先日のブログで少し書きましたが、WindowsOSを入れて使うにはもはや「ゴミ」とまで言われているCPUを搭載しているLenovoのIdeaPad D330について、すでに持っているものとは別に、スペアとして予備機を物色していたのですが、早速某パソコンショップの中古で安いものを見付けたので注文しました。
このパソコンは、CPUがCeleron N4020で、メモリが4GB、フラッシュメモリが64GBで交換不可ということで、ぎりぎりWindows10では使えていたものの、Windows11では何もアプリを入れなくても残りの容量が10GBちょっとしか無くなるというような、一部の人から見たら本当に産業廃棄物的なパソコンであることは確かでしょう。
このパソコンは元々、学生の学習用に多く作られていたようで、私が新古品として購入したものも、学校に売るつもりが売れ残ったような感じのものでした。キーボードはBluetoothではなく、マグネットで物理的に取り外し可能になり、キーボードユニットにUSB端子が2つあるので、USBメモリからブートしてLinux Mintを導入するには使いやすいものです。
Limux Mintを入れることでタッチパネルは使えなくなりますが、先日購入したタッチパッド付きの折りたたみキーボードと合わせて使えば、重いキーボードユニットを持ち歩かなくても普通に使えるようになるので、他の方の評価はわかりませんが、ウェブ検索をしたり、ブログを更新したり、動画や音楽を聴いたり(手前にステレオスピーカーがあるので別にスピーカーを用意する必要がない)という用途であれば必要十分なモバイルパソコンとして私には使えます。
今回、売りに出ていたものは、完全にWindowsOSが初期化されたものですが、動作はしているようだったので、本体(タブレット+キーボード)とACアダプターとのセットを6,000円で購入しました。設定については今までこのブログに自分で書いたものを読み直しながら同じように設定し、何とか無事に動くようになりました。
以前購入のものとの違いは、LTE対応ではないことぐらいですが、ちゃんと画面保護シートが貼ってあり、電池も十分に残っていてカタログ値の最大14時間利用とまではいかないものの、モバイル用途として十分に使える感じです。手持ちのモバイルバッテリーと接続可能な社外品の変更PDケーブルと合わせて使えるので、本体以外のアクセサリを買い直さなくてもいいというのが自分的にはポイントが高いものでした。
ネット接続はモバイルルーターかスマホ・タブレットからのテザリングが外出先では主になるでしょう。そのうち、タブレットに入れているのはmineoの低速が最大1.5Mbpsというプランにしているのですが、このスピードだとWiFIではなくBluetoothテザリングでも十分使える感じにはなると思います。電池を比較的食うWiFiは普段使わずに中速くらいで使うぐらいが、性能がかなり控えめな古いタブレットには合っているようにも思えます。
これで、もし何かあって外出先でタブレット本体を壊してしまっても、安く買ったのでダメージは少なく、すぐに代替機を持ち出すこともできます。今、この文章を購入したばかりのタブレットと折りたたみキーボードとのセットで書いていますが、他のノートパソコンと使い勝手は変わらず、最少・最安構成でもこれだけ使えるようになるというのは今さらながらびっくりします。
もし、Windowsのアプリ(特にOffice)での作業が必要になった場合も、10インチの画面であればリモートデスクトップで自宅のWindowsマシンをリモートコントロールして使うこともできるので、その辺の設定も済ませて明日から持ち出すのは新しく購入したものに変えようと思っています。ちなみに、現状でフラッシュメモリは64GB中40GBくらい残っているので、改めてLinux Mint22の軽さと便利さが際立ちます。まだ使えるものは壊れるまで使う気持ちで、今回購入したものも使っていけたらいいですね。