先日の旅行までモバイルパソコンとして活躍していた、NECのVersaPro VKV15/H-4を使っていて、その大きさ・薄さ・軽さにモバイルマシンとしての実力を感じていたものの、色々と使っているうちに不満点も明らかになってきました。
まず、これは中古品であれば仕方がないのですが、内蔵電池の放電が激しいことでした。現在使っている他のLinux Mintを入れたノートパソコンではあまり感じていなかったのですが、VersaPro VKV15/H-4のバッテリーが弱っているのか、しばらく使わないでいて急に電源を入れると最悪の場合電源が入らず、AC電源を通して充電しながら使う必要がありますが、もしそれがコンセントのない場所であったらまずはある程度までモバイルバッテリーで充電してから使うことになってしまいます。
さらに、本体の大きさとタッチパッドに左右のクリック用のキーがなく、いわゆるMacBookのようなタッチバッドで兼ねるようになっているのですが、普段はデスクでマウスと併用することで感じないのですが、外でパソコンを膝上に乗せて入力しようとすると、ポインタが飛んだり右クリックがうまくいかずにストレスになったりして、何とかならないかと思っていました。
今も複数のノートパソコンを持っているのですが、レッツノートは軽くても本体が厚くてバックパックに入れる場合に他のものが入らなくなるし、ThinkPadはとにかく重いので、体への負担が心配になります。で、よーく考えて購入したのが、何とVersaPro VKV15/H-4を購入する前に比較検討した富士通のLIFEBOOK U939/Bだったのでした。
何しろこのパソコンは13.3インチワイドの大きさで重さが777gしかなく、PD充電も使えます。薄さも15.5mmとかなり薄いため、今までよりもバックパックの中味に余裕ができます。メモリは8GB、SSD256GBのモデルでCPUもi5-8365Uで、Linux Mintを入れて使うには少々もったいなく、一応Windows11を入れて使うこともできるもでるですが、OSはWindows10Pro搭載でOfficeソフトも付いていなかったので、届いてすぐにLinux MintにOSを入れ替えました(購入価格は大体2万円でしたが、目に見えるところに傷はなくかなり程度が良いものだという感じです)。
ちなみに、私が買ったもでるにはnanoSIMの入るスロットがあり、恐らくWindows11にすればLTEによる通信もできたのではないかと思いますが、その点はテザリングでカバーすることにします。指紋認証も付いていますが、Linuxにしたことでそのままでは使えないようです。
今回、OSをインストールするためにBIOSも見てみたのですが、ここで持ち出して使うための好ポイントを発見しました。というのも、本体は昔のビジネスパソコンのため端子類はかなりあり、電源端子が付いているのにUSB-CのPD充電もできるようになっています。さらに充電回りの設定に、本体のUSB端子から別のデバイスを充電する設定というものがあって、本体の電源が切れていてもUSB経由の充電が可能になる設定があったのです。
この設定には、AC電源につながっていなくても本体のバッテリーで充電できる設定もあったのですが、あえてACアダプター使用時のみ本体電源が切れていても充電可にしました。これで、あまり大きな電力で充電してしまうとちょっと心配なラジオやワイヤレスイヤホンの充電に使うことができます。ホテルでは寝る前にパソコンのUSB端子に小電力で充電したいガジェットを接続するようにすれば、そこまで多くのUSB端子のある汎用ACアダプターを持ち歩かなくても済みます。

本体は薄くてもキーボードにはかなり余裕があり、左右対称で配列も使いやすく、入力で我慢することもありません。文字入力もしやすいですし、マウス無しでも本体で左右クリックが確実にでき、どんな体勢でも効率良く入力ができそうです。あとは、前機種のように急激な電池の劣化が起こった場合どうするか? ということですが、実はこの機種をポチる前に、YouTubeで電池交換の動画を見て、裏蓋を外して差し込むだけ(実は主に売られている互換バッテリーは大容量のものが安く、現在入っているのは標準バッテリーなので、電池が動かないように支えているパッドを剥がさないといけないようですが)というのも気に入りました。電池交換をすれば、今後Linux Mintが大幅にアップデートされたとしてもハード的に余裕で使えると思うので、あとは自分で壊さないように気を付けながら、大事に使っていこうかなと思っています。





