データ使い放題をモバイル回線で使う人の中には、povo2.0のデータ使い放題のトッピングを利用して安く無制限で使いまくる「裏技」を活用されていた方が少なくないと思います。このブログでも紹介しましたが、現在はトッピングを付けたら、その時からきっかり24時間ではなく、翌日の期間満了日の23時59分59秒までとしていました。
この仕様をうまく使うと、トッピング開始を午前0時を過ぎてすぐ行なった場合、使い放題は翌日の午前0時過ぎに終了するのではなく、翌日の日付が変わる直前まで利用できていたので、一回のトッピングで24時間とは言いながら48時間に限りなく近い形で利用することが可能だったのです。
それが、2024年9月17日から、あくまでトッピングを開始してから24時間きっかりで終了することが発表されました。前回の内容にも関わってくるのかも知れませんが、povo2.0を運営するauとしては、できる限り収益を圧迫するような過剰なサービスは無くす方向で進んでいるという印象なのですが、逆に言うとこれでわかりやすくなり、用途によってpovo2.0を使わないという選択も出てきそうです。
ちなみに、一回の使い放題のトッピングは330円で、期間限定で3日間(790円)、一週間(1,800円)となっています。事前にこうしたトッピングを購入して持っている方は、9月17日以降に回数を残してしまうと、当初の目論見とは変わって必要な日数で使えなくなることもありますので、早目に使ってもはや頭を切り替えて次の事を考えるのが良いだろうと思います。
毎日いつでも無制限で使いたい場合、今であれば楽天モバイルが最も安く利用でき、さらに言うとそこまで使わない日が多ければ、月のデータ量が20GB未満であれば月2千円で済みますし、通話はRakuten Linkを使えば(Androidの場合)料金はかかりません。
ちなみに、povo2.0の回線は基本的にはauと変わらないので、通信の品質は高く、MVNOのように時間や場所によって極端に速度が落ちるということは考えにくいので、回線自体は最低金額でキープをしながら代替方法を考えるというのも一つの手です。MVNOの中では、あえて最高速でなく格安の月額990円で平日昼間(12~1時)以外の利用では「中速」と言える最大1.5Mbpsで利用可能な「マイそくスタンダード」というプランがあります。このプランではどうしても平日昼間に高速で使いたい(平日昼間は最大32kbpsとほとんど使えない)場合や、そこそこ使えるとは言っても中速では力不足のような場合に、一回198円と、povo2.0のトッピングより安く同条件で使えますので、mineoのマイそくに移行するという考え方もできると思います。
大手キャリアがサブブランドを出してきて、キャリアの高品質を安く利用できるという流れができましたが、今そのサブブランドが大手キャリア並の料金に近づいているような状況になっています。そんな中であくまでサブブランドの品質を取るのか、それとも多少品質は下がっても毎月の料金が安くなるMVNOや新規参入の楽天に移行するのか、今後はそんな事も考えながら各キャリアのサブブランドの動きも見ていくことが必要になりそうです。
てらさん、こんにちは。
povoの1日使い放題、実質2日間から24時間になってしまい残念です。帰省時等、集中して使いたい時に、朝トッピングして、翌日の寝る前まで使えて便利だったのですが・・
povoの経営状況は良く判りませんが、ネットで見ていると契約の穴を突いて、裏技(話し放題の短期解約等)で数円で回線維持等、やり過ぎる人も居るみたいで、緩かった規定も締めざるを得ない、と言った所かな、と思います。
ちなみに、「一回のトッピングが1,000円以上」というのは、回線維持のための条件として、存在した記憶があるのですが、今は廃止されたのかな?
では~ ahiru
ahiruさん コメントありがとうございます。
最近、大手のサブブランドで良い話は聞かれませんね。povoの最低維持料金は、通話とSMSだけの場合は180日で660円、トッピングの最安値はデータ使い放題の330円で180日という感じだったと思います。今回の話はたらればの話なので変わるかどうかはわかりませんが、トッピングの消滅や値上げで最低利用金額が底上げされる可能性もありますね。
ただ、povo2.0の場合、通話用のトッピングをのぞけば、全く契約したことを忘れて使っていなくても毎月料金はかかりませんし、トッピング忘れの場合は自然退会となりますので、後々まで延々と支払うようなトラブルは生じないので、その辺もうまく使いながらpovo2.0を活用していくのが良ろしいかと今は思っています。