LINEモバイル ソフトバンク回線の低速回線状況

先日ふと気付いたら、今月から利用を開始したLINEモバイルのソフトバンク回線に付いてきた1GBの高速クーポンを使い切ってしまっていました(^^;)。恐らくWi-Fiにつないでいるつもりで色々やってしまった結果だと思うのですが、ほとんど意識して高速通信を行なってこなかったので、たまたま昨日外でアプリをダウンロードしようとしてそのあまりの遅さに、これは高速クーポンを使い切ってしまったかも知れないと思ったのでした。

ただ、そうした状況というのもあったらあったで必要な情報を取れるもので、今回気になったのはLINEモバイルのソフトバンク回線で、低速になってしまった場合、正直どのくらいのスピードが出ているのかということです。

基本的には、MVNOの低速というのは最大でも200kbpsくらいになると言われていますが、会社によってはかなりの違いがあります。ドコモ回線では低速でも200kbpsをオーバーするスピードが出ると言われるところにOCNモバイルONEがあり、auではUQモバイルの一部のプランでは低速回線の設定自体が300kbps以上になっていたり、大手キャリアと関係のあるMVNOでは速度に優遇があるのではないかという話があります。

その点で言うと、LINEモバイルはソフトバンクモバイルと提携しており、ソフトバンク回線で高速クーポンを使い切った場合にどのくらいのスピードが出るのか? という興味は常々持っていたのですが、はからずも高速クーポンを使い切ってしまったことから、今回実際にスピードを測ることができました。

実際にアプリの「SpeedTest」を利用して測定したダウンロード速度はだいたい140kbps~190kbpsというところでおせじにも早くはありませんでした(^^;)。ただ、外でダウンロードしたアプリについては遅いながらも途中で止まることなくきちんと最後までアプリをダウンロードしてインストールまでできました。また、YouTubeの動画については最低画質で見るならぎりぎり見られるくらいのレベルになっているので、中の上といった感じでしょうか(^^;)。

このくらい使えるなら、早めに高速クーポンを使い切ったとしても、音楽やネットラジオ聴取用に十分使えるレベルになっています。そうは言っても過信は禁物で、サクサクはネットを見られないくらいのスピードであることは言えると思いますので、利用には注意が必要になるでしょう。

ちなみに、LINEモバイルの仕組みというのは先述のOCNモバイルONEやUQモバイルと違って、特定のアプリを使う分には高速クーポンが減らないことがあり、用途を限定することで少ない高速クーポンでも残しながら使うことができる半面、低速回線への自由な切り替えはできないため、今回のように高速クーポンをまるまる使い切ってしまわない限りは低速回線のスピードを測ることはできないという不自由さも合わせ持っています。どちらの方式がいいのかというのは議論があるかと思いますが、高速クーポンを使い切っても私の契約しているLINEモバイルのデータプランの場合、LINEについては高速通信で利用ができるので、コミュニケーションを主目的に使い、他の利用は低速で我慢できるなら十分使えるSIMであるということは言えると思います。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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