次世代ガラケーへのアプローチ

携帯電話の将来について考えた場合、今もガラケーからスマートフォンへの乗り換えが言われている中、このままガラケーはどうなってしまうのだろうかというのが気にかかります。個人的にもあと2ヶ月で今使っているガラケーの更新月が来るので、真剣に今後のガラケーの動向を見ていく必要を感じています。

最近「ガラホ」という言葉で紹介される従来のガラケー用OSでなく、スマートフォンでお馴染みのAndroid OSを入れた端末が、将来にもガラケーが存続するためのカギをにぎっていると言われています。開発する際にもスマホとOSが同じなので、流用がしやすいということなのですが、この「ガラホ」にも2つの系統の端末があるのをご存知でしょうか。

まずは、ガラホという言葉を一般化したと言われるauの端末の傾向を紹介します。以前にも紹介した事があるかも知れませんが、ガラケーのように使えながら、LINEなど多くの人が使うアプリが本体から使えるようになっていたり、今までのガラケーでネットを接続するために使ったezwebを使わなくても、Wi-Fiからネットに直接接続するというスマホでは当り前のことがガラケーのような形をしたガラホででき、カメラはもちろんワンセグやおサイフケータイもある高性能ガラケーを髣髴とさせる多機能な端末を出してきています。ただ今後、LINEが多くの人が使うアプリケーションアプリでなくなった場合、LINEがプリインストールされている現在のauのガラホは使えないアプリを削除できないわけで、長期的に便利に使うためには常に新しい端末が必要になってきます。問題はこの種のガラホがずっと作り続けられるかということでしょう。

同じガラホでも、ドコモが出しているOSがAndroidのガラホはauのアプローチとは違っています。機種によってカメラやネット接続は使えるようになっているものの、好きなアプリを導入することはできず、本体によるテザリングやWi-Fiを使ってインターネット接続を利用することもできなくなっています(つまりauのガラホではデータプランを契約すればテザリングまでできてしまうということです)。これは、きわめてベーシックな通話・メール・ネットの機能だけを汎用OSであるAndroidを使って実現したもので、使う方にはガラホである必要性はないかも知れませんが、使い勝手を常に進化させたりセキュリティの強化がOSレベルで計れるため、手間を掛けないでも製品を提供できる事がメリットになっています。

ドコモのガラホの中ではSH-03Hというビジネス仕様のガラホがあるのですが、このガラホはワンセグはもちろん、カメラも付いていません。ガラケーの本分を通話と少々のメールとみて、必要最低限の機能しか付けないガラホということで、カメラ付き端末が持ち込めない場所で使うにはこうしたものを選ぶしかありません。さらに、機能を絞ることで長時間充電しなくても使い続けられるというメリットも有ります。他のガラホと言われるドコモが出しているガラケー型の端末でもスタンダードなガラケーといった感じのものになっていて、LINEや、機種によってはtwitterやfacebookのアプリがプリインストールされているなどの特徴はあるものの、iモードやおサイフケータイも使えなくなっていて、せっかくAndroid OSが入っていてもかなり制限を付けられていると感じるものになっています。

同じAndroid OSを使ったガラホというくくりでも、auとドコモではこれだけの違いがあるというのにもびっくりですが、ガラケーで色々なことをやりたいと思っている方がauのガラホは面白そうだからドコモのガラホでも同じことができるだろうと思ってドコモのガラホを買ってしまったらかなり失望することになると思いますので、購入する前にしっかりと機能の確認をした上で購入されることをおすすめします。

今後のガラケーを見ていく中で、もう一つのポイントは、通話に使う電波が3Gなのか、4Gと言われるLTEが使えるVoLTEが使えるかということがあります。auのガラホは機種によってはVoLTEが使えますが、その場合は逆に3Gでの通信ができないようになっています。山の中などで圏外になる可能性が上がるので、自分の行動範囲によっては選ぶと使えないエリアが増える危険があるので、そこは注意して下さい。ドコモでは3Gのみでの通信しかできない端末しか現状ではないので、今後3G/LTEの両方が使えVoLTEも使える端末が出てくれば魅力的ですが、将来的には停波も噂されている3Gしか使えないというものだとこれから購入して長く使うというわけには行かないでしょう。

どっちもどっちという結果になり、さらに迷ってしまいそうなガラケー選びではありますが(^^;)、ギリギリまで新しい端末が出ないということも考えつつ、また、更新月の翌月あたりにすごい端末が出た時に備え、一時的にAEON MOBILEに避難するという裏技を使う事も視野に入れながら(AEON MOBILEでは音声プランでも早期解約時の負担が少ないのです)どちらのガラホがいいかという事については継続して考えていきたいと思っています。


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