長野県南部に紅葉と買い出しの旅 その1 場所の決め方について

春の桜と並んで秋のドライブのテーマとして「紅葉を見に行く旅」を考えている方は多いのではないかと思います。桜の場合は開花宣言が出たらあっという間に終わってしまう感じがあるので、短期決戦型での予定を立てないと行った先では見頃の時期が終わっていたというような事にもなりかねませんが、秋の紅葉というのは毎年のことではありながら年によってかなり時期がずれることもあります。

さらに、同じ地域であっても標高の違いにより見頃の期間がずれる場合もあるので、意外と長い期間に渡って楽しめる長期戦として考えてもいいのではないかと思います。私の個人的な事情で、10月下旬から11月上旬の時期に出掛けられなかったので、今年はまともな紅葉狩りは無理かとも思ったのですが、2016年は夏の暑さが長く続いたことで、11月中旬になっても近場の紅葉の名所ではまだ十分に見ることができていたことから、日帰りにはなりますが出掛けることにしました。

その際、目的としたのは「紅葉」の他に、「そば」をいただくことと、野菜や特定の品物を「買い出し」に行くことです。となると、静岡県からは割と行きやすい長野県へのお出掛けにするのが一番手軽で楽しめそうです。

では、どこに行くかということになると、紅葉の場合は大きく分けて2つの考え方があります。一つは自然の中で雄大な景色を楽しむような紅葉にするということで、それこそ車で自分の好きな所に行き、適当な場所に車を停めてその場で写真撮映するような感じで、人がいないような場所を目指す感じになります。もう一つは、人工的に紅葉を楽しむようにお膳立てされたような場所に行くことです。こちらの方は状況によってはかなりの人が集まっていて、もしかしたら紅葉よりも人の方が多いという可能性もあります。

いろいろ考えた結果、あえて後者の方でも、大きなイベントが終わっているにも関わらず、まだネットでの現地情報によれば紅葉の見頃は終わっていない名所に行くということです。イベント期間でないので人の出は多少は少ないでしょうし、自然の雄大さは望めませんが、その分車で移動する中でいい景色のあるところがあれば車を停めて見ればいいかなと思って決めたのが、桜の名所として有名過ぎるほど有名な長野県伊那市の「高遠城址公園」でした。

実は、ここでは桜の木だけでなくカエデを中心とした紅葉を楽しめる木々もあり、11月6日まで紅葉まつりか行なわれていたのでした。このおまつりに間に合えば、城址公園内で新そば祭りも同時開催されていたのですが、そこは諦めて市街地でおそばはいただくことにしてだいたいのスケジュールを練りました。

写真撮映のために遅くなっても現地には午前中に着くように出て、紅葉を見た後でお昼に新そばが食べられればいいということと、現地に着く前に通る道の途中に農産物直売所があれば先に立ち寄っていろんな野菜を買い込んで行くということです。

ですから、前日夜から出たり朝早く出過ぎてしまうと現地には早く着けますが、直売所に農産物が豊富にある直売所開店直後の時間帯に遭遇できず、直売所に後から回って肝心の野菜がないという可能性もあります。ということで、目的とする高遠まで自宅からどれくらいの時間で着くかをカーナビの到着予測から逆算し、道すがら通ることが予想される山梨県・長野県の直売所の中から目的のお店を定め、そのお店の開店直後を狙うことにし、土曜日の朝、午前7時あたりに出発することを決めて金曜日の夜は早めに床に就きました。

次回から少しずつではありますが、その内容について紹介していこうと思います。同じ場所に行こうという方の参考になれば幸いです。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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