先日、電話で一時停止の手続きを行なったマイナンバーカードのスマホ用電子証明書についてオペレーターの方と話した際に、持ち出していないマイナンバーカードについても一時使えなくなるので役所で手続きが必要だと言われました。それを受けて、昨日役所に行ってきたのですが、これまでの顛末を説明すると、役所では二つのパスワードのリセットをする必要があるということで、言われるがままに新しいパスワードを機械に登録し、無事に元に戻りました。新しいスマホにマイナンバーカードを読み込ませて、マイナンバーカード無しでもスマホのマイナポータルアプリへのログインができるようになりました。
このように、紛失によるスマホ引き継ぎの処理があらかた済んでいたのですが、一つ忘れたことがありまして昨日手続きを行ないました。おサイフケータイに入れていたセブン-イレブンで使える電子マネー「nanaco」の引き継ぎをしようとインターネットで調べたところ、お客様センターの電話番号が出てきたのですが、その番号は0570から始まるナビダイヤルか、市外局番から始まる一般電話の番号が並列で記載されていて、どちらにしても通話料がかかります。残っていたnanaco残高は端数だけだったので、スマホを失くした当日にその処理を行なうのは後回しにして、市外局番からの電話なら無料通話ができる楽天モバイルのSIMが再発行されるまで待っていたのですが、楽天モバイルの電話番号が復活した後でもついつい先伸ばしにしてしまっていました。
改めて連絡をしようとパソコンから電話番号を調べ直したところ、nanacoのお問い合わせセンターでは電話での連絡の他に、チャットで完結するリンクも掲載されていたので、パソコンからならということで、そのままパソコンからちゃっとに入ってみることにしました。
nanaco再設定の流れとして、いったん使っていたアプリのnanacoについては解約し、その際データを引き継げる番号をもらい、新しいスマホにその番号を入れてログインを行ないます。ただ、それだけでは残高を引き継げるわけではなくて、その後自宅の住所に郵便で届く書類に記入して返送ると、時間は多少かかるものの残高が復帰することになります。
こうした一連の手続きついて、こちらの方は引き継ぎ番号をメモして郵送先の住所を知らせる事が必要になりますが、これを電話でやるかチャットの画面で確認して、改めてパソコンの画面を見ながらスマホアプリを起動させてスマホから直に入力するかと考えると、明らかにパソコンでチャットをやってパソコン画面から番号を確認してスマホで入力する方が私は楽でした。
面倒な操作が必要ないのは圧倒的に電話の方なのですが、回りに人がいるところでわざわざ自分のスマホを紛失したことを知らせるような電話をすることはしたくないので、結局連絡することが遅れてしまうということもあるかも知れません。ということで、もしどうしても企業に連絡をしなければならない要件が出てきた場合は、頭から電話をするということではなく、同じ内容のものをチャットで提供していないかということも確認した上で選ぶということが大切ではないかと思います。
とりあえずこのくらいで、スマホ紛失についての事後報告を終わりますが、やはり大事なのはいかにして落としたり忘れたりしないようにするかという事でしょう。そういう意味では落としたスマホredmi 12 5gは約6.8インチの縦長で、ポケットに収まりが悪かったことも落とした原因の一つなのではないかと思ったので、今後は少し小さくてポケットへの収まりが良い6.4インチぐらいの(今使っているReno9Aのサイズ)をスペアスマホとして検討したいと思います。