Gooメールの「雨降り予告」機能を活用する

 以前のエントリーで書いた指定したエリアに雨が降る予報が出た時点でメールによる通知が行なわれるサービス「月形半平太」メールは2013年7月末で終了してしまいました。先日のエントリーで紹介した別の降雨予想サービスはメールが全く配信されてこないので、他の方法も模索しています。雨が降る前に教えてくれるサービスが無料でアドレスを作ることのできる「Gooメール」であるので、携帯電話のメールでは無理でも、うまくスマートフォンで利用できないか考えてみました。

 この雨降り予告の機能は、午前7時から午後9時までの間に指定したエリアで60分以内に雨(ゲリラ豪雨を含む)が降る可能性がある場合にメールで通知してくれます。ただ、当然ながらGooメールの中でのサービスなので、何らかの対策をする必要があります。

 スマートフォンでGooメールを快適に使うため、専用のウィジェットがアンドロイドのスマートフォン用に用意されています。メールが届いたらウィジェットにメールが来たことが表示されるのでそれを受けてブラウザを開いて見に行くという方法です。ただ、ウィジェットは常にバックグラウンドで動き、電池の消費にも影響があります。また、iPhone用にはこうしたものは用意されていません。

 となると別の方法として考えられるのが、Gooメールから携帯メールやGmailへの転送なのですが、Gooメールを別のアドレスに転送するためには有料の会員登録「gooメールアドバンス」が必要になります。ただ、無料でGooメールが到着したことを通知してくれるサービスはあります。それが「新着通知」です。

 このサービスではメールの内容はわかりませんが、誰がどんな題名のメールを送ってくれたかわかるようになっています。携帯電話のメール機能のみでは不満の残るサービスではありますが、スマートフォンで新着通知を受ければ、そのメールにはGooメールへのリンクも記載されていますのでそのままリンクをクリックしてブラウザからwebメールの形で見ることができます。無料メール会員は長期間アクセスがないとアドレスを凍結されてしまいますが、「新着通知」から「Webメール」という流れならその都度アクセスし、不要なメールも手動ではありますが削除できます。雨予報をしてくれるエリアは市町村の範囲よりなお狭い町名レベルで可能で、5箇所まで設定できるので旅行先の住所さえわかれば、その地点を登録しておき周辺の雨予報をリアルタイムで入手できます。月形半平太メールは今から雨が降るという通知だけでしたが、Gooメールの方は時間ごとにどのくらいの雨が降るのかという事を知らせてくれるので、メールの質としてはこちらの方が高いと思います。

 ただ残念なのはこのサービスは、最初に書いたように24時間のサービスではないので、主に日中が中心となります。車中泊をしていて気になるのは夜から深夜にかけての情報だろうと思いますが、ラジオからの情報や、Yahoo!が提供するスマートフォン用アプリ「防災速報」などもスマートフォンに入れておけば、生命の危険がある気象情報を含む災害情報(地震・津波・電力使用状況・放射線量のアナウンスに対応がGPSで入手した現在地周辺でもリアルタイムにプッシュ通知されますので、旅先では心強いですね。こうしてさまざまなサービスを見ていくと、やはりスマートフォンでの利便性を考えてさまざまなサービスが出てきているようです。ただ、これらのサービスは白ロムのスマートフォンやタブレット端末が入手できれば利用できますので、賢く使わせてもらうのがいいような気がします。


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