ADSLからの乗り換えは光でなく5Gで十分か?

自宅のインターネットを今だにADSLで利用しているのですが、現状では具体的に困ることというのは皆無と言っていいでしょう。大きなファイルをアップロードしなければならない仕事をしていれば、ADSLの上りのスピードではお話にならないということはあるでしょうが、特にそういう事もないので、何となくそのまま続けてしまっています。

さらに、それ自身がパソコンとも言えるほどの処理能力を持つAmazon Fire TV Stickを使って見るビデオオンデマンドや、インターネット配信されるAbemaTVやDAZNをADSL回線を利用して大型テレビで視聴する事で、回線の遅さによるイライラには遭遇したことがありません。つまり、私の現在使っているインターネット環境は、せいぜい10Mbpsくらいあれば十分ということになります。

だからというわけではないのですが、何とかADSLが終了するまでに、光回線のように利用料が高くなく安定して10Mbpsくらいのスピードが出るものがないかなと思っていたところ、2020年に開始の予定になっているモバイル通信の新しい技術である現在の4Gの次に来る規格である5Gの話が入ってきたのです。

この5Gでは将来的に車の自動運転が利用できるようなクオリティを持たすため、通信の遅延をなるべく少なくし、一つの基地局に多くのユーザーがアクセスを求めても滞りにくい回線の品質を目指すということです。最大スピードについては4Gの10倍である10Gを目指すということですが、個人的には最大スピードにはあまり関心がなく、連続して接続する場合、最低どのくらいのスピードまでが保証されるかということの方が私にとっては重要だったりします。

ちなみに、私が今主力で使っている、MVNOの中では中速と言われる「Wonderlink」の低速制限時の最大速は700kbpsとされていますが、どのMVNOでもいいのですが、もし5Gの技術を使って安定してその10倍の7Mbpsのスピードが出せることになるなら、もはや自宅回線を止めて、新たに自宅用回線を5Gにしてしまってもいいくらいです。他のMVNOでも今では低速最大が200kbpsと言われていますが、もし5Gになり低速でもその十倍の2Mkbpsが出るならば、その時の「低速無制限」でも私は大丈夫です(^^;)。もっとも、その頃になると更なる速度でないと見られないサービスが出てくるのかも知れませんが。

逆に時を遡って3Gの頃の事を考えてみると、日本通信が一番最初に出したSIMカードのパッケージでは、最大速度は300kbpsで、その後イオンストア内の携帯販売店のみで売り出した月額980円のパッケージでは最大100kbpsとうたっていました。実際イオンのパッケージではほとんど100kbpsが出ることはなく、数十kbpsでの通信が当り前だったのが今から6年前の2011年のことです。それでもスマホに差して使えるデータ通信回線が月額千円以内で使えるのかと感激したことは決して忘れていません(^^)。現在はプランを選べば月額2千円も出せば、MVNOでも安定してその十倍以上のスピードを常時得られるわけですから、最初に書いたADSL終了後の回線を5Gにというのはあながち間違った展望ではないような気がします。

こうした使い方をする人が当り前になると、固定回線自体を必要とする人は限られることになり、人々はもっと自由にどこでもネットによるコンテンツを楽しめる時代がやってくるのかも知れません。ただし、そうした世界の先取りをするためには、いろんな情報を取捨選択して後悔しないようにじっくりと見定める眼というものが必要になってくることでしょう。

というわけで、今後自宅の電話に光回線の契約をお願いする電話がかかってきたとしても、しばらくは静観して結論を出さないようにしたいと思います。ADSLが終わるのと、MVNOで実現した5Gが出てくるのがどちらが先になるか、まずはそこから注目していきたいですね。


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