povo2.0のデータ専用eSIMが出たので早速対応スマホにインストールしてみた

IIJmioで安くスマホを買うために、今まで使っていたpovo2.0の電話番号を乗り換えることで、povoは解約となってしまったのですが、ふとネットニュースを見たら、何とeSIM限定でpovo2.0がデータ通信専用(SMSも使えませんが、申込みにはSMSが使える電話番号が必要)のプランを出してきたニュースを見ました。契約時にはトッピングが必要で、330円で「24時間使い放題」か「0.5GB(365日間)」のどちらかのトッピングを選ぶようになっています。

基本的には通話以外のトッピングは全て使えますし、データ専用なので、本人確認の手続きは必要ありません。私はパソコン上から申し込みましたが、メールアドレスとSMS送信用の電話番号を登録したのち認証作業を行なった後、住所氏名とクレジットカードを登録したところですぐにeSIMが発行され、パソコンの画面にQRコードが表示されました。

このeSIMはIIJmioのSIMカードを入れて運用中のReno9 Aに登録しました。本体でeSIMを有効にしてQRコードを読み込ませるとプロファイルのダウンロードへと移行し、すぐにeSIMが有効になりました。ただ、Reno9 Aの場合はアクセスポイントの中にpovo2.0のapnは登録されていなかったので、手打ちで入力した後にアクセスポイントを有効化すればもう使えるようになってしまいました。

ちなみに、申込時のトッピングは「0.3GB(365日間)」を選びました。これで、365+180日間トッピングをサボっても低速で使うことができます(予定では2025年9月がタイムリミット)。今後はポイ活をしても良いですし、いざという時のDAZNや24時間使い放題のトッピングを準備しながら使っていこうと思っています。

データ通信のプランが出たことで、予期せぬ発信をして料金がかかってしまうことを防止することができます。乗り換えのための回線にはできませんが、先日乗り換えてしまって、povoが使えなくなったことにちょっと寂しさも感じていたので、このデータ回線の方はもう乗り換えることなく(基本できない仕様なので)、色々な使い方を考えていきたいと思います。

ちなみに、IIJmioの回線はドコモなので、一台の中でうまく振り分けることができます。低速最大128kbpsということですが、実質的な速度はせいぜい60kbpsくらいです。それでもmineoの「マイそく」の平日昼間の最大32kbpsよりは早いですし、かつてのISDNのスピードなので、ブラウザを白黒にしてテキストデータだけを読み込む設定にすれば、このブログのアップロードもストレスなくできたりするので、私にとっては渡りに船でした。eSIMなのでスマホでの利用かテザリングにはなりますが、同じau回線には物理SIMのmineo回線があるので、不便はないと思います。

もしお使いのスマホが物理SIMとeSIMのデュアル運用が可能で、本回線がドコモかソフトバンクであれば(楽天の場合は現状でau回線が使えるので微妙)、本回線が災害だけでなく通信トラブルで使えない状況になった場合でもスマホを使い続けられます。新入学でスマホを買われた学生にとってもメリットがあると思うので、今後使う使わないはともかく、気楽に使ってみるのも十分に有りだと思います。

(追記)

その後の情報で、一つ大切な内容があったので追記します。データ専用のeSIMは再発行不可で、例えばスマホを機種変更したような場合であっても、別のスマホやモバイルルーターで使う場合には新契約を起こす必要があります。なお、一人が回線を契約する上限は5回線だとのこと。今後、eSIM対応のスマホやタブレット・パソコンで使うような場合も、回線を変えたい場合にはいったん契約したeSIMを解約する必要があることを覚えておきましょう。

カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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