コンパクトな生活であればあえて高容量のポータブル電源がなくても大丈夫か?

最近、ポータブル電源に関するエントリーを書いていませんが、今でも継続して使っています。ただ、持っているポータブル電源の容量が大体200wh前後という、各メーカーから出ている製品の中では最も容量が小さいものを複数持って、ローテーションしながら主にパソコンやモニターの電源として使っているのですが、それだと使う電力も少ないので、なかなか減らないというのが正直なところです。

ただ、小容量のものだとクーラー・電子レンジ・ドライヤー・IH調理器というようなものは全く使えません。そうしたものまで使いたいなら、もう少しお金を出して高容量高出力のものを手に入れる必要があるのですが、私の場合は小容量のポータブル電源を購入してからその容量・出力でも使える家電を購入して車中泊のために役立てようと思っていたので、そこまで小容量のポータブル電源でも不自由さは感じません。具体的には、

・DCモーター駆動の扇風機(微風なら数ワットしかかからない)
・一人用電気釜(ぎりぎり使える200Wタイプ、非常時にはクッカー代わりにも)
・DC出力が可能なポータブル冷蔵庫(持っているものは消費電力のカタログ値36W)

この辺のものが単体でそれなりに動けば、同じような製品を複数集めて、ソーラーパネルを使って充電したものをローテーションできれば、それなりに使えます。当然ながらスマホの充電やニッケル水素電池の充電はできるので、非常時の通信や明かり(単三電池を使うタイプのランタンは用意しています)、ラジオを使い続けることは問題なくできると思います。

車中泊にこうした小容量のポータブル電源を持っていく場合、ソーラーパネルを持っていかなくても車のシガーソケットから100Wくらいの出力で充電できるので、走行しながら2時間くらい走ることによって、空のポータブル電源を満タンにできます。小さなものなら2台持ち込んでもそれほど荷物にならないので、車内で特別な装置もなく充電のローテーションをしながら、夜の車の中で使う電気を普通に使えるようになるのは、結構便利だと思います。

ここのところの電気代高騰対策として、将来的には実験的にソーラーパネルで充電した小容量ポータブル電源を使って、電気食いの大型テレビの代わりにモバイルモニターを動かして扇風機もいっしょにポータブル電源から使うことによって、それほど苦もなく節電しようかなとも考えています。その時、今持っているポータブル電源の数だと充電が追いつかない(晴れの日ばかりではないので)という問題もあるので、自分の身の丈に合った形でそのまま小容量のものを増やすか、もう少し容量が多いものを増やすか、それともいざという時には電子レンジまで使えるものを増やすのかというところになるのですが、もう一つ問題があります。

自宅ではベランダの物干しに吊り下げる形でソーラーパネルを設置し、日が届かなくなれば撤収するような事をしているのですが、自宅のすぺーすだと今後新たにソーラーパネルを購入するにしてもトータルで200W(晴天時の最大)のパネルを出すのが精一杯なのです。となると、自動的に小~中程度の大きさのものに限定されそうですが、徐々に使えるポータブル電源の数も増やしていければと考えています。

カテゴリー: ソーラー自家発電 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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