先日、いきなりメールが届きましてネット上にファイルを保存して使えるクラウドサービスを複数使っているのですが、無料で使えるニュージーランドのMEGAというサービスが今まで20GBまで無料で使えていたものが、急に半分の10GBまで無料で使えるだけになったという連絡でした。
ちなみに、その時に12GBくらい使っていて、当然ながら無料利用分を上回ってしまっていたので、泣く泣く一部のファイルを削除しました。このクラウドは主にスマホのカメラで撮った写真をアップロードしていたのですが、同時に別のクラウドにもアップしていたので実害はないのですが、このようにいきなりの仕様変更があるとその処理に手間がかかりストレスになります。
「クラウド」については、本当に大事なファイルはアップロードしない方もいますが、私は結構使っています。もし大きな災害があって自分の身一つで逃げ出さなくてはならなくなった場合、大事な電子ファイルをどこかにコピーして持っていた場合、そのファイルが大切なものであれば何をおいてもそれを持って逃げなければと思う人もいるかも知れません。私の場合は、パソコンだけでなくスマホが全て無くなったとしても、複数のクラウドのうちどこかのクラウドが生きていれば、どこかから新たに仕入れてきたパソコンをインターネットに接続できれば、今使っている利用環境が全て再現できます。
色々なクラウドを使われている方もいるとは思いますが、日本国内にサーバーがある場合、南海トラフ地震でサーバーが壊れてしまった場合に自分の預けたファイルはどうなってしまうのかと思うので、当然サーバーの方でもしっかりバックアップしているとは思いますが、自分でも何とか設定だけでも元に戻せるように、少量の容量しかないクラウドでも無料で使えるのであれば、設定に関するファイルくらいは分散しておきたいですし、今回容量を削られたMEGAも大事なクラウドだと思っているので、まだ無料でサービスを提供してくれるうちは利用を継続したいと思っています。
と、同時に他にも良さそうなクラウドがあれば、新規開拓することで一つ一つは容量が小さくても合わせて無料でそれなりに使えるようにしたいです。ちなみに、有料のクラウドやサーバーも契約しているのですが、もし何らかの理由で入金が滞った場合に、いきなりデータを消される可能性もあるので、有料のクラウドを使っているという方でも、大手のOnedriveやGoogleDriveに最低限の設定情報くらいはアップロードしておくことをおすすめしておきます。もっとも、アメリカ資本のクラウドが、政権の影響で一気に無料サービスが無くなってしまうリスクもあることも理解しておきましょう。