Amazon echo dot その2 自宅での使い方と有効化したスキル

スマートスピーカーを自宅でどう使うかということには人によって様々な使い道があると思いますが、私の場合はとりあえず家電との連携は連携できるものが安く手に入るまでは先伸ばしにして、単体のみで使うようにしました。ただ、echo dotはスピーカーとしての性能がそれほど良くないので、この組み合わせの前にスマホに接続するために使っていたポータブルスピーカーに有線でつないで使うのを基本にしようと思います。

とりあえず、寝室にポータブルスピーカーはセットしてあるので、そこにケーブルでecho dotを繋げ、当然ながらスピーカーの近くで就寝場所からでも声が通るような場所にセットしました。寝ている状態でも声を発すれば認識するくらいの距離に置いてあるのですが、さすがに寝たままの状態だとecho dotが自分の声を認識してくれているのかさえもわからなくなるので、さらに寝床から体を起こした状態で、自分でecho dotが見える範囲に置いくことにしました。

というのも、最初のキーワード「アレクサ」をecho dotが認識すると青く光ってその後の指示するような言葉を待ちますので、「アレクサ」と呼び掛けた段階で光らなければ、後で何を言っても反応はしないのでやはり寝床でecho dotを動作させるにも体を起こしてから呼び掛けた方がいいでしょう。やはり夜中に何度も呼び掛けるのは本人も疲れますし、事情を知らない人から見ると何をしているんだろうかと思うでしょう。

で、電気を消す前にあまり激しくない音楽を聴きながら、1時間で再生を中止させるように指示を出した上で寝ました。いわゆるスリープ機能ですが、その日は早めに寝に入ったのでいつ再生を終了したのかはわからない中で、早朝にいったん目が覚めたので、今回echo dotを購入した理由のひとつ、電気が消えた状態での「今何時?」という呼び掛けをやってみました。

その時はある程度ぼーっとしていた事はあったのですが、それでも最初のキーワードである「アレクサ」という言葉は覚えていました(^^;)。これを忘れてしまうと全く動作しないのですが、「アレクサ」という言葉が覚えにくい場合、スマホのアプリからecho dotの名前を変えることができます。それは、アプリの「設定」から「ウェイクワード」を選ぶと設定画面になり、「アレクサ」「アマゾン」「エコー」「コンピューター」の4つの中から選べるようになっていて、最初に設定されているウェイクワードが「アレクサ」であるということです。

事前に大きすぎず小さすぎない音量にセットしてあったので、問題なく真っ暗の中でも時間確認ができたことだけでも私にとってはecho dotを購入した意味があるというものです。その後布団から起き出す前に本日のニュースのヘッドラインを語ってもらい、そのうちに頭が冴えてきたのでそのまま起床しました。

echoシリーズの特徴として、スマホのアプリと同じようにechoに新しい機能を加えることのできるアマゾン社以外が作った「スキル」がたくさんある事があります。日本版のechoでは発売当初から250以上の機能拡張が利用できるようになっているのですが、米国では2万以上と言われており、これが他社のスマートスピーカーに比べて有利になる点だと考えています。

デフォルトで入っているのが「NHKラジオニュース」と「天気予報」ですが、これらのスキルを代替できるスキルも多数あります。とりあえずはこのまま使って、不満が出てくるようだったら他のニュースや天気予報に代えることも考えながら使っていきたいと思っています。

そんな中、最初に入れたのが、ラジオ放送をそのまま聞くことができる「radiko」でした。ラジオはいくつも持っているのですが、声だけで起動・終了ができるというのは便利です。できればNHKも聞ける「らじる★らじる」のスキルも出てくればいいのですが、とにかくスマートスピーカーでラジオが聞ける環境を整えたことができたので良しとしましょう。

後、すぐに入れたのはずっと波の音を流してくれるその名の通りの「波の音」というスキルです。古い話になりますが、アナログのBS放送が始まって有料放送のwowowと一緒に開局した衛星ラジオ局に「セント・ギガ」という局がありました。短い期間ではありましたが様々な自然音やその時間に合うような音楽をノンストップで流してくれていて、かなり気に入って聞いていたのですが、毎月の有料放送として成立するにはまだ早すぎて、あっという間にそのサービスは終了してしまいました。この環境音のシリーズは、いくらかでも自分の中で錯覚を起こすことができるような環境音をスピーカーから出して聞いてみたいという中で見付けました。

今後はそうした環境音と音楽をミックスしたサービスが新たに展開してくれれば、音楽聞き放題に申し込むよりも個人的にはありがたいのですが、今は自分であるサービスを工夫しながら使っていきたいと思っています。

スキルの内容を見ていくと、企業が自社の宣伝や製品の注文(タクシー配車や口座の残高照会を含む)に利用できるものを提供していたり、自社製品をechoでコントロールするためのアプリの代用として提供しているものもあるので、今後多くのAlexa対応の製品が出てくる中で、それらのものを集中コントロールできるツールとしても魅力が出てくるでしょう。しかも、それほどお金を掛けずに持てるということで、未来にも期待が持てます。

これからは、echoがどういう言葉を認識して動作するかということを自分でも学びながら、ストレスなくechoをコントロールできるように年末年始にかけて、いろんな事を試してみたいと思っています。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す