たった一つの充電器があなたを救うかも

Amazonのタイムセールで、車のシガーソケットに差して使うタイプの充電器が通常価格より半額以上安く売っていたのでつい購入してしまいました。シガーソケットに差してUSB-Aタイプの出力のあるものは数多く持っていたものの、今回新たに購入したのには訳があります。

以下のリンクの充電器は、出力がUSB-Aタイプともう一つがUSB-Cタイプになっており、USB-Aタイプでは5V2.1AUSB-Cタイプの方は5V3Aを出力できます(どちらも1つ口での利用の場合)。二つのソケットからの出力の合計は25.5Wなので、ノートパソコンを使いながらの充電は難しいでしょうが、スマホやタブレットを車を動かしながら使うなら十分でしょうし、何と言ってもUSB-Cタイプの出力があるのがポイントで、今後の使い方を考える時にUSB-Cタイプのコードがスマホ・タブレット・パソコン共通のケーブルとして普通に使えるようになっても、その状況に対応でき、結果として息の長い使い方ができるのではないかと期待しています。

実際、この製品は通常価格でも千五百円くらいで売られていたものなので、この製品だから素晴らしいということで書いているのではないのですが、今回話題にしたいのはこの種の充電器を防災用品として用意してはどうかということです。

このブログは車で旅をすることをメインに書いてはいるものの、車すら持っていなくても一つこの種の充電器を持っているかどうかで、状況が変わってくる可能性があります。災害に遭遇して避難所に行った時のことを考えてみましょう。多くの車を持つ人は車で通勤したり旅行に行くことはあっても、常に車を運転しながらスマホを充電することはない人も多くいるでしょう。しかし、2018年に北海道内で起こったように大きな災害が起こって停電になり、自分の持っているスマホやガラケー、タブレットが充電できなくなった時に避難先にあるものを使ってスマホの充電をするためには充電用のケーブルの他に充電器が必要です。停電が長期にわたって続いていたり、避難所で自由にコンセントが使えないという状況の中て自分のスマホを充電するためにはこの種の充電器があるかないかで相当違ってくるということがおわかりでしょう。

つまり、この充電器を車を持っていなくても非常用持出袋に放り込んでおけば、停電の時でも避難所に十分なコンセントがない場合でも、車に乗ってきている人で充電器がない人に使わせてあげる代わりに自分の分も充電させてもらうという技が使えます。特に最近のスマホは大きな電池を内蔵しているものが多いので、できれば出力の大きなものを用意していた方が充電時間の短縮にもつながるので、いわゆる100円ショップで売っているような安いものとは違う製品で揃えておくことも、充電が切れて切羽詰まっている状況も考えられる中では重要ではないかと思います。

現在、自分の車で使っている車での充電器は今回購入したものではなくAnkerの40W 5ポート USBカーチャージャーで、現在は販売していませんが、いざという時には自分の車で作った電気を同時に5台のスマホで充電できるという優れものです。自分の場合は旅先でモバイル機器を複数充電する必要に迫られるのでそんな充電器を常用していますが、今後はノートパソコンを含むモバイル機器を充電できるような装備があれば、さらに出力とポートの多いものを買い足すことも考えています。こうしたことは、なかなか普通の車の使い方をしている人は起こらない考え方ではないでしょうか(^^;)。

そこまで万全を期さなくても、いざという時のためにネットでの評判のいい、嵩張らない程度の大きさの充電器を一つ用意しておくことが、思わぬところで役に立つかも知れません。さらに、今までの防災用として用意がなければ、自分と家族分のスマホを充電するためのケーブルも、家族の人数に合わせて用意しておくことも忘れないようにしましょう。


カテゴリー: 防災グッズ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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