機能は引き続き搭載しています。また、他の機能についてもそれほど大きな違いはありません。その中でも違うところは付属品やキットレンズの違いが主なものであるようです。

 具体的には、K-30は専用のリチウムイオン電池と充電機が付属していたのですが、K-50の方はリチウムイオン電池は付属せず、代わりに単三電池用のホルダーが付いています。このホルダーには単三電池を4本入れて使うようになっています。つまり、単三のエネループをすでにまとまった数持っている方は、K-50を購入した方が追加で単三用ホルダーを買わなくてもいいというメリットがあるという事でしょう。

 また、PENTAXは防塵防滴機能を際だたせるためか、販売するレンズキットにおいても全てのレンズに簡易防滴機能を付けてきました。K-30のレンズキットでは「DA 18-135mm F3.5-5.6 ED 」のレンズにしか簡易防滴が付いていなかったのですが、K-50は「DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR」と「DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR」(K-30のダブルズームキット付属のものはこれとは違い、望遠レンズはDA L 55-300mmF4-5.8 ED になりますので注意)という新しいレンズがキットレンズとして用意されています。個人的には旅先での撮影の場合、望遠より広角が欲しいのでこれらキットレンズでは根本的な不満はあるものの、標準レンズキットでもダブルズームキットでも、ちょっとした雨くらいなら撮影を続けられるようになったのは嬉しいですね。

 ただ、製品の性質上、コストカットのため削られたところも多く、このカメラだけですべてをまかなえるというわけではありません。しかし車でどこへでも出掛けられる旅の場合、単三電池4本で使えるというところに大きなポイントがあります。車のシガーソケットからニッケル水素電池を充電するセットを揃えたり、このブログで何度も紹介している太陽光バネルで充電できるセットを併用すれば、専用のリチウムイオン電池よりも安く、他の車中泊用の品物と共通で使える電池を増やすことにもなり、それは結局旅行中の電池の心配をしなくて済むことにもつながります。さらにカメラ自身の特徴として、海や急な雨になったような天候でも安心して使えるので、今まではカメラを持ち出すのに躊躇する状況でも写真を撮影する楽しみが増えるのではないかと思います。

 これを書いている2013年6月現在の売り出しの価格を見たら、レンズキット7万強、ダブルズームキットでも8万強といったところでした。私もすぐにというわけにはいきませんが、もう少し価格が落ちついてきたらかなり購入意欲をそそられるのではないかと思います。現行機のK-30とともに、K-50の価格動向からも目が離せませんね(^^)。



富士山の世界文化遺産認定とバナジウム水

 富士山が世界文化遺産になる可能性が高い(2013年6月現在)ということで、先日訪れた富士山周辺の観光地はどこもかなりの人であふれていました。山梨県からの帰りに立ち寄った道の駅富士吉田は、駐車場も広くドッグランもあるので入れかわり多くの人たちがおとずれていたのですが、改めてびっくりしたのが天然のバナジウムが入っているという富士山からの湧き水を誰でも無料で汲める水汲み場の混雑具合でした。

 元々私が日常的に飲用する水は、近所のスーパーが提供しているものを利用させてもらっています。4リットルのボトルに水道水を処理したアルカリイオン水を汲んでいるのです。さらに言うなら、私の住んでいる静岡市の安倍川水系というのは、地元の水道局がPRの名目で水道水を缶に詰めたものを配ったりするなど、その水質に自信を持っているようです。私自身としても、普通に飲んでいるので感じないのかも知れませんが、普段使っている水道水をまずいと思ったことはありません。それでもスーパーへ水を汲みに行っているのは、ある程度コストをかけている水道水よりもさらに機械を通して飲みやすくなっているということと、日常的に水を汲みに行く習慣を付けることによって、突然断水になっても最低限の飲料水を確保したいという(ほぼ毎日、翌日のための水を汲みに行くので)目論見があるからです。

