私自身、マイボトルを持っていく場合中にはお茶やスポーツドリンクを直接入れず、キンキンに冷やした水をそのまま飲むか、お湯を入れていってお茶やコーヒーを作るかという感じです。ただ、夏の暑さの中で水分補給をする場合、単なる水ではミネラル分が摂れないですし、かといって粉末タイプのスポーツドリンクを持って行っても、飲みすぎると糖分の摂り過ぎになってしまわないか心配になります。
先日健康診断を受けた時に、お医者さんから水分補給に麦茶を勧められました。水出しの麦茶は安く売っていますし、1リットルのナルゲンボトルに紙パックを入れて冷蔵庫で冷やせば、簡単に麦茶を作ることができますが、マイボトルにそうして作った麦茶を入れると匂いがボトルに付いたり洗わずそのままにしていると悲惨なことになります。
それでも、日常使いなら麦茶専用のボトルを使えばいいと思いますが、旅先でなかなか普段通りに行かない場合もあるので、旅行用にと購入したのが今回紹介するパウダータイプの麦茶「さらさら健康ミネラル麦茶」です。
麦茶なので当然カフェインは入ってなくて、誰でも安心してミネラルを補給できます。パウダーはかなり細かくて、キンキンに冷やした水にも簡単に溶けるので、かなり使いやすい印象です。また、アイスだけでなくホットでもおいしいので、車や列車で冷房が効いている中で熱い飲み物が飲みたい場合、マイボトルにお湯を入れてくるのが前提になりますが、どちらのタイプでもいただけます。
分量の目安はティースプーンに軽く一杯という0.8gで100ccの水かお湯で溶いていただくぐらいがちょうどいいようです。私が購入したのは40グラムのパッケージですが100ccを一杯とすると約50杯いただけます。価格はこれで400円ちょっとと単価的には紙パックの麦茶と比べると高いですが、ペットボトルの麦茶と比べると自分の飲みたい分だけ飲め、残りはボトルに水として置いておけるので何かと便利です。
というのも、水というのは飲み物として役立つだけでなく手を洗ったり転んでしまってキズができた場合にも体についた汚れを洗い流すことができます。さらに、あまりの暑さに水を顔に掛けたりもできるので、旅先のスーパーで大きめの水ぼとるの形で手に入れ、1リットルのマイボトルあたりに移して使えば、いつでもおいしい麦茶がいただけます。
マイボトルにお湯が入っている時は、コップの付いているマイボトルで熱々の麦茶をいただくのもいいと思いますが、冷たい麦茶をいただきたい時には、ちょっと手の込んだやり方を私はします。
写真のボトルはタイガーの「無重力シリーズ」の200mlの小さいボトルですが、タイガーのボトルはフッ素加工していないので割とラフに洗うことができることから、旅先には空の状態で持って行って、コンビニのコーヒーを移し替えて飲んだりすることが多いのですが、このボトルの中に麦茶のパウダーをティースプーン2杯入れていっぱいまで冷水を入れ、蓋をしてから振ると本当に普通の冷たい麦茶が完成します。飲む直前に作った方がいいと思いますが、一気に飲まないで喉が渇く前に少しずつ水分補給するにはなかなか便利だと思います。
アイスとホットで何度もいただき、実際に旅行に持っていく場合に気を付けたいことは、この麦茶は冷たい水でも簡単に溶けるようなかなり細かいパウダーになっているので、乾いたティースプーンですくっても細かいパウダーがティースプーンの表面に付いてしまうことが起こります。乾拭きの場合はなかなか取れないので、そのままスプーンでかき混ぜてティシュなどで拭き取るようにした方がスマートに使えると思います。
さらにこの製品はどのスーパーでも売っているものではないので、現地でも買えるだろうと思わず、地元のスーパーを回ったり通販を利用したりして入手してから出掛けるのが無難だと思います。