車中泊前乗りで行く鹿児島弾丸ツアー(3)体に良い?黒酢レストランで昼食を

今回の旅では二名での観光だということと、後部座席には荷物しか載せないということで、一番安い軽自動車を借りることにしました。なお、カーナビ・ETCは付いていますが、高速道路を走る場合には自分のETCカードを別に用意するのがセオリーです。

今回、軽自動車にしたというのは、高速代も普通車より軽自動車の方が安く使えるというセコい考え方もありました。ただ、今回は利用したレンタカー会社に車がありませんでしたが、軽ワゴン車が借りられたら、一泊二日借りて宿を車の中にして宿代を浮かすというパターンも可能なので、予定はないものの漠然と色々回りたいと思っている方は、普通車ではなく、後ろにマットを敷いて寝られる環境を作ることができる軽ワゴンを指定して借りるというのは意外に良いかも知れません。マットと夏用寝袋に、外からの視線が気になるなら、このブログで以前紹介したテンマクデザインのモノポールインナーテントを組み合わせれば、借り物の車の中でも外から覗かれても大丈夫な環境で車中泊可能です。

で、車でまずどこへ向かったかと言うと、空港から車で40分ぐらいで到着する霧島市福山町の「黒酢の郷レストラン桷志田」というところでした。事前に調べましたら、かなり古くからやっているところでも同じような黒酢料理を出してくれるレストランはあったのですが、お土産のバリエーションが多いということと、たまたま行く直前にテレビで紹介されているのを見た「黒酢ドレッシング」がおいしそうだったからという安直な理由でした。到着したら、熟成用の壺が並んだ景色に圧倒されました。

この旅で一番心配したのは、黒酢製品というのはガラス瓶に入っている場合がほとんどなので、多くお土産を買った場合、帰りの飛行機で手荷物として持ち込むことになるものの、たまたま今回乗ったスカイマークの飛行機は天候が安定しないという理由からかなり揺れまして、これで本当に中味を割らずに持って帰れるのかということでした。ただ、色々とお土産を物色しているうちに結構な量になってしまい、合計額が1万円を超えてしまったのですが、このお店では1万円を超えた場合にはゆうパックで送る送料をサービスしてくれるということだったので、それならと自宅に購入した黒酢製品を全て送ることにしました。もし、規定額に足りなかった場合には、別のお土産を一緒にして、空港内に入っている宅配業者(空港ではヤマト運輸)に預けてしまっても良いでしょう。特にLCCを使う場合には、当日預け荷物の送料が3千円近くかかってしまうので、お土産を買う場合には最初から宅配便で自宅送りにして身軽に観光するのがベストだと思います。

お土産を選んでいる間にレストランの開店時間になったので、それを待って二階のレストランに上がっていったら、すでに先客がいました。お店のシステムで、人数を入力して番号で呼ばれるための番号札を取る仕組みになっているので、人が多い時期であれば開店前であっても先にレストランの方に上がって番号札を取る方が良い事を後で知りました。ただ、事前調査で、とにかく黒酢を使って作った酢豚が食べたいと思っていたので、メニューも見ずにすぐ注文し、早めに昼食をいただくことができました。酢豚を選べるランチコースは写真の内容で2,200円で、食後のデザートと飲み物までついています。

食事はゆっくり桜島を遠くに見ながら黒酢を熟成する壺の並んだ壮観な景色を見ながら食べていたこともあり1時間くらい時間を取りましたが、その頃には平日の昼間で団体客がいないにも関わらず、かなりお店の中は混んでしまっていました。主に健康に気をつかう私より年の多めの人が多かった感じはありましたが、旅先で健康的な食事をいただけるというのは有難いことでした。今回は日帰りの弾丸ツアーということでそこまで時間はないので、名残惜しさを感じつつお店を後にし、次の目的地に向かいます。(3)おわり


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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