 これが、水道水がおいしくないと感じる場所に住んでいる人にとっては、少々事情が違ってくるでしょう。ペットボトルの水をまとめ買いしたり、かなりの長い距離を走っても健康にも良さそうな水を汲みに行き、日常的に飲みたい思われるのかも知れません。上記の道の駅富士吉田の水汲み場でびっくりしたのが、ものすごい数の水用ポリタンクを持参して水汲みを目的に富士吉田までやってくる人の多さでした。最初私は飲食店などの業者の人が集まっているのかと思ったのですが、気になってネット上で調べてみたところ、個人でも毎週とか一月に一回大量の水を飲料水のために汲みに来る人もいるらしい事情がわかってきました。これには、その人たちの水に関するこだわりにはひれ伏すしかなく、さすがに大量の水を汲む人の後ろで待つのもいやだったので、水汲みをしないまま道の駅富士吉田を後にしました。

 ちなみに、私が車に積んでいる水筒は1リットルが2本というのがせいぜいで、逆に18リットルくらいのポリタンクに水を汲んだとしても、飲まないままダメにしてしまうのがおちなので、旅の途中で名水に出会ったとしても、家に帰ってお茶やコーヒーをいただく程度でいいと思っています。しかし、富士吉田の道の駅の水の人気が高いのは、ペットボトルの水の中でも富士山のバナジウムが入っているという謳い文句のミネラルウォーターはどれも結構な値段がするので、ガソリン代と高速代をかけても大量に水を汲みに来た方が安いと考えてのことかも知れません。つまり、バナジウム入りのペットボトル入りミネラルウォーターの価格が普通の天然水より高いからこれだけの人が押しよせるのではないかという側面もあるのかも知れません。

 その後、私は自宅に帰る途中でもう一つの道の駅「道の駅なるさわ」に立ち寄りました。実はこちらの方にもバナジウムを含むという飲料用に消毒された水を汲むことができます。しかし取水口が数箇所ある富士吉田と比べると一箇所しか水汲み場がないので、大量に水を汲みに来る人が押し寄せると大変でしょう。幸いにして私が行った時には水を汲む人の行列はありませんでした。その場にあった注意書きには、ポリタンク1つに給水したら後ろに並び直して下さいとありましたので、大量に水を必要とされている方は富士吉田の方に回っているのかも知れません。私は結局そこで2リットル分の水をいただき、帰宅後にその水でコーヒーをいただきましたが、普段飲んでいるアルカリイオン水と比べて格段に美味しいのかどうか、ちょっとわかりませんでした(^^;)。実際にバナジウム入りのミネラルウォーターを飲み続けることによって健康になったという方には必須のものであるとは思いますが、これから富士山が世界文化遺産になってさらに国内外から人が押しよせる事になると、今と同じような形で自由に水が汲めるのかという事も心配になりますね。人が集まれば集まるほど多くのトラブルが生じるのは仕方がないことではあるものの、それを目的としないで訪れた人でも自由に水を汲んで飲める環境は維持されてほしいものです。


旅先で買ったものは本当に地場産か?

 先日の山梨への「道の駅とよとみ」へのお出掛けは、地元で獲れたとうもろこしが一番の目的でしたが、最近は地元産の農産物直売所としての機能も持っている道の駅ですから、できれば地元の他の農産物や加工品についても買って帰りたいと思うのは自然な流れでしょう。

 今回訪れた、季節的に6月の山梨ということになりますと、とうもろこしの他、さくらんぼや桃も出だしていました。ただ、フルーツ関連ではブドウだけがシーズンから外れてしまっていたのでその味を楽しめなかったのが残念だったのですが、それならブドウの加工品をということでいろいろ見てみました。

 ワインやブドウ果汁あたりが定番のおみやげだろうと思いますが、その他に何かないかと思って見ていると、どこの道の駅にも置いてあったのが「干しブドウ」でした。普通考えると山梨の道の駅で売っているものならワインなどと同じように、山梨県内で栽培されたブドウから作られているのではと思われるでしょう。しかし、こうした場所に置かれているものはもちろん、全国で売られている干しブドウのほとんどは、海外からの輸入品であるということを今回初めて知りました。

 改めて山梨の道の駅に置かれている干しブドウのパッケージで確認したのですが、私が手に取ったものはチリと南アフリカ共和国のものがほとんどでした。国産の干しブドウについては、個別の農園が作っている国産のものもあるそうなのですが、売られている場所も限られているので、山梨でも普通の場所ではなかなか入手がしずらいようです。もしどうしても国産の干しブドウを求めて行かれる方は、事前に調べてから行かれることをおすすめします。

