デジタル化した「チェキ」instax SQUARE SQ 10

「チェキ」と言えば、本体だけで専用フィルムにプリントできるインスタントカメラとして大人気が今も続いています。そんな中、私が知っている限りは「プリンカムPR21」以来という、本体でチェキフィルムをプリントでき、さらにデジカメとしても使える「instax SQUARE SQ 10」になります。

カメラとしての基本スペックは4分の1インチCOMOSで1920×1920、ズームもなく拡大はデジタルズームだけといわゆる現行のコンデジや、普通のスマホのカメラと比べてもお話にならない性能と言えるわけですが、これをプリントやインスタグラムにアップするものと限定して使うなら話は別です。インスタグラムでは最近になって長方形のサイズの写真にも対応していますが、以前は普通に撮ったスマホやデジカメの画像を正方形にトリミングする必要がありました。しかしこれならトリミングする必要もなく画面いっぱいに対象物を写すことができますので、すでにインスタグラムを中心に使っている人なら違和感なく使えます。

さらに、プリントするフィルムも新たに作られた正方形の62mm×62mm(800×800ピクセル)に出力するものがセットになっていますので、フィルム代はかかりますが、人にも気軽にプリントされた写真をあげることができます。今回の製品はさらに、撮影した写真をカメラ内部で加工したものをプリントしたりすることもできますので、個人的にはようやく使えるチェキが出てきたかという感じがします。

価格はオープンですが、発売前の値付けは3万円前後といったところなので、チェキを使っている中高校生ユーザーがこぞって購入するのかどうかというところが気がかりではあります。過去の「プリンカムPR21」も売り出しは高過ぎで売れず、材庫処分の捨て値で店頭に出てから売れたという事がありました。私もその状況の中で安くなった中古を買ったのですが、新しいチェキもデジカメとしての基本性能はそんなに良くはないものの、やはり撮影前の画像を液晶画面で確認しながら撮れるということとオートフォーカスやプログラム露出など、今までのチェキではあり得なかった事ができる事をどう考えるかということ、出力サイズが正方形になる事をどう考えるかなどというのが購入するかどうかのカギになるような気がします。

また、富士フィルムのコンデジを使っていた人にとっての朗報があります。電池は専用電池ながら型番が「NP-50」で、本体充電が可能です。この「NP-50」はFinePixシリーズで多く採用されていた電池なので、充電器および電池だけを流用して予備電池と充電器を一緒に置き、チェキのプリンター代わりとして使うのも面白いかも知れません。

車で気ままに旅行していて、現地の人と知り合う機会があった場合、相手がスマホを持っていればデータの移動は難しくありませんが、現代であっても直接写真をプリントして一筆書いて渡すというのも相手から感謝されることも多いですし、物欲をくすぐられます。単にデジカメの写真を出力するだけならデジタルプリンターを別に購入する方がいいのかも知れませんが、撮影してすぐプリントのできるSQ 10の方が楽ですし使って楽しいものになると思います。

もし今後に向けて興味があるような元・富士フィルムコンデジ利用者の方がいらしたら、使わずにしまっておいたコンデジがあるかも知れないと思った方は、まずは富士フィルムのコンデジに充電池NP-50が採用されているかを確認し、改めて電池と充電器を探してみて、電池がそれなりに使えるのかという点を確認してみてから購入の算段をするというのもいいかも知れませんね(^^)。


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