mineoとpovo2.0の「24時間使い放題」の違いを実際に計測して比較する

昨日契約したデータ専用のpovo2.0ですが、契約した当初は高速クーポンを使えるので、今のうちにその速度を計測してみました。当然ながら、eSIMを何に登録するかによって変わってくるとは思うのですが、私は先日導入したばかりのOPPO Reno9Aに登録したところ、もうすでにau回線の5Gが使えるようになっていました。

いつものサイトでスピードテストを行なったところ、さすが5Gといった感じで自宅の光回線の限界である100Mbpsを超える120Mbpsという数値を叩き出しました。その代わり動画などを利用した場合のデータ消費は顕著で、トッピングした高速クーポンがみるみるうちに無くなってしまいました。ですから、数GBのトッピングをするよりも、必要な場合に応じて一回330円の「24時間使い放題」を利用した方が高速通信の恩恵を受けられるのではないかと思います。

ちなみに、平日昼間に最大32kbpsという低速しか出ないmineoの「マイそく」(月990円でその他の時間は最大1.5Mbps)にも同じオプションがあります。一回198円と安いのがメリットですが、mineoは大手キャリアから帯域を借りているということもあり、当然ながらpovo2.0並のスピードは期待できません。それでも、旅先のスマホで使うならそれなりに使えるとは思いますが、もう一つ、二つのオプションには違いがあります。

というのも、公式ベージのオプション案内のところに、このような記述があるのです。

「当面の間は、期間満了日の23時59分59秒まで利用いただけます」

当面ということなので、今後は変わる可能性があるのですが、例えば金曜の夜でなく土曜の日付けが変わった午前0時代にトッピングをしたとします。そこから24時間ということは、翌日曜日の午前0時代になりますが、上記の記述からすると、サービスはその日の23時59分59秒まで利用できるので、トッピングをするタイミングによって、24時間ではなく48時間に限りなく近い、実質的には2日間利用できてしまうのです。

今後私がmineoのコースを「マイそく」に代えるかというのは、状況によってまだ絶対とは言えませんが、毎月の支払いを安くするために月990円のマイそくにした場合、日帰りの出張のような場合は多少スピードが落ちるといっても、スマホでインターネットを終日利用するにはmineoの24時間使い放題の方が安いのでそちらを選ぶようになると思いますが、泊まりで出掛ける時には時間を計りながらpovo2.0の方の使い放題を利用した方が有利になるということです。

povo2.0には24時間使い放題の回数券のようなトッピングが売られることもあるので、単純にmineoの価格より安く入手できるなら、povo2.0の方を利用した方が良くなります。スマホで使うのではなく、車中泊でお出掛けをして、スマホではなくモバイルルーターでホームルーターでパソコン回りやモバイルプロジェクターなど(Fire TV Stickなども)利用するなら、速度と安定性の面で、これはもはやpovo2.0という選択一択になるでしょう。

そういう意味で、今回本人確認のいらないデータ通信専用のpovo2.0のコースができたことは、急な旅に出ることになって、とても今契約している分のデータ通信量では足りないと思った場合、スマホのeSIMをいつでも使える状態にしておけば、いつでも加入できてすぐ使えるというメリットは大きいです。ただし深夜に申し込んだ場合は即時eSIM発行ができないので、とりあえず「0.3GB365日プラン」で即時発行できるタイミングで回線を申し込んでおき、その日の日付が変わったタイミングで「24時間使い放題」のトッピングを申し込むのが良いと思います。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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