月3GBまでのデータ通信で通話定額の最安値については「楽天」+格安データ回線をまずは考えてみる

ネット記事で、月千円前後でデータ量が3GBまでのスマホ用の通信プランの比較について様々なデータを比較している記事を読みました。

ahamoに代表されるような通話が5分定額で月30GBまでで大体3千円くらいのモバイル回線を主流なものにするために各社が同じようなプランを出している中、そこまでデータを使わなくても済む場合、キーワードとなるのが「月3GBまで」の高速データ通信を利用できるプランになるでしょう。

以前のブログでも紹介しましたが、データ専用でない電話番号によって通話可能なデータ通信ができるプランということでは、povo2.0から日本通信の合理的290プランなど、それこそ千円以内でも500円以下で利用可能なプランもあるわけですが、それだと日本通信の月290円のプランで月1GBまで、povo2.0の場合は何らかのトッピングをしないと使いたい時に高速データ通信を使えない場合があります。私が主に動画以外のネット利用で毎月使っていて、月2~3GBの高速通信があれば何とか不自由なく使えるという感じです。

最初に見たネット記事では、数多くのMVNO系の3GB未満のプランが紹介され、その基本料に通話定額(5分ないし無制限)を付けるとどのくらいになるかを比較していましたが、基本3GBくらいのデータ通信込の料金が安くても、通話定額にはそれなりのコストがかかるので、24時間通話定額だと月2千円前後かかってしまうとなっています。

しかし、私が読んだ記事では書かれた方がiPhone利用者なのかはわかりませんが、楽天モバイルのプランの事には全く触れていないのが気になりました。楽天モバイルの場合、通話にAndroidスマホを使えば、IP電話の仕組みを使ったRakuten Linkによる通話・SMSは基本料金の範囲内で制限なくできるようになっています。データ量も月3GB未満であれば月1,078円で使えるので、常に月のデータ使用量を3GB未満で抑えることができていれば、通話料とデータ通信の組み合わせで言えば最強でしょう。

もし、データ使用料が月3GBをオーバーしそうな場合、基本的には楽天モバイルを使いつつも、予備的に回線をもう一つ契約して、スマホも2回線を同時に使えるものにするというのが賢い選択ではないかと私は思います。

具体的に考えられるのは、できるだけ1,078円から追加料金を掛けたくない場合は「楽天モバイル」と「povo2.0」との組み合わせで、楽天モバイルの専用アプリ「my 楽天モバイル」でデータ利用量をこまめに確認しながら、使用データ量が3GBを超えないうちに、スマホ本体の設定でデータ通信用に使うSIMを楽天モバイルからpovo2.0に変えて月末まで使うようにすれば、速度は低速になりますが、いざという時にはトッピングで高速通信を使うこともできるようになります。

ただ、楽天モバイルはパートナー回線としてpovo2.0と同じau回線を使っているので、楽天でもauでもない回線を使いながら安く回線を維持したい場合には、月290円で1GBまで使える日本通信の合理的290プランを使うか、月2GBまで使えて翌月までの繰越可能なIIJmioのデータ専用eSIMプランの月2GBが月額440円なので、合計でも1,500円くらいで3GBプラスアルファの利用が可能です。回線のトラブル対策という点でも、個人的には多少費用はかかっても、ドコモ回線のSIMを追加するのが安さで選べば悪くない選択になるのではないかと私は思います。

前のネット記事ではあくまで一つの契約で月3GB未満のデータしか使わないことを前提に書かれながら、楽天モバイルへの言及がないのが残念でした。そして、多少の専用的な知識およびスマホの設定を変える必要がありながらも、二回線合計で利便性を上げ、さらに安く上げるという知恵についても考慮の中に入れるべきではないかと思うのですが。

カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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月3GBまでのデータ通信で通話定額の最安値については「楽天」+格安データ回線をまずは考えてみる」への2件のフィードバック

  1. ケータイオタク

    デュアルSIMで楽天モバイルとiijmioe-SIMの組み合わせは2重の意味でも良いと思います。楽天モバイルが2.5GBくらいまででセーブして残りはiijmioでカバーすれば1,500円くらいで抑えられるのと都会の地下やよく言われるスーパーのレジのような電波の悪いところでも楽天モバイルとドコモ回線があれば大体間に合うと思います。
    ただドコモ自身が遅いという問題がありますが。エリア的にはかなりカバーできますね。

  2. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん、コメントありがとうございました。

    今出ているスマホの殆どは2回線の使い分けが可能になっているので、その機能をうまく使って自分が使いやすい二つの回線を用途によって使い分けるという考え方がもっと広まれば良いですね。

    IIJmioの場合、翌月繰越もできるし、高速と低速の切り替えができるというのも良いですね。楽天の3GBを使いそうな時にデータ利用SIMをIIJmioに切り替えた場合、アプリ通知やメール受信で高速クーポンを使わないように普段は低速にしておき(最大300kbpsで他社と比べると少し速い)、いざという時に高速にするような使い方もできます。普通で毎月3GB以内で収まるような使い方をしている方なら、いざという時にはIIJmioの高速データは繰り越して最大残り4GB使える可能性もありますので、合計月最大7GBが使えて約1,500円で済みます。通話・SMS料金も込みで楽天・au回線でつながらない場所でも使えることを考えると、多少の手間を掛けてもこれで十分ではないかと私も思います。

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