2017年の12月23日にオープンした静岡県側の「富士山世界遺産センター」に行ってきました。ちなみに、山梨県には同じ「富士山世界遺産センター」はすでにありますので、遅れてのオープンになっています。
建物は、これで倒れないの? と思うほど不安定に思えるかも知れませんが、外側がガラス張りになっていて、展示スペースは主に木の中にあります。入場料は大人300円で、大学生以下と70才以上は無料とかなり無料で見られる範囲は広いです。詳しいことについては公式ページをリンクさせておくので、興味のある方はご覧になって下さい。
肝心の展示内容については、貴重な富士山についての資料があるというわけではなく、世界遺産センターがこの形になったこととの関係があるように思います。木の建物の中は螺旋状のスロープになっていまして、屋上に向かって登っていくのですが中の壁にビデオプロジェクターで富士山から見える風景を映していて、スロープを登っていくうちに平地から五合目、八合目と進んで頂上へ至る模擬登山ができるようになっています。
ちょっと写真が見にくいかも知れませんが、建物の回りを回りながら登っていく様子を写してみたのですが、かなりの人達が訪れていました。ただ、この世界遺産センターは登り切った後にも楽しみがあるので、その先も見えないとつまらないかも知れません。
それが、本物の富士山が見える屋上展望台なのです。今回は、地元であることもあり冬の富士山がくっきり見えていることを確認してから出発したので、この写真が撮れることは半ば折り込み済みでもあったのですが、もし行かれる場合はその日の静岡県富士宮市周辺の天気および、ライブカメラを使って富士山が見える時に行かないと損をした気分になるかも知れません。
車は市営の神田川観光駐車場に入れましたが、私が入ったのが午前9時半くらいで余裕で入れましたが、お昼前くらいだと満車で入れないくらいでした。料金は3時間まで200円とかなり良心的なので、私は世界遺産センターを見た後には隣りにある富士宮浅間神社にお参りに行っても十分で、その後富士宮やきそばを食べても時間的には十分余裕があるのではないかと思います。
今回は静岡にある富士山世界遺産センターに行ったので、次には山梨県の方の施設に行きたいと思っているのですが、それはまたの機会にします。