限られた物の中でいかに効率的にエネルギーを使っていくかという事も大事

自然災害のような危機でなく、国家同士の紛争によってこれほど私たちの生活が影響を受けることになるとは、ロシアとウクライナとの間での紛争が始まる前にはそこまで考えることがありませんでした。ただ、日本は昔から食料などは輸入に頼らなくてはいけない国で、政府も極力国同士の紛争を無くしたり、紛争の解決に努力しないと自国が立ちゆかなくなることは明白であるのに、なかなか思った通りに動けず、難しいところだなあと思いながら、将来の不安についてあれやこれやと考えているところです。

石油は燃料としてだけでなく、様々な石油製品として使われる原料でもあるので、このまま入ってこなくなるとしたら、まず人々の暮らしにとって大切な順で使われていくようになると思います。そうなると、個人の楽しみで旅行へ行くような事も控えなくてはいけなくなることも考えられ、今まで常識的にやっていたこともできなくなるかも知れません。

ここまでは、今起きている事について改めて考えてみたことですが、さらに自分たちの考えていなかったような危機が起こる可能性というものも当然起こってきます。というのも、昨今改めて日本における火山の噴火の危険性が言われることもあり、テレビでは富士山噴火をシミュレーションした番組を放送するという話もあったりして、そう言えば私の住む静岡は富士山とはかなり近いので、その影響が出てくるのではないかと思えるからです。

富士山が噴火すると、ごく近くの地域が流れ出た溶岩で壊滅的な影響が出る可能性があるということと、風向きによってかなり広い範囲で火山灰が降り、その影響も出てきます。またかつて江戸時代に浅間山が大噴火した後、国内の農業に大きなダメージがあり、その後「天明の大飢饉」が起きたというような歴史も忘れてはいけないでしょう。

今回のブログを書くにあたって、富士山噴火の複数のシミュレーションを見てみましたが、東京および関東に灰が降り注げば直接の影響だけでなく首都圏に食料を供給する農業地域にも多大な被害が起こることが予想されます。風向きが変わった場合、灰は私の住む静岡市(富士山から見て西方向)にもかなり降ってくることが予想されています。この辺は本当に、人間の都合でどちらに風が吹くかわからないので、富士山が噴火して近所が灰まみれになるような状況も考えておかねばなりません。

常に火山灰と隣合わせで生活している鹿児島の場合、大規模な噴火で火山灰の降灰があった場合、太陽光発電の出力が平常時と比べて低下したというようなデータもあります。災害で電気が供給されなくなってもソーラーパネルからの発電で何とかなるというような事にならない可能性もあるということですね。

我が家のソーラーパネルは、晴天時に展開して大雨などの時には部屋の中にしまうようにしているのでパネル自体についての被害はないと思うのですが、天気が晴れていても灰の影響でポータブル電源への充電ができないということは覚悟しなければならないと思います。そのため、それなりに蓄電池を持っていたとしても(電気自動車内の電池を使っている場合も同様)、大事に電気を使うことも考えなくてはなりません。

具体的には、調理には電気はあえて使わずにカセットコンロやキャンプ用の燃料、さらには身の回りにあるものを工夫してお湯をわかしたりご飯を炊く技術についてもそのノウハウを持っていた方が良いでしょうし、夜の明かりにも明るさを落としたりエネループで照らせるライト・ランタンを優先して使うようにして、ポータブル電源の持続時間を増やすように工夫するような事も必要になってくるのではないかと思います。

単に計画停電だけだったら停電時にポータブル電源を使い、通電したらコンセントから充電をするだけで十分なので、かなり贅沢にポータブル電源で何でもやってしまえる所があると思いますが、さらに過酷な状況が起きることも考えつつ、改めて「非電化技術」についても考えていく方が良いかなと思っています。

カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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