焦ったらまず停まろう 急発進事故を大きくしないために

この文章を書いている2016年11月に入って、全く同じような80代のドライバーが車を暴走させて人をはねてしまう事故が頻発しています。単純にアクセルとブレーキを間違えるだけではなく、車内で無理な姿勢を取ったことで、勢い良く足がアクセルを踏んでしまうケースもあるのかも知れませんが、私が以前聞いた話で、大きな事故を起こさないためだけではなく、自動車保険を使用する場合に気を付けておいた方がいいと言われたことがあります。特に旅行中など普段の環境とは違うところでは、運転に慣れている人でも事故を起こす可能性もなくはないと思いますし、その時に慌てないよう今回は「その場での複数回事故」を起こさないための心得について書いていきたいと思います。

保険で事故の賠償請求をする時、普通に考えるとその場であった事故について全ての事故の補償をしてくれると考えがちですが、厳密に言うとそうではありません。玉突き事故のように一回ぶつかってそのはずみでぶつかった車がさらに前の車や他のものを壊したり人に怪我を負わした場合はその考えでいいのですが、最初にバックしてぶつかり、あわてて車を前に出してまたぶつけたような場合は、事故のカウントは1回ではなく2回となります。バックして塀を壊し、あわてて急発進して前に駐車している車にぶつけた場合、事故の報告は2回に分けてする必要があるのだそうです。

さらにまたその場から逃れようとしてぶつけたら更に事故回数のカウントは増えてしまいます。保険料も1回事故を起こすごとに増額になるので、一ヶ所で複数回の事故になったとしたら、それまで数十年無事故だったとしても、その分の事故回数がカウントされるので、翌年の保険料の事などもはや考えたくない状況になってしまいます。

このような事故の例として先ほど「バックしてぶつけてしまい、あわてて前に出ようとしてもう一度ぶつける」事故があることを紹介しましたが、あせってとにかく前に出ようとしていつもより激しくアクセルを吹かしたところに歩行者がいたら、さらに状況は悲惨になります。こうしたことは、私自身ですらもこうならないという保証はないのですが、やはり事故を起こした時の大原則である、まずは停まって状況の確認を行なうことの重要性を感じます。

特にまだ運転を始めたばかりの方や、ペーパードライバーでハンドルを握る機会はほとんどないという人は、どこかにぶつけてしまって気が動転してしまった場合、たとえ相手側から怒鳴られたり、クラクションを鳴らされたりしてもサイドブレーキを引いて車を止め、自分に自信がなければその相手に運転を代わってもらってでも車を安全な所まで動かしてもらうような心得も必要かも知れません。

車に乗っている本人の安全を守るためには車は大きい方がいいですが、歩行者の立場からすると、車が大きくなれば大きくなるほど当たってしまった時のショックは大きく、気が動転して運転されれば巨大な凶器にもなり得るということを考えつつ、日々の運転をされることをおすすめします。


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