ダイハツ ムーヴキャンバス カタログから見た車中泊のしやすさは

軽自動車は主にスズキを乗り継いで来た私ですが、以前はダイハツの軽自動車にも乗っていました。昔のミラで四国八十八箇所巡りをする中で、狭いミラの車内でシートを倒しただけで車中泊をしていたのはかなり昔の話です。その当時は快適に車中泊する方法などについての知識が全くないまま、気ままに車での旅をしていました(^^;)。

その後、ダイハツからスズキに乗り替えたのは、当時のワゴンRでは助手席の前倒しをしてそこから後部座席まで長いスペースを取れるようになってからです。このシートアレンジは今のワゴンRやハスラーにも受け継がれていますが、ダイハツの新しい車はどうなっているでしょうか。

キャンバス表紙

先日たまたまダイハツのムーヴキャンバスという車のカタログを手に取る機会がありました。NHKの朝ドラ女優が出演しているコマーシャルが最近目に付きますが、様々な運転する人に優しい機能が売りの車のようです。この車での車中泊のしやすさについてはどうだろうという事で、カタログのシートアレンジのところを見てみました。

フルフラット

すると、残念ではありますが、メーカーの紹介するシートアレンジでは前と後ろの座席をつなげてフルフラットにはできるものの、完全にフラットになるわけではないようです。高速道路を走行中に疲れて仮眠を取るならこのシートアレンジの上にそのまま横になってもいいかも知れませんが、ゆっくり手足を伸ばして休みたい場合や、災害時の避難所代わりに使う場合には、生活が長期化すればするほど体への負担は出てくるかも知れません。

ラゲッジモード

ただ気になるのが、上のシートアレンジでそのままだった後部座席を前に倒すとどうなるかということです。カタログには後部座席を倒すシートアレンジについても紹介されているのですが、写真のようにフラットと言うよりはちょっと斜め上に傾斜が入ってしまいます。ただ、この状態で助手席を後ろに倒してシートの前後を繋げることができた場合、コットなら多少の傾斜は付くものの何とか置くことができそうではあるのですが。この点については実際にシートを動かして確かめるしかありませんが、前後の座席をつなげた状態で後部座席を前に畳むことができれば、コットを乗せたまま走り、寝たい時に寝るような事もできるかも知れないので、それなら車中泊の旅にも使えるのではないかとも思えました。

ただ、完全なフラットスペースはできないということはこのカタログを見ただけでもわかりました。ダイハツのムーヴやタントという車は大変いい車だと個人的には思うのですが、もう少しシートアレンジを何とかして、車中泊を快適にできるような工夫をしてくれればいいのにと思います。もっとも、そうしたユーザーの声を汲み上げる形でダイハツにはレジャーに使う層をターゲットにしたウェイクという車もあり、車中泊をしたい人はそちらにしろという事なのかも知れませんが、このムーヴ キャンバスは個人で使うというよりも家族で日々の足としてだけでなくレジャーにも楽しく利用するような車に仕上がっているだけに、いざという時には特別な装備を使わなくても父母と小さなお子さんが足を伸ばして寝られるようなシートアレンジができるなら、遊びに行った先で立ち往生してしまったり、災害に巻き込まれてしまった場合に役に立つことにもなります。そうした機能を欲して自分でそんな空間を作ることができるだけのスキルがある方なら問題はないでしょうが、室内が広胃スペースを持つだけにノーマルのままでシートアレンジの妙で大人でも寝られるスペースを作ってくれると本当に有難いです。

そうした事を総合的に考えた結果、私自身が買うかどうかと言われれば、そもそも車の中で寝ることを第一の目標にする毛色の違ったニーズを前面に押し出した車でないと魅力を感じないので、現状ではこの車よりも座席がフラットにしやすいものを選ぶでしょう。

しかし、普段乗りに使いつつ、長距離の走行でま車内で仮眠を取るだけなら全く問題がないように思います。レジャーでの移動が主で車中泊はいざという時にはと考える方なら、十分に検討する余地があるでしょう。


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