良質な宅急便サービスの継続のために「クロネコメンバーズ」のすすめ

春の労使交渉の中で、ヤマト運輸の労働組合からセールスドライバーのこれ以上のオーバーワークを何とかしてくれといった主張がニュースになり、会社の方でもサービスの抜本的な改定を考えているようです。

ニュースで報道されたのが、時間指定便のうち正午から午後2時指定の便を止めるということと、夜間の時間指定にも変更を加えるなどして従業員の休憩を取れるように来年度を目処に考えているとのことです。ここまで会社を動かしたこうしたオーバーワークによる働き過ぎの問題は、間接的に買い物の多くをネット通販に頼るようになっている私のようなユーザーにも責任があると思っているので、こうした現場の状況がいくらかでも改善し、通販を今後も数多く使えるような方法について以前にも書いたことがありました。

そもそもこうした問題がヤマト運輸という一つの会社に限定して起こっている背景には、通販大手のAmazonの荷物をヤマト運輸が一手に引き受けることにより多くの注文が回ってきて、さらに再配達が増える中で、ヤマト運輸で扱う荷物の中でAmazonの荷物が占める割合がかなりのものになっている現状もあるそうです。

このままではアマゾンから注文する際の送料が値上げされるかも知れませんし、ニュースでは荷物の受入制限なんていう話も出てきています。恐らく何も考えずに今まで通りヤマト運輸に荷物をお願いしているだけでは状況は改善されないと思うので、それに対する個人的な対応によって多少は状況も変わってくるのではないかと思います。

具体的には基本的にはきっちりと配達時間を自分が自宅にいる時間を指定し再配達の手間を掛けさせないということと、それがどうしても無理な場合にはAmazonで発送をお願いする場合、自宅ではない近くの営業所やコンビニで受け取れるように選べるので、配達の手間がかかるコンビニではなく近くの営業所で受け取ることを選ぶようにするということを、以前にブログで書かせていただいたことがありました。

ただ、この方法はAmazonの通販を利用する場合にしか使えませんので、別の通販から購入して、配送業者がヤマト運輸だった場合にも荷物の受け取り場所をコンビニや営業所に指定できる「クロネコメンバーズ」のサービスを併用することで、どうしても自宅で手渡しをしなければならない荷物以外を全て営業所で受け取ることによって、少なくとも私が注文した荷物については配達処点となる営業所から動くことはなくなるので、多少は現場のセールスドライバーの負担を軽減できる可能性が出てきます(ただその分、営業所の人の手間にはなるかも知れませんが(^^;))。

クロネコメンバーズの手続きはネット上で完結しますが、最初の一回だけ通知された書類を直接自宅で受け取ることが必要になります。いったんクロネコメンバーズの会員になってしまえば、登録した住所氏名への荷物の発送がわかった場合、指定されたメールアドレスに通知が来ます。そのメールを受け取った上で、そのまま自宅で受け取るか、時間の指定を再度行なったり近くのコンビニや営業所へ受け取り場所を変更することができるようになります。

ですから、Amazonのように注文時にコンビニや営業所受け取りを選択できない場合でも、変更可能な荷物であれば自由に受け取り場所や時間を変更することができるのです。その際、面白がって何回も変更を入れるようなことをすると現場は混乱するかも知れませんので、その辺は十分に考えた上でそのまま受け取るか受け取り方を変えるかどうかを判断の上、よりよい受け取り方で受け取られるのがいいと思います。

クロネコメンバーズの特典はそれ以外にもあり、多くの荷物を出す人についても送り状を印刷して出してもらったりすることもできます。専用のアプリもありますし、おサイフケータイ付きのスマホなら電子マネーから送料を払うこともできるようになったり、ポイントが付いたりなど、荷物を出す方のメリットは大きいですが、単に荷物を受け取るだけにしか使わない場合でも、スマホから簡単に変更できて現場の混乱を収束できる可能性を持った機能があることを、もっとヤマト運輸さんの方からも告知した方がいいのではないかと思えます。

最初に紹介した今後の物流のあり方に、特に大都市ではない地方在住の多くの人たちが巻き込まれ、利便性において格差ができてしまうと、これからどこを拠点に暮らしていくかというような、今後のライフスタイルをどうするのかという根本的な事にも関わってきてしまいます。今のように全て無料というのは異常な状態かもとは思うので、多少は送料負担はあっても仕方ないとは思うものの、離島以外の地方でも首都圏の利便性をもって欲しいものがきちんと届くようなネットワークが失なわれないように、これからは業者の方々だけではなく、利用者も何とかできるような方法について今後も考えていこうと思っています。

・クロネコメンバーズ
https://cmypage.kuronekoyamato.co.jp/portal/entrance


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