auスマートフォン シャープ SHL23 その3 電池持ちの印象

 私が今までメインで使ってきたアンドロイドのスマートフォンはNexus5ですが、使っていて一番気になったことは、使っていなくてもどんどん電池が減っていくということです。もちろん省電力のための設定はいろいろあって私の設定に問題があるのかも知れませんが、朝100%の状態で持ち出し、あまり使わなくても夜7時頃(約12時間経過)で50~60%くらいになってしまい、多少使ったと感じる場合は下手をすると20%台までの残量になってしまっていました。

 普段使いのみならそれでも何とかなるのですが、旅行の際に持ち出してさまざまな事に使おうと思ったら、サブバッテリーの用意がどうしても必要でした。今回改めて、SHL23を使ってみたのですが、さすがセールスポイントに挙げるだけあってNexus5とは違う電池持ちです。

 まず買って最初の段階で、一からアプリを入れたりソフトのアップデートをしたのですが、あえてACアダプターは使わず、電池のみでその様子を見たところ、一日使って半分までは使っていませんでした。これなら、一日中使っても余裕で電池は持ちますし、それなりに節制して使えば2泊3日くらいの旅ならば何とか電池は持ちそうな感じもします。画面を消しておけば数値上はほとんどバッテリーが減っている感じがしませんし、ようやくスマートフォンもガラケー並みに電池が持つようになったかという印象です。

Screenshot_20140811133445

 また、ドコモやSIMフリーの端末の中にはSMS対応のカードを使わないとアンテナ表示が正常にされなかったり、バッテリーの持ちが悪くなったりするセルスタンバイ問題がありますが、SHL23ではデータ専用SIMカードで使っていてもセルスタンバイ問題は発生していないようです。ちなみに、Nexus5ではこのセルスタンバイ問題が起こるという報告がありまして、今後MVNOのSIMカードを購入してNexus5で使う場合はSMSオプション付きか通話サービス付きのものにしないと更に電池が持たなくなることが予想されるので、さらに使用時間の差が開くことも考えられます。となると、なおさらこのSHL23を確保しておいて良かったと思いますね。

 こうした電池持ちの良さは、内蔵電池自体の延命化にもつながります。一日に一回充電しなければならないものと、二日に1回で済むものでは単純に充電回数が半分で済むわけですから、自然と内蔵電池の寿命が伸びることが期待できるわけです。

 私の使い方で、満充電の状態で1日使って電池残量がおよそ70%ほどで、そのまま充電をせずに朝まで放置しても、画面が消えていたせいか、翌日の朝確認したところ残量は70%をキープしていました。設定の中にある「省エネ待受設定」で、画面消灯時にアプリの動作をアプリごとに制限できるのが効いている感じです。基本的にはauに関するアプリは使えないので制限し、他のものでも自分でアプリを起動して使うものはほとんど制限しています。残しているのは通知を受けることが前提で使われているメールなどのアプリに、ウィルススキャンのアプリが中心で最少限にとどめています。

 このように設定をいじって運用すれば、私のメールやウェブ閲覧中心の利用では、二日は余裕で状況によっては三日間使い続けられるかも知れません。今のところまだ電池も性能を出し切っていないような感じなので、今後の使用時間の伸びに期待したいところです。


スポンサーリンク

コメントを残す