無人コンビニは普段買いにくい物が買えるメリットも

深夜のコンビニのバイトというのは仕事自体が大変ということだけでなく、強盗の標的になるというリスクもあります。あまりに日常の生活パターンからかけ離れた勤務だけになかなかシフトで入ってくれる人がなく、オーナーが仕方なくシフトに入って体も心も消耗していくという状況もあります。

そんな問題を一挙に解決してくれそうなのが、ローソンが首都圏の一部の店舗で深夜のみという限定で始める「無人店舗化」への取り組みです。先日テレビのニュースで入店から決済をして退店までの流れを見ましたが、スマホに専用アプリを導入している人以外は利用できないということで、サービス開始時に混乱はあるかも知れませんが、スマホの扱いに慣れた人ならそれほど買い物が難しいこともありませんので、主に繁華街で他にも深夜営業のコンビニ(有人店)があるところだったら地方都市でも十分に商売としては成り立つのではないかと思います。

まず、入口でアプリを起動した時に出たバーコードかQRコードを入口のセンサーに読み込ませることでドアを開け、商品を購入する場合は商品に付いたバーコードをスマホのカメラで撮影することによってアプリ内のカートに追加されます。インターネット通販と同じように、画面の操作で商品を削除して戻すことも可能になっています。購入する品物が決まったらレジにあるタブレットにスマホをかざして「LINE PAY」などの電子マネーによる決済を行なえば完了になります。

無人とはいっても裏には人が詰めていて、商品をかごに入れたものの精算しないで強行突破をしたり、スマホアプリの扱い方が良くわからない人がいた場合には裏から出てきて機械ではできない仕事をやるようになっています。

そうしてみると、この店舗というのは同じ店員のいない店舗としては早くから営業を行なっているセルフスタンドの中でも車を整備したりする人のいない店舗と同じような感じで営業をするという感じになるでしょう。同じバイトで出るにしても、いつどこで誰が見ているかわからない中でレジに立ったり品出しを行なっているよりも、少なくとも外からの監視がない状態でモニターを見たり、警告が出た時のみに出るだけなので、人も少なく済み集まりやすいと言えるのではないかと思います。

さらに、利用する側にとってもお店が無人であるということは、それなりのメリットを感じる方も多いかと思います。普通にレジを通す場合にはとても恥ずかしくて買えないというような精神状態の方でもゆっくり自分のペースで買い物ができるという事は、これまでになかったことですし、有名人が自分の行動をばらされることがないというメリットもあります。

先日、テレビのバラエティ番組を見ていたら、テレビにも良く出ているコントを主にやる方々のメンバーが名指しされ、自分がバイトしているコンビニに来て、いつも20円引きになった菓子パンを買っているとバラされていました(^^;)。これは恐らく、名前の挙がった有名人がお笑い芸人であったことから、放送前に本人に確認を取ってそのまま流された方が今後テレビでいじられる事を考えるとテレビ的に「おいしい」という判断の元で出た話だと思いますのでここで紹介しましたが、ツイッターなどではそうした確認など全くない状態の中ですぐ、自分のバイト先に芸能人の誰が来てこんなものを買って帰ったというように、その人の個人情報を平気でばらしてしまうバイトの人のツイッターが炎上するような事も多く起こっています。

このシステムの中でも裏でモニターを見ているバイトの人から情報が流出するリスクはあるかも知れませんが、そこはあくまでモニター越しなので、本当に本人なのかというのはわからないですし、いろんな事情で人のいる時間に誰とも合わないで買い物をしたいという人や物のニーズは結構あると思います。今後無人店舗の売れすじを見ていく中で、買い物を深夜にしに行く人たちの本音が見えてしまうのではないかという恐さはあるものの、今後はもしかしたらどうしても対面でレジを通して買えないものをすぐに手に入れるため、地方からでも無人店舗まで遠征するような人も出てくるのではないかと密かに思っています(^^;)。


スポンサーリンク

コメントを残す