旅行雑誌の「じゃらん」が休刊するというニュースが入ってきました。紙媒体(アナログ情報)の有益性というのは十分に承知しているものの、今の世の中わざわざ毎月お金を出して旅行雑誌を買うよりも、ネットで調べればお金もかからず効率的な情報が収集できるので経営的にうまく行く見込みがないのではないかと思います。残念ですが、これも世の中の流れというべきでしょう。
ただ、検索ワードを入れて探したり、旅行サイトを中心におすすめを調べたりしても、表面的に自分に興味のあるものだけがピックアップされるだけで、自分自身が気付かない面白いものを見逃しがちになります。実はたまたまそうした事を体験したので、今回はその事について書かせていただきたいと思います。
私のブログではXのアカウントを持っていて、主に毎回の更新事項について毎日アップしているのですが、色々な方からフォローをいただいているだけでなく、こちらからもフォローしているアカウントもあります。基本的には旅行や通信関連のアカウントになるのですが、先日Xのアカウントから流れてくるポストを眺めていたら、以前何の気なしにフォローした観光施設のアカウントのポストが流れてきました。
そのアカウントは、毎年6月に朝採れのとうもろこしを買いに行く直売所も併設しているのですが、毎年一回そのイベントや、イベント周辺の時期にどんな品種が出ているか確認するのに役立っているのですが、何と今の時期、初夏に収穫した後に改めて種を蒔いた秋採りのとうもろこしが現在その直売所で販売されているという投稿を目にしたのでした。
個人的にはとうもろこしの時期は年一回だと勝手に思ってしまっていたのですが、年に二回旬のとうもろこしを買えるチャンスがあるのなら、今シーズンは行けるかどうかわからないものの、時間が取れたらぜひ行ってみようかなとも思えてきます。こうしたことは、ネット検索をしたり、旅行関連のサイトを見ていても出てくるような情報ではないので、ネットを使うにしても新たな切り口で見ていくことが大切だなと思います。
現状ではXよりもインスタグラムで発信をしているところも多いので、旅先で気に入ったお店や施設を複数のSNSでフォローすることによって、自分にとって有益な情報が入ってくることもあります。こうした情報の取り方というのは、まさに紙媒体での情報の入れ方に近いですが、ネットの情報というのはちょっとしたことで流れてしまって見逃すことも多いので、見る時には目的とする場所だけでなく画面の色々なところにも配慮しつつ、何にでも面白がって見ていくことも合わせて必要になってくるのではと思います。
そうは言っても私自身、実はもっと面白い情報をかなり見逃しているであろうことも確かであり、ネットで得た情報をメモに残したり、自分なりにこうしてブログに書くことによって自分で使える情報として活用できるよう、今後も失くなってしまうであろう紙媒体の情報をネットで何とか補完できるように工夫をしていきたいと思っています。