 今回紹介した干しぶどうはかなり特殊な例かも知れませんが、そうでなくても道の駅の農産物直売所を覗いてみると、意外と地場産でないものが並んでいることがあります。生鮮食料品には大きく産地の記載がありますので買う時に見ればわかりますが、加工品についてはきちんとパッケージの裏まで見ないと、販売者が地元でも原材料が違う場合もあります。もちろん、産地が違っているからダメだということはないのですが、いつも地元のスーパーで買っているものと同じようなものをわざわざ旅先で買い込んだのを後で気付くようなことになると落ち込むかも知れませんので、少なくとも購入しようと思うものの素性をよく確かめてから買うようにするくせを付けておくのがいいのではないかと思います。


現地に行かなければ食べられない? 道の駅とよとみ スイートコーン収穫祭2013 レポート

 特別な用がない限り、毎年ついつい出掛けてしまうのが山梨県の道の駅「とよとみ」で6月に開催される「スイートコーン収穫祭」です。昨年も紹介しましたが、前年の天候によって収穫量に変化が出るため、ある程度の傾向と対策がわかってきました。

R0010378

 一応開始時間は午前8時半からになっていますが、その時間を目指して来たとしてもすぐに購入できません。今年はちょうど開始時間くらいに会場にたどり着いたら道の駅の構内から延々と続く購入者の列をたどり、写真のような状態で列に並ぶことになりました。

R0010380

 売り出される品種は「ゴールドラッシュ」で、箱入りは2Lの大きさで12本入り、バラの大きさはLとなります。例年箱またはバラ10本一袋のどちらか(箱とバラの混在も可)を一人2つまでという制限でやっていたのが、今年は例年2万本以上出すところ、天候不順で1万5千本しか出せなかったということで、途中から一人一箱あるいはバラ10本に制限されてしまいました。上の写真のところまで行くのにだいたい一時間ぐらいかかり(^^;)、その後ろを見たら、もう予定数終了という雰囲気でした。恐らく午前10時前後に来たのでは厳しいのではないかと思います。ということになると、気になるのは最初に並んだ人は何時頃からなのかということですが、本部の方の話だと八王子から来たという方が午前6時から並んでいたとのことです。

 ただ、速攻で購入してすぐ帰るというのはいい面があるものの、もう一つのスイートコーン収穫祭の醍醐味を味わえないことにもなりかねないので注意が必要です。というのも、当日用意されるのは朝収穫されたとうもろこしで、購入の列に並んでいる人のところに収穫したものをすぐに茹でた試食用のとうもろこしをふるまってくれるのです。例年は道の駅の構内に試食用のテントがあり、そこまで列が進んだところで試食用のとうもろこしをいただくのですが、今年はコンテナに入れた茹で立てのとうもろこしを購入待ちの列のところまで何度も持ってきてくれるのです。そのおかげで、今回はまるまる一本分相当の試食をさせていただいたのですが、朝穫りのとうもろこしをすぐに茹でて食べられ、しかもそれが無料というのですから夢のような振る舞いなのですね(^^)。

 ご存知の通り、とうもろこしの味というのは時間の経過とともに落ちてしまいます。今回購入したとうもろこしは、その日の夕方には処理して食べてみたものの、朝食べた試食のとうもろこしの味と比べてしまうとやはりちょっと落ちているような感じがしました。そういう意味からも、販売開始の8時半より少し前に会場に着き、試食のとうもろこしを食べながら購入を待つというパターンが毎年のスイートコーン収穫祭を楽しむコツではないかと思います。

 ただ、キャンピングカーを使って現地に行かれる場合、購入したものを車内で調理できるので、すぐにゆでたり皮が付いたまま焼いたりして食べれば最高の味を十分に堪能できるでしょう。こういう時にはすぐ調理できる環境を持っている人が羨ましくなりますね。


リコールは早く受けよう

 車中泊可能な軽自動車として人気があるHONDAのNbox+をはじめとする新しい軽自動車のNシリーズに大規模なリコールの届出がされました。その内容は無段変速機(CVT)に関することでもあり、リコールを受けないまま走らせていると深刻な影響も考えられますので、購入した方はネット上などでリコール対象の車を調べ、対象車の場合は早めに購入店へ連絡し、修理を受けるようにしましょう。

