結局このお正月のセールでモバイルバッテリーを買ったことの裏返しとして、大容量のポータブル電源を買うことはなかったのですが、これは魅力的なセールがなく縁がなかったということで仕方ありません。
改めて考えてみると、自宅のベランダに出せるソーラーパネルは出せても100Wのもの2枚くらいがせいぜいなので、大容量のものを買ったとしても今の環境では満足にソーラーパネルで充電することができません。そういう事もあり、無理に大きなポータブル電源を買うこともなかったとも言えます。今回の投稿は今持っているポータブル電源をさらに使えるものにするため、ごくわずかな投資で、今あるポータブル電源でできることを増やすための買い物について紹介したいと思います。
私の持っているポータブル電源の一つ、エコフローのRiver2にはDC出力のためのシガーソケットが付いているのですが、残念ながらホコリ等が入らないようなフタが付いてませんでした。現在は見付けてきた蓋は付けていますが、微妙にサイズが合わないのがちょっと不満です。また、普段使いの中でシガーソケットを使って利用する機器がほとんどないことも何とかならないかなと思っていました。ACコンセントからの出力は便利なのですが、基本DCの電気をACに変換して出力するのにどうしても変換ロスが出るので、使えるならDCからそのまま出した電気を使いたいということもあり、懸案事項の両方を解決するためにあるものを購入しました。
それが、車のシガーソケットに差してUSB出力を使えるようにするカーチャージャーでした。今回購入したのは、「UGREEN シガーソケット USB C カーチャージャー 2ポート 52.5W【PD30W+SCP22.5W 急速充電】」というものです。商品名がそのままスペックになっているのでこれ以上の説明は不要かも知れませんが、普段はほとんど使わないDC出力からUSB出力を使えるようになるので、River2の場合、元からあるUSBポート(Type-C×1 Type-A×2)に加えてAとCが一つずつ増えるので、同時に充電できる機器がさらに増えるということになります。
今回購入したものは写真で見るとわかると思いますが、かなり小さなものなので、実際にポータブル電源に付けたままにしておいてもそんなに違和感は出ないように思います。ちなみに、DC出力を有効にするためにはボタンを押して出力を有効にする必要がありますので、使用時にはその点に注意しましょう。
今回購入したカーチャージャーの出力は、それほど多くないPD30Wにはなりますが、ポータブル電源に付いているUSB-TypeC端子からの出力は60W(River2の場合)ありますので、出力違いでもそれほど影響はないだろうと思います。もちろん、使うカーチャージャーによって端子数や出力を増やせますので、カーチャージャーの製品の進化に合わせて買い足していくというのが正確ではないかという気がしますね。
これで、USB-TypeC×2とUSB-TypeA×3のUSB出力を持つことになったので、5台の機器を同時充電できるようになりました。他のもっとUSBポートがあるカーチャージャーであれば、さらに端子を増やすことができるかも知れませんが、これだけコンパクトで購入時に付いていないDCソケットのフタ代わりにもなるので、今回の買い物は十分メリットになったような気もします。
これで、ポータブル電源を持ち出した際に、USBから給電して使う分には、そこまで高容量でなくても何とかなりそうな使い方ができると思うので、今後はUSB給電で動くものを色々揃えつつ、もう一度ポータブル電源を車でのお出掛け用途でも使えるような環境作りを今年はしていきたいと思っています。