財布を落としてアタフタする前に使用中止や再発行の手続きがまとめでできるように内容を控えておこう

先月、スマホを落として紛失してしまった時、実はスマホと一緒に財布を持ち出していました。スマホと財布のどちらを落としても大変なのですが、私の場合は予備のスマホにも同じようなアプリを入れていたので、スマホの中にどんなアプリがあるのかということは何とか全て把握した上ですぐに対応が取れました。もしスマホでなく財布の方を落としていた場合、財布の中に入っているもの全てを把握していなかったので、とりあえず必要な分の届出はできても、いざ使おうとした時に実は財布を落とした時に同時に失くしていたと気付く事も少なくなかったのではないかと思います。

そんなわけで、少なくとも財布を失くしたり落としたりした場合に、迅速に手続きをまとめて取れるような対策を個人的に実行しています。どんなことかと言うと、パソコンだけでなくスマホやタブレットからでもアクセスが可能なクラウド上のフォルダの中に、財布の中に入っている物のリストおよび、カード類の最低限の情報を記した覚書を保管しておくというものです。

私の場合は、「運転免許証(マイナンバーカード)」「クレジットカード」「キャッシュカード」「診察券類」などを別々にまとめて、カード独自の番号とともに控えます。ただ、クレジットカードの裏にある「セキュリティコード」については、カード番号とセットにすると誰かに見られたらすぐに不正利用されてしまう可能性があるので、再発行する際に必要な情報は入れるものの、あくまで最低限のものにしています。

このようにリスト化することによって、別のメリットもありました。というのも、どうしても何もかも財布の中にその時に使うものを入れてしまって元に戻さないということもあるので、普段使わないものの必要とする時に必要なカードについてはあえて財布から出し、他の場所にしまうようにして、いざという時に届ける場所をまとめつつ、財布を失くしたことでのダメージも多少少なくするということができます。私もリスト化する際にずいぶんと使わないカード類が入っていることに改めてびっくりし、きちんと管理することができるようになりました。

最近はポイントカードやクレジットカードの代わりにスマホのアプリで代用できるような仕組みも増えてきていますので、スマホ内の操作で済んでしまうサービスで発行したカードについては、あえて財布から出すようにしています。具体的にはJAFの会員証や、ガソリンスタンドで発行したクレジットカード(アプリのQRコード読み取りでカード決済できます)は、別に保管し、予備のETCカードについては普段持ち歩かずに、旅行の時だけ持って行くような形に切り替えました。

当然ながらスマホや財布を落とさず、スリに取られないように持ち出す場合の注意も十分にすることは当然なのですが、どんな準備をしていても完全に防止することはできないというスタンスを取っておかないと、それこそ大きな災害に遭遇した場合、持っているもの全てを捨てて逃げる方が良い場合もありえます。そのため、出先で全く何もなくなってしまったとしても、ネット上にデータを残しておくことで、後から新しいハードを使ってクラウドにアクセスすれば、今持っているものを取り戻すためのヒントを得ることができるような環境を作っておくことは個人的におすすめさせていただきたいと思っています。

カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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