 私自身はホンダの車に乗ってはいませんが、以前知り合いが乗っているホンダ車でリコールが発表された際、たまたま平日に時間が取れたことから代わりにディーラーに持っていった経験があるので、今回はその時の話をしましょう。まず、リコールの内容が記された郵便物が来たらリコール決定になるのですが、修理を受けるためにはまず、郵便物に入っている対応店の中で行きやすい店を選び、そのお店に電話して修理作業の予約を取る必要があります。今回の対象車種は多く台数もかなりの数になるので、ニュースで知ったユーザーが修理に殺到する可能性があります。平日に作業を依頼できず、土日で修理をと思われている方は特に早く連絡をする必要があるでしょう。事によってはネットで調べて自分の車が要対応になっている場合は、通知が来ない段階でも購入時のセールスの方に連絡を取って修理の日程を押さえてもらう方がいいかも知れません。作業の内容によってはその日のうちにできない場合もあるかも知れませんので、その点についても確認しましょう。

 私が車を修理に持っていった時にはお店で待っていてもできるかどうかわからないということで代車を出してもらったものの、その日のうちには修理が完了したという連絡が入り、代車に乗っている時間はわずかでしたが、その際のホンダのディーラーさんの対応はかなり良かったです。ディーラーの方々も自分の責任ではない仕事を次々とこなさなければならないということで大変だとは思いますが、特にホンダが満を持して出したシリーズでもあり、これらの車で夏のレジャーへ出掛けるのを楽しみにしている人も多いでしょう。そんな旅先でリコールの原因になった欠陥が原因の故障が起こってしまったら大変ですから、迅速に多くの車の修理を完了させるように頑張っていただきたいですね。

 今回のリコールはホンダで出ましたが、こうしたリコールは他のメーカーでも常に起こり得ることではないかと思います。特に新技術を初めて搭載したようなものについては、すでに出回っているものよりもその可能性は大きくなります。特にそうした新しい車に乗られている方は、今回のように大々的ではなくても小規模なリコールが出て、ご自宅に通知が届いたらできるだけ早めの対応を取ることをおすすめします。また、少々古い車に乗られている方でも、購入時に名義変更をするタイミングがずれたため、本来やってあるはずのリコール対応が取られていないままの車に乗っている可能性というのは0ではありませんので、気になる方は念のため国土交通省のサイトからご自身の車の情報を入力してみてください(ただし、最新のものについては掲載されていない場合もありますのでご注意を)。


日本通信 IDEOS その24  最低維持費無料のIP電話「IP-Phone SMART」を導入する

 今メインで使っているスマートフォンはIDEOSではないのですが、スマートフォンだけではなく無線モデムやルーターに化け、さらにSIMフリーの携帯電話としても使うことのできるIDEOSはいざという時のためにカバンの中に忍ばせておくにはいい端末です。

 新たに使い始めたBIC SIMを提供しているIIJmioで利用可能なことがアナウンスされていて興味はあったのですが、ついに本格サービスの開始がアナウンスされたので、メインのスマートフォンに無料で050から始まる電話番号を維持することが可能なfusionの「IP-Phone SMART」の登録を行ないました。普通回線や携帯電話にかけると通話料がかかりますが、着信や転送、そして留守番電話(録音したメッセージをメールで通知可能)にも基本料金がかからない仕様はベータサービスの時と変わりません。毎月の維持費がかからず電話番号が持て、留守電や転送が使えるのでウィルコムの電波が圏外の場合にこのサービスに転送して留守電を使おうかなと思って導入しました。

R0010372

 ちなみに、契約にはクレジットカードが必要なのですが、複数の電話番号を取りたい時には別のクレジットカードがいります。幸い私はもう一枚、クレジットカードを持っていたので、もう一つ番号を取ってIDEOSで使えるようにしました。こうして同じサービスで2つ番号を取ると、相互間の通話は無料ということになります。今のところはSIMカードを入れないで自宅のWi-Fi運用にしIDEOSを自宅に置いておき、固定電話のようにして番号を登録したもう一台のスマートフォンからなら無料で24時間通話することを目論んでいます。

