冷蔵庫が冷気を逃がしてしまった原因は?

なぜかはわかりませんが、普通に使っているつもりでもなぜか不具合が出てくるものに自宅の冷蔵庫があります。過去も何かと問題を起こしていたため、約5年前にできるだけシンプルなものを買えばトラブルも出ないだろうということで、昔にはよくあったものの今は珍しい上が冷凍庫な2ドア式の冷蔵庫を購入して現在使っています。

しかし、この冷蔵庫ですがここ数年なぜか冷蔵室の調子が悪く、真夏に室内の温度が上がったかと思うと、真冬には中のものが凍ってしまったりして何が悪いのかとずっと考えていました。ある時、中に物を入れすぎていて少しドアが開いていることがあり、極力中のものを少なくしたり、ドアが半開きになっていないかをマメにチェックしたりしたのですがそれほど問題はないと思えるのに症状は改善されず、どうしようかと思っていました。

先日、冷蔵庫の中味を出しながら改めて確認してみたところ、その原因がようやくわかりました。冷蔵庫のドアを密閉する磁石が付いたゴムがあるのですが、左右と上部には全く問題なかったのですが、下の床に近い部分のゴムが破損していて、常に隙間から熱が入ったり逃げたりするようになってしまっていたのです。これではいくらしっかりドアが閉まっているように見えても、冷蔵室の中の温度が変わってしまうことの原因だったという事は間違いないようです。

幸いなことに冷蔵庫を購入した時に5年の長期保証が付いていたのでこんな事でも動いてくれるかなと思い購入したお店に電話してみたところ、部品代および出張作業料も保証の範囲内で行なってくれることがわかり、無事に部品の交換ができました。これでしばらくは安心して冷蔵庫を使えるとほっとしています(^^)。

このように、自分では完璧なつもりであっても思わぬところからほころびがあると、その性能をうまく発揮できないというのはこれからの季節に車中泊やキャンプ・レジャーで大活躍するクーラーボックスについても同じ事が言えるでしょう。特に高い保冷性能を誇るハードタイプのクーラーボックスのパッキンについて、今シーズン使い始める前に念のためチェックしてみましょう。小さなゴミが付いていてそこから冷気が逃げてしまう原因になっているかも知れません。

特に、保冷能力が強いものであればあるほど、少しのひずみやパッキン周りの損傷やゴミの付着により性能に影響が出ることが考えられますので、シーズンに入ってあたふたしないように、利用する前に一通りの点検をしてからのご利用をおすすめします。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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