私の事で言うと、夜の早いうちに普通のコーヒーを飲んでも、そこまで何杯も飲まなければ、その夜は熟睡できるのですが、人によってはコーヒーに入っているカフェインの作用で、全く寝られなくなってしまう人もいます。うちの家族にもそういった事になる場合のある人がいるので、今まではコーヒーを飲むなら午前中までというような感じで豆を挽いていたのですが、先日は午前中に飲んでもその夜に寝られなくなると言われたので、本格的にその対策を考えなければいけなくなりました。
カフェイン入りの飲料は、車で夜間走行中に居眠り運転する危険を避けるためには必要だと思って飲むこともありますが、逆に、日中は走行しながら観光を楽しみ、夜から深夜には車の中で寝るという行動パターンにした場合、ただでさえ日常とは違う状況で目が覚えてしまいますが、さらにコーヒーのカフェインで寝られなくなり、今度は翌日のお昼過ぎあたりに居眠り運転の危険性が出てきてしまうことにもなりかねません。
というわけで、そんな状況の中であえてコーヒーを楽しむために、豆で売っているカフェインレスコーヒーを近所にあるショッピングセンターで探してみました。スーパーの棚にあったのはインスタントタイプのカフェインレスコーヒーだったのでスルーし、コーヒーを豆で売っている店舗を回ってみたところ、これは私も知っていたスターバックスの「ディカフェ」はきちんと店頭に置いてありました。こちらは250g1,400円で少々お高めでした。一応これはキープして、同じところにお店が入っているカルディで探したところ、私が行ったお店では豆での販売はありませんでした。後で調べたところ、200gで1,490円とまさかのスターバックスより高い「オーガニックでカフェ」というパッケージがあることがわかりましたが、味はみていないものの、これなら安くて量の多いスターバックスの方が良さそうです。
ただ、私にはもう一つ、全国にお店のある無印良品でコーヒー豆を扱っていることを知っていたので、まさかの同じ建物の中にある無印良品の中を探してみたら、しっかりありました。それが下の写真のパッケージ（200g）です。
実はレギュラーのコーヒーとカフェインレスのコーヒーは、今回お邪魔した無印のお店ではないものの、店内にコンビニにあるようなコーヒーマシンを持つ店舗がありまして、そこではコンビニと同じホットのブレンドとカフェインレスコーヒーが一杯100円で飲めることを思い出したのです。パッケージは200gとお徳用の400gがあり、カフェインレスコーヒーはブレンドより少し高いものの、200g750円、400g1,200円となっています。これだと一杯あたり（10g）３０円代でカフェインレスコーