テレビがJリーグと距離を置いて良かったこと

サッカーのプロ1部リーグ、J1は一部の試合を残してあと一節を残すのみとなりました。本日は、今年から契約したインターネット中継のサービス「DAZN」の「Jリーグ ゾーン」というチャンネルで見ていたのですが、地元の清水エスパルスの結果はドラマチックに最悪の状況になってしまいました(^^;)。

この「Jリーグ ゾーン」というチャンネルは、同時刻に始まる試合のうち3試合を「大」「小」「小」という3つの画面に分け、同時刻に進んでいる試合で何か変化があったら(得点が入ったとかチャンスの場面など)に応じて臨機応変に3つのモニターで流す試合を変えながら解説と実況を放り込んでいくという、最終盤の順位・昇格・降格競いがもつれている時には大変有り難い中継方法です。

昨日の試合では、エスパルスは勝ったからといってJ1残留にはならず、対象チームの状況との兼ね合いになるので、状況に変化があればその都度その様子を見せてくれるこのチャンネルは特に贔屓のチームがないような方でも楽しめると思います。

エスパルスは既にJ2に降格が決まった新潟とのホームゲームで、前半に2点を入れて、このまま勝ってくれれば何とかその日のうちに残留が決まると思ったのですが、まさかそこから後半逆転されて負けるとは思いませんでした(^^;)。結果的には本当に、昨日勝っていれば残留が決まったのですが、この結果を受けて最終節では富士山をはさんでお隣の甲府との降格争いとなりました。

勝ち点では甲府と2点しか差がなく、得失点差では甲府の方が分がいいので、甲府が負けや引き分けであれば残留できますが、甲府が勝ち清水が引き分けだと清水が降格になります。ここのところ清水は得点すら取れていなくて、今回ようやく点を入れてやれやれと思っていたら一気に逆転負けということで、恐らく選手達もかなり落ち込んでいるのではないかと思っています。

次節は降格争いでものすごい状況になると思いますが、この辺が他のプロスポーツにはないサッカーだからこその盛り上がりだと言えるでしょう。過去に個人的に感じた同じような状況として、2008年のリーグ戦終了後、同じ静岡県に本拠地を置くジュビロ磐田が当時はまだJ2にいたベガルタ仙台との直接対決で勝てば残留負ければ降格のすさまじい試合をしたことを思い出します(当時はチーム数の関係でホームアンドアウェイ方式での直接の入れ替え戦があったのです)。

この時は本当にぎりぎりで磐田は残留を決めて感激したのですが、逆にあそこで残ったためにその後J2に降格してしまったともいえるので、今となっては何が良かったのかというのは正直なところわかりません。仙台はその後J1昇格を果たし、見事にJ1に定着していますし、少なくともぎりぎりの試合を戦い抜いた経験というのはチームを強くすると信じたいですね。ちなみに、清水はアウェイで神戸と、甲府はホームでその仙台と当たります。

同じプロスポーツである野球のように、連続最下位のシーズンが続いても、そのチームをリーグから追い出せ! というような事は言われないのに対し、サッカーの場合は結果がすべてで、特にプレーオフなどがからむと、一年間の汗と努力がたった一試合の出来不出来で全て決まってしまうということにもなりかねず、厳しさを感じると同時にたとえ降格してもそこから這い上がれるだけの力がなければダメだという当り前の事が応援するサポーターにとってもわかってくるわけです。

とは言っても勝負は時の運というところもあるので、次節は何とか清水がJ1に残れるように応援したいですが、不幸にもJ2に落ちてしまったとしても、それはそれで受け入れるしかないですね。というか、ここしばらくの試合を見ていると、J2でやっていてもプレーオフ圏内に入れるかどうかもわからないような試合をしていますので、あえてJ2で再度もまれる中でJ1に定着できるような本物の力を付けて欲しいと思う気持ちもあります。

そんな時に思うのが、一昨日に世界クラブ選手権への出場を決めた浦和レッズの事です。Jリーグができた時には熱いサポーターの気合いが空回りするように成績が上がらず、J2リーグができて初の降格クラブになってしまいました。

しかし、そこからJ1に一年で復帰してからのJ1やアジアでの活躍については皆さんご存知の通りです。ここまでの変貌を遂げるには単にクラブだけの努力だけではなく、サポーターを含む地域からのサポートがなければ浦和はここまでのビッククラブにはなっていないのではないでしょうか。

ここまで全くサッカーの話ししかしていないので(^^;)、題名に即した事を書かせていただきます。私の入っているDAZNではJ2の昇格プレーオフを含め、J3までの全試合をネット配信してくれますし、さらにモバイルの低速で安定している回線でも見られるのですが、タブレットで見ようとする場合には大きく拡大するとブロックノイズまみれになりますが車や電車で移動中でもそれなりに安定して試合の内容を中継で見ることができます。また日中に見られなくても、贔屓のチームの勝ち負けが気になった場合にはハイライトでも試合の様子をいつでも確認できますので、サッカー好きには見る場所を選ばないで応援できます。

これが、昨年までのCSによる中継が主であったら、テレビだけでなくモバイル環境でも中継を見る場合にはまず自宅のテレビ番組をサーバー経由でアップロードするための機器の調達から考えなければなりません。日本のプロサッカーの置かれた状況はとても厳しく、一昨日行なわれたアジアクラブ選手権の決勝に地元開催で浦和レッズが出ているのに地上波での生中継が行なわれないほどなので、今後もテレビによるJリーグ中継が今よりも手厚く行なわれる事は今後もないであろうと思われます。となると、なおさらネット中継でどの試合もリアルタイムで見られる状況にあるというのは、そんなに悪くないと思います。願わくば、自分の応援しているチームが有終の美を飾ってくれればいいのですが、それは選手の頑張りに期待して待つしかないですね。


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