惜しげもなく使える「銀マット」の効用

私が乗っているホンダフィットは、日常乗っていて唯一気になることがありました。車高が他の車と同じで、その中である程度の空間を確保するために後部座席を倒して荷室を低床にするギミックになっているせいか、運転席と助手席も床の方に沈み込むようになっていて、以前乗っていたワゴンRと正反対に目線が低くなってしまうのに当初戸惑っていたのです。

それだけならいいのですが、ワゴンRに乗っていた時に起こらなかった腰の痛みが気になるようになってきました。これは体全体が沈み込むことで腰に負担がかっていると思い、このままではまずいと、何とかして目線を上げるために席をかさ上げする事を考え、固めのクッションを導入しました。もっともそのクッションの機能はそれだけではなく、いざという時にはカバーから取り出せば救命胴衣になるモンベルの「浮くっしょん」というちょっと変わったクッションです。このクッションを2つ購入し、その2つとも専用カバーに入れて運転席助手席に置くようになったのでした。

この結果、それまでかなりの違和感のあった腰の痛みからは開放され、快適に通勤にドライブに車を利用していたのですが、長く使っているうちに困ったことが起きました。というのも、毎日ずっとクッションの上に座り続けていたせいで、カバーが破れてしまったのでした(^^;)。

今回私にとってラッキーだったのは、単なるクッションでなく登山用品のメーカーであるモンベルが防災用品として店頭で売っている商品であったので、専用カバーについても品切れすることなく近くにあるモンベルの店頭に置かれていたことです。ロングセラーのいいものを購入する利点というのはこんなところにもあるのだなと思う反面、今後長く座り続けてもカバーが破れないように、このクッションの上にもう一枚何か敷く方が良くないか? とも思いました。

まず試したのは、100円ショップに置いてある安物のクッションでしたが、この種のクッションは毎日酷使しているとやはりほつれてきたりすることが顕著のため、すぐにゴミになってしまいました。よく考えずに買ってきて導入することでゴミを増やしたという点については作った方には本当に申し訳なく思います。

そうなると、もっとしっかりした車用のものを使おうかなと思いつつ、とりあえずそれまでのつなぎにと思って置いてみたのが写真の銀マットを切ったものです。写真のものは微妙に湾曲があるなどきっちりと切られていない事がわかると思いますが、これは今の前の車、ワゴンRの窓を塞いで車中泊用の目かくしにするために切った銀マットを捨てずに残しておいたものです。銀の方を下にして上に座ると、これ自体は体に触れるものでもあるのでそう不快な感じはしませんし、それほど厚くもないのでクッションだけの場合と比べてもそれほどの違いは感じませんでした。

さらに、改めて思ったのが、車を降りる時の快適さです。銀マットの表面(青い方)はかなり滑るので、車から降りるために腰を上げなくてもくるっとドアの方に向けて回ることができ、勢いでそのまま外に出られるという感じになります。体への負担ということでいうと、クッションも何もない場合、私のホンダ・フィットでは体に力を入れと起きなくてはなりませんが、クッションと銀マットとの合わせ技でそうした苦労は全くなく、年配の方が車を降りる時にはかなり楽になるのではないかと思いました。

さらに、意外とこの銀マットは酷使に耐えられるようで、数ヶ月ほど経ちましたが今だに大きな傷みもありません。もっとも、銀マット自体が安いですし、私の手元にはまだ同じくらいの大きさの窓枠にはめるために切った銀マットが残っていますので、当分は出費をすることなく銀マットを運転席用として使えます。

今後、夏の暑さでベタベタになるような事もあるかも知れませんが、シーズンごとに交換してもいいですし、使わない時はクッションの下に潜り込ませておけばわからないので、状況によって使わなくてもいいわけです。大したことないような話を今回してしまいましたが、毎日車に乗っている身としては、いかに違和感なく運転し続けることができるのかというのが大事なので、今回は今まであえて人に言うまでもなく使っていたことを書こうと思ったのは、実はこんな小さなことでも一つの知恵として共有することで役に立つかもと気付いたからでした(^^)。

私が車中泊のブログを始めた頃には、銀マットは窓にはめ込んで使うものとしての認識が強く、車中泊用マットとしては銀マットからアップグレードすることしか考えていませんでしたが、本体が安くて気軽に切って使える敷居の低さは、他の事にも流用が可能ではないかとも思えてきました。また折に触れて新しい銀マットの利用法についても考えてみたいものです。


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