車中泊の旅に限定するわけでもありませんが、ここでもいろんな運転しながら食べられるものについて紹介してきました。今回はある意味定番と呼ばれるかも知れないカロリーメイトを取り上げますが、これについても基本は災害用の備蓄食料として常備しつつ、旅支度をする際には一緒に持っていくというものです。
パッケージの裏を見ると、4本で400kcalと、あの小さなもの一本で100kcalもあり、気軽にたくさん食べていたらすぐにカロリーオーバーになってしまいそうなので注意が必要です。そんなわけで、通常時は賞味期限ぎりぎりまで食べず、いよいよという時にしか開けないように気を付けています。
私はサプリメントをほとんど食べないので、こうした食品を食事の代わりにするというような習慣ありません。私が想定しているのは、車中泊の旅の中で体調を崩し、食欲がない中、とにかく自分で運転して帰ってこなくてはならないような場合です。体調が最悪な時は睡眠を多く取ることで体力の回復を図りますが、それだけでは長距離運転をするだけの力は出てきません。多少無理をしても栄養分を補給し、それなりの腹持ちも確保するため、水分とともにこうした栄養調整食品を利用し、何とか家に帰りつくまでの力を出す必要性も出てきます。
乾パンや非常食のビスケットでもいいのかも知れませんが、単なるカロリー補給でないものということになると、カロリーメイトやウィダーinゼリーあたりが用意しているということになれば精神的にも楽になります。もちろん、あまりに体調が悪い場合は近くのお医者さんをカーナビやインターネットで調べたり、ご自身の加入している保険会社によっては代わって調べてくれる場合もあるので紹介してもらうなどしてすぐに受診すべきですが(休日や夜間の場合は休日担当医を調べる必要があります)、何とか体は大丈夫そうでもお腹が空いて力が入らない場合にはこうした食品の摂取でしのぐ状況も考えられます。
今回はごく一般的なものということでカロリーメイトを紹介しましたが、自分が体調を崩し食欲がなくなった時、どんなものなら食べられるのかという事もしっかり把握し、自分に必要なものが別にあるならば、カロリーメイトにこだわることはないと思います。くれぐれもこうした食料は食べすぎに注意しながら摂取するようにしたいものです。