「カメラのキタムラ」は今後どの方向へ行くのか

先日紹介したドコモのガラホ「SH-06G」は14ヶ月の継続利用が必要ということはありますが、オンラインショップで契約しても私の方で直接負担する金額はないいわゆる「0円」端末に極めて近いものでした。端末を0円にするために別に何かのサービスに加入させられることもありませんし、とりあえず何かあった時のために端末を確保するという意味では良かったと思っています。

ただそれは限られた端末や契約に限られた話で、相変わらずスマホの人気機種というのは政府からの勧告もあり、売価を下げられない状態が続いています。そんな中でニュースになったのは、いわゆるデジタルカメラの販売不振からスマホを中心とした販売もやり始めた「カメラのキタムラ」に関する話題です。

端末を安く売ることができないことと関係があるのかはわかりませんが、全国の店舗の中でかなりの数のお店を閉店することが大々的に報じられ、その理由にスマホを割引で売れなくなったことが原因の一つにあるのではないかということなのです。政府を攻撃する立場からすると、首相は今まで雇用を伸ばしていると発言をしていますが、逆に政府の方針によって店舗が閉鎖され、雇用が失なわれては本末転倒ではないかという論調で語られることもあるようです。ただ私はそんな単純な問題ではないと思っています。やはり、携帯電話販売という業種というのはかなりの競争になるので、単に大手キャリアのものだけを売っていてもうまくいかなくなることも多いのではないでしょうか。

ちなみに、私の自宅の近くにあるショッピングモールに出店しているカメラのキタムラは、ほぼiPhone売り場と化していまして、修理受付を店頭でやっていることからかなりのお客さんで賑わっていて、今回の整理対象にも挙がっていません。しかしそのお店にはカメラのプリント用の機械が他にあるだけで、肝心のデジタルカメラが外から見える場所には置いていないのです。個人的にはやはりちゃんとデジカメはお店に置いて欲しいですし、カメラ屋さんだか携帯ショップだかわからないような店舗を多数作ったことで、デジカメを買いに来たお客さんを逃しているのではないかと思います。デジカメ、特にコンパクトタイプのデジカメについてはスマホがあれば必要ないと思う人も多いですが、やはりコンパクトタイプでもスマホで撮れない写真が撮れるのはデジカメの方なので、スマホを売りながらもデジカメを売るような販売方法というのは全ての店鋪であってもよかったのではないかと思います。

ただ最近では格安SIMを入れて使うSIMフリースマホの中にも比較的高額なものを中心にして魅力的な端末が増えてきました。レンズが2つあるHuaweiのスマホMATE9は、カメラについてはiPhone7と比較されるほどですし、スマホの裏側にレンズやスピーカーを付けられるようになっているモトローラのSIMフリースマホも出てきています。もしキタムラがそうした格安SIMを入れて使うスマホの中でもカメラ機能に重点を置いたものを店舗に置いてみたり、さらにカメラの品質はそこそこでも安いSIMフリースマホも置き、カメラ店ならではのスマホでの撮影のための講習を行なったり、改めてデジカメのスマホと比べた優位性を伝えるような営業もやっていれば、他の大型家電量販店とは違った形で認知されたのではないかと思うのですが。

現在の大手キャリアのiPhoneを含む高グレードのスマホを手に入れるためには毎月の通信料金に加え、物によっては10万円以上もするスマホにもお金を出さねばならず、多少は安く買える代わりに最近では24ヶ月ではなく36ヶ月にわたって分割支払いのある契約に入らなくてはいけなくなっています。あくまでユーザー目線から言うと、SIMフリーのスマホなら、型落ちの製品だけでなくスタンダードタイプの新型機種でも2万円以下で新品が買え、さらにSIMもデータ専用ならいつでも解約して違うものに移行できるMVNOに移行できるものなら移行したいと考えるのも無理からぬところではないでしょうか。

そう考えるとキタムラには各カメラメーカーと取り引きがあり、大量仕入れによる割安な販売をデジカメで行なっているのですから、政府の勧告とは関係ないあくまで家電製品としてのSIMフリースマホをデジカメと同じように取りあつかってくれれば、個人的にも近くに多くのSIMフリースマホを実際に触ってその良し悪しを感じられる分、今までネットで購入していたケースでもその場で手に入るなら買う人も私を含めて結構いるかも知れません。


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