 なお、「IP-Phone SMART」が本格サービス開始になるにあたり、iPhone用に専用アプリ「SMARTalk」がリリースされました。通話録音ができる他、アプリを常時起動していなくてもプッシュ通知で着信可能になっているので、かなり魅力的です。残念ながら、Android用は開発中という事なので、私は「CSipSimple」という汎用の通話用アプリをインストールしました。このアプリは「IP-Phone SMART」用の設定が用意されているので、IDとパスワードを入力するだけですぐに使えるようになります(ただし汎用アプリで運用の場合はアプリを起動していないと着信できません)。

 肝心の音質については、WiFi通信のIDEOSとIIJmioの約200kbpsのスマートフォンとで試しましたが、多少の遅延はありましたが、ゆっくり喋れば問題ない程度です。基本的にはメインの通話環境として使うものではないので、この程度でも十分かなと思います。私は通常はアプリを切って留守番電話を使うのが主になると思いますので、通話に利用する機会もそう多くないと思いますし。今回試したようなIIJmioの約200kbpsではなくADSLやWimaxならもう少し良くなるでしょうから、BIC SIMで使えるWi2 300のスポットまで移動して使うというパターンでもそれなりに使えるのではないかと思います。また、先日紹介したようなSIMカードの複数まとめての契約なら、今回の私のような場合でも両方にSIMカードを入れてトランシーバーのように使うことができ、それはそれで便利そうです。

 なお海外旅行に行かれる場合、「IP-Phone SMART」を導入したIDEOSは旅行に持っていくのがおすすめです。現地の空港でプリペイド式のデータ通信カードをIDEOSに入れれば、国やプロバイダーによってはデータネットワークによる音声通信を規制している場合はありますが、それ以外のケースなら日本への通話も国内のように格安で利用可能です。ここはSIMフリーの面目躍如といったところです。

 以前IDEOSを便利に使っていたものの、今ではメイン機を他のものに代えてしまったという方でも、こうしたIP電話機としての利用方法についても検討してみるといろいろ面白い使い方が出てくるだろうと思います。登録は無料なので、使うあてのある方は利用してみてはいかがでしょうか。


BIC SIM 到着 登録レポート

0001

 当初、6月14日からサービス開始という話だったビックカメラが販売するSIM通信カード「BIC SIM」が昨日の6月12日にはもう来てしまいました。私は通販でパッケージを購入したのですが、今後はビックカメラなどの店頭でも販売され、開通まで自分で登録する必要がありますので、今回はそのやり方について紹介します。

0002

 パッケージを開けるとSIMカードと電話番号など登録に必要な番号が書かれたスマートパスが入っています。BIC SIMはIIJmioのサービスを使っているので、パソコンを使ってパッケージに書かれているIIJmioのサイトから開通および契約形態の登録をします。その際、安価に契約を維持したい場合には月額945円の「ミニマムスタートプラン」を選びましょう。なお、IIJmioの会員でない場合は先に会員登録をし、クレジットカードを登録する必要がありますので、連絡のためのメールアドレスとクレジットカードを用意してから登録を行ないましょう。

20130614_150552

 登録が済んだらパッケージ内に記載のある設定をスマートフォンやタブレット端末で行なえば入力の間違いがなければすぐに通信ができるようになります。ただ注意したいのは、この時点で接続を開始すると高速クーポンがONになってしまっているので、すぐに高速通信を使いたくない場合は使い出す前にクーポン使用をOFFにしていた方がいい場合があります。登録したパソコンの画面からでも切り替えができますが、スマートフォン用のクーポン切リ替えアプリ「みおぽん」を使うと頻繁にクーポンの切り替えができて便利です。アプリの設定でIIJmioのIDとパスワードを入れておくとアプリを起動されるだけですぐに手続きができます。ちなみに、月の途中からの加入という事で、私のクーポンの残量は320MBとなっています。

0004

 また、BIC SIMのもう一つの売りである公衆無線LAN「Wi2 300」についても登録の紙が入っています。これは、SIMカードに書かれている番号を入力する事で新しいIDを発行してくれるようになっています。IDを取得しパスワードを入力する事で使えるようになりますので、この手続きも最初にやっておきましょう。

0005

 IIJmioでアナウンスしているクーポン無しの場合は最大200kbpsという事でしたが、試したら200kbps超えの結果が出ました。普段使いでこのくらいのスピードが確保できるなら、あえて高速にしないで必要に応じてアプリから速度を切り替えるような使い方になると思います。外での通信用にスマートフォンにWi2 300用の接続ウィジェットを導入したので、アクセスポイントがあれば簡単にWi-Fi接続ができるのもこのプランの特徴なので、日々の行動の中でWi2 300のエリアを探しつつできるだけクーポンはまとめてとっておくような使い方が私には合っているように思います。今後、さらにすごいサービスが付いたものが出てくるかも知れませんが、個人的にはそれよりも無制限近くまで使い続けられるWimaxの価格が安くなってくれた方がありがたいので、多少興味深いものが出てもこちらのサービスは継続させようと思います。


SONY Tablet P と PRS-T1 を電子書籍で連携しての使い分け

R0010371

 楽天ブロードバンドが提供するスマートフォンに入れて使う通信カード、LTEスタンダードプランを2013年6月末で解約し、新たに同様のサービスBICカメラのBIC SIMを6月中旬から契約する関係上、もう一枚のDTIのSIMカードと合わせて3枚のカードを期間限定ながら当月中は使えるようになったので、最近は持ち出す機会が少なくなっていたSONY Tablet PにDTIの低速通信SIMを差して、Nexus 7と一緒に持ち出すことにしました。

 Nexus 7はきびきび動いて確かに便利ではあるのですが、それ自身にはネット接続ができないというのがネックと言えばネックです。SONY Tablet Pの方は古い機種ながらも、直接SIM方式の通信カード(docomoのもの)を差して使えるので、スマートフォン以上の大きな画面で様々な作業がいつでもできるというのはやはり便利なものです。

 そして、改めて意識はしていなかったのですがSONYの製品ということで、プリインストールされているアプリで電子書籍の閲覧用に使うために持ち歩いていた電子ペーパー式の電子ブックリーダーPRS-T1との連携が取れるのが今さらながら便利です。購入済みの書籍をアプリ上から再度ダウンロードすれば、どちらの端末でも読めるようになるのが嬉しいですね。

 もちろん、他のスマートフォンやタブレット端末でもsony readerのアプリは使えるわけですが、以前も紹介しましたがSONY Tablet Pの形状は二つ折りになっているので、縦に持つとまさに新書本を読んでいるようで周辺にも違和感を与えなくて済みます。電子ペーパー式の専用機と比べると目への負担は大きいですが、ちょっと読むくらいだったら何しろタブレット端末として色々な事ができるわけですから、日常的に持ち歩くものとしては電子ブックリーダーよりもこちらの方が便利に使えます。

 では、電子ブックリーダーの方は使わなくなるかというと、あながちそういうわけでもありません。数分単位の時間潰しというような形の読書ではSONY Tablet Pの方に軍配が上がるかも知れませんが、ずっと使っていると電池の消耗が気になるのでかなり長い時間をつぶさねばならない時には電池持ちがいい電子ブックリーダーの方が安心して使えます。電子ペーパーは紙のように光が当たれば読めますし、目にも優しいので、例えば電車に長時間乗る時だとか、役所や病院でたらい回しにされるのがわかっている場合(^^;)には電子ブックを持って行った方がいいでしょう。スマートフォンと比べてもそれほど目立ちませんし、病院のような電磁波を気にする所ではタブレット端末の使用を断られる場合もあるでしょう。とりあえずこれからは、状況に応じて電子ブックリーダーを持っていくかどうか考えながらTablet Pを出先で使って行こうと思っています。


SIMカード3枚が使える hi-ho LTE typeD アソートコース

 まだ申し込んだばかりで到着していないのですが、私がこれを書いている状況で、ドコモのスマートフォンに差してでーた通信できるBICカメラが販売する「BIC SIM」と、DTIが提供する「ServersMan SIM 3G 100」のサービスを別々に契約していまして、その費用は945円+490円(税およびユニバーサルサービス料をのぞく)で月額約1,500円を支払うことになるのですが、違うアプローチから安い通信サービスを探す方もいるでしょう。

 以前So-netでSIMカードを3枚まで発行できるサービスの事を紹介しましたが、競争原理のおかげか、プロバイダのhi-hoが提供するLTEサービスでそれ以上の価格とクオリティを実現するものが出てきました。

 hi-ho LTE typeD アソートコースは、特定の容量までの高速通信が可能なバンドルチャージが500MBついており、高速通信容量を使い切っても最大200kbpsのスピードとうたわれて価格が月1,480円となっています。これだけならBIC SIMやIIJmioのミニマムスタートプランの方が千円を切っていて安いのですが、hi-hoのプランはSIMカードを最大3枚発行し、別々の端末で使う事が可能になります。一人で使っている場合にはスマートフォンで使いつつ、タブレット端末やモバイルルータに入れて同時に使うことも可能になります。最近ではこれらの中古白ロムも簡単に入手できますので、それほどハード導入の費用もかからないでしょう。家族でスマートフォンを使いたいと思われる場合、3枚のSIMは3台のスマートフォンに差し、別々に使えるという事にもなり、この場合は一人あたりの月額は約500円と、単体での契約では最安のServersMan SIM 3G 100とほぼ同額です。なお、ServersMan SIM 3G 100とhi-hoのカードを通常時のスピードで比較すると、hi-hoの優位性はアナウンスされている最大速度を比べても倍になり、その優位性は明らかなので、3台以上あるスマートフォン・タブレット端末それぞれに挿入して使いたい場合や、家族一人一人にスマートフォンを支給して使わせるという事を家庭で考えられている方については、このプランは実におすすめだと思われます。

 ただし、契約には最低1年という縛りがあるので、一年以内にさらに興味深いサービスが他社から出てきたとしても、違約金を払いたくない場合は1年間我慢しなければなりません。さらに私が考える問題として、最低料金で使うことを前提とすると、携帯電話会社が提供する通信スピードと比べて、バンドルクーポンを使い切った後にスピードが制限されることに家族全員が耐えられるかということがあります。

 これは日進月歩のサービスを使っている宿命として、仕方のないところなのですが、ご家族の、特にお子さんが高速のネット通信に慣れてしまっている場合は、200kbpsというスピードは月額千円以内のサービスの中ではむしろ速いくらいではあるのですが、動画やネットラジオは全く使えないと思った方がいいですし、ネット閲覧でも大きな写真をすぐに表示する事ができません。家庭に光ファイバーのインターネット回線を引いている場合はそのつもりで使っているとバンドルされたダウンロード容量500MBなどすぐに使い切ってしまうでしょう。

 200kbpsでどのくらいのことができるかという事ですが、以上のような理由でパソコンを使ってのネット接続は厳しい場面もあるかも知れません。スマートフォンのような小さい画面での閲覧なら通常のブラウザでもそれほどストレスは感じないと思いますが、やはり大きな画像を表示する場合はストレスがかかる場合があります。元々こういうものだと思っていれば我慢もできるでしょうが、そうした経験がない人が低速の通信を使うと、少々待たされただけでも使えないと思ってしまう可能性が大です。

 私はネット閲覧の低速通信対策として、Wi-Fiが使えない場合は既存のブラウザではなく、Opera miniを使うようにしています。このブラウザは画像などをデータを減らした形で表示してくれるので、同じスピードならより早くページを表示できるようになります。ネットのブラウジングとメール、ショートメッセージの送受信くらいなら200kbpsのスピードでもスマートフォンでなら十分実用になります。さらにお子さんの行動範囲にもよりますが、行動範囲内に無料のWi-Fiサービスを展開するコンビニエンスストアがあり、そこでのWi-Fi接続と併用してもらうようにすれば、SIMカード単体では使えない動画やネットラジオも十分に外で使うことができます。むしろ私は一枚あたりのデータ通信料が500円程度でここまでできるという情報を家族の中で共有することによって、制限された範囲の中でスマートフォンによる通信を楽しみ、浮いたお金を別のことに使うようにした方がはるかに有意義に消費活動ができるのではないかと思います。

 今後、更なる魅力的なSIMカート複数枚プランが登場する可能性もありますが、現状で3台の端末ないし3人のデータ通信を継続的に使う予定があるなら、今使っているスマートフォンの契約内容を見直してもhi-hoのプラン導入の方が安上りになる可能性もあります。今後の他のプロバイダによる新サービスが出てきてもいいように、早めに契約しておいて1年後の状況を楽しみに待つというのも一興ではないでしょうか。