持ち運びできる折りたたみソーラーパネルの本命?「BigBlue ソーラーパネル22W」を入手し使ってみた

常に持ち歩ぶ電子機器が、スマホ・タブレット・モバイルルーターが中心で、今まで高出力のモバイルバッテリーが必要だったノートパソコンの替わりに、T90Chiという2in1のWindowsタブレットに変わったので、持ち出す電源については小出力のモバイルバッテリーだけで良くなりました。となると、災害時の充電を考えた場合、小規模のソーラー発電の機材を揃えれば、それなりに使い続けられるようになる可能性が出てきたということになります。

たまたまアマゾンのセール品で、かなりコンパクトに収納することのできるソーラーパネルが安く売っていたので、まずは手に入れてみました。BigBlueというメーカーの最大22Wのパネルなのですが、折りたたむとスマホと比較してもかなり小さく、100円ショップに売っている小ぶりの巾着袋の中にぴったりと収めることができます。

で、展開すると八面に広げることができます。出力はUSB-AとType-Cの二つで、これでモバイルバッテリーを充電して、そこから各種電子機器を充電するような形で使うには絶好です。本体には小さなカラビナ2つとType-Cのケーブルが付いていましたが、実践的に使うために巾着袋に入れておくものを追加しました。

まず、これは洗濯用のS字フックの一種なのですが、風が吹いても飛んで行かないようにいったん取り付ければストッパーが付いていて外れにくくなっています。さらに、こちらは以前購入していたワイヤーを追加して自宅のベランダに取り付けてみました。物干し竿に付けるにはもう少し大きなS字フックでなければ付かないのですが、パネル自体が小さいのであえて物干し竿に付けるのではなく、ちょっと引っ掛けられるような場所があれば固定させることができ、風が強い日でも何とか飛ばさずに充電を続けられるようになります。

ただ、毎日持ち運び旅行中にも使うことを考え、旅行中や移動中に充電をするため、バックパック自体にセットするやり方の方が実践的でしょう。このようにセットして日の当たっている所に置いたり、歩きながら日光を背中に浴びつつ歩けば、それだけで幾分かモバイルバッテリーに充電ができます。当然ながらこうしたパネルはちょっと影になったり、天気が悪くなったら極端に効率が落ちるわけですが、それでもこれだけ手軽に使え、様々なセッティング方法も使えると、日常的にモバイルバッテリーの充電をこれでやってみようかなという気にもなってきます。

もっとも、こうしたソーラーパネル全般に言えることですが、簡単に電気はたまりませんし、充電量はパネルの大きさに比例するのでポータブル電源を充電できる大きなソーラーパネルと比べると非力で使った分を溜めるにはかなり時間がかかることだけは覚悟しなければなりません。それでも、モバイルバッテリーを複数使いながら、使って減ったものを常に日が出ている間充電するような事ができれば、節約しながら使うのであれば災害時でも何とかなるのではないかという気もしてきます。

というわけで、これで一応持ち出し用の基本セットというものが完成したような感じです。もちろん今後も、さらに便利で良いもの、軽にものなどと入れ替をの可能性はありますが、ついにここまで来たかという感じです。車で運ぶことを考えるとかなり大がかりにしても持ち運びは今もできますが、歩いて移動しながらそれなりのソーラー発電を行なうということはなかなか考えられなかったので、このセットには期待しています。

カテゴリー: ソーラー自家発電 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA