車の税金負担が増えるならやって欲しいこと

2016年10月中旬の3連休に、大変痛ましい事故のニュースを聞きました。10月8日の早朝、石川県の「のと里山海道」(自動車専用道路)でその日の県大会出場のために珠洲市の中学校を出たマイクロバスとワゴン車が正面衝突し、生徒2名が亡くなってしまったというものです。

事故の原因はマイクロバスではなく、ワゴン車が中央線を越えてきたためとニュースでは伝えられています。果たして今後さらなる事故検証がなされる中で、この報道の通りの事故だったのか決め付けることはできませんが、あくまで報道に準じて考えると、このワゴン車が夜通し休憩も取らずに走ってきたのかという風にも考えてしまいます。もしこの推測が正しいとしたら、やはり適度な休憩をして眠気を追いやってから車のハンドルを握ることは大事だと思うと同時に、ハード的に事故を防ぐ工夫ができなかったものかと思ってしまいます。

私は高速道路というと東名や新東名を走ることが多いので、そんなに気にならないのですが、今回事故が起こった自動車専用道路や地方の高速道路にはかなり多くの区間で暫定的に対面通行の道になっているところがあります。対面の車道との間にゴムのポールが立っているだけの所もかなりあります。深く考えなければあまり気にはならないものの、特に片側二車線から幅員減少した直後の高速道路の対面通行部分というのは、下手をしたら正面衝突してかなりの衝撃で今回の事故のようにかなりのダメージを受ける可能性が生まれてきます。

対面通行の道は最高速度が下がることにより渋滞の原因になる事が言われていますが、高速道路だといって対面通行時の制限速度を守らずに飛ばす車もあります。もし対面の車がはみ出してきた時のことを考えると、安全に避けられるくらいのスピードに落とさないとこちらが全く悪くないのに事故に巻き込まれるだけでなく生命の危険も生じるので、対面通行区間に入ったらここは高速道路であるという意識を変えた方がいいかも知れません。

さらに、対面通行区間は雨が降ったり雪が路上に積もったりした場合は落ち着いて運転していても滑って自分から対面にはみ出てしまう危険性は出てきてしまいます。何とかして安全に一車線を走ることができるような形にならないのでしょうか。

私がよく使う中部横断自動車道の山梨県増穂インターから中央道につながる高速道は一車線ですが、コンクリートによる仕切りがあるので、もし中央に寄ってしまったとしても自分の車がダメージを受けるだけで、対面を走っている車に迷惑を掛ける可能性は薄いと思われます。すぐに4車線化する予定のある高速道路なら暫定的にゴムのポールで仕切られているのも仕方のないことかも知れませんが、とりあえず開通させたものの4車線化の目処が立たない高速道路や自動車専用道路については、コンクリートによる仕切りを付けることを率先して行なって欲しいと思うのですが。

実際、事故に遭われた方や私のように危険だと思っている人はこうした考えになりますが、何故改善されないのかということを考えつつ調べてみたところ、中央線のところに厚みのあるコンクリートの構造物を付けることによってその分路肩の部分が狭くなるという事が起こり、重大事故が起こった時に緊急自動車が路肩を通ることができなくなるからという事が紹介されたホームページを見付けました。元々2車線ではなく4車線にするつもりで道路を作り、建設費が出ないからということで暫定的に道路を通すため、路肩を確保するための危険なゴムポールだけの対面通行路が量産されたため、このような事が起こり、さらに今後も起こり続ける可能性は続くというのは、実にドライバーの安全をないがしろにする施策と言わざるを得ないでしょう。

個人的には今までも、そしてこれからも自動車に関する事には車検にも燃料にも税金を掛けるなら、その分車を運転していて自分の不注意以外での事故を減らすような道路の改修をしっかりとやって欲しいと言うことです。この件についてはお金がないからという言い訳は通らないと思うのですが。


カテゴリー: 車中泊・車関連コラム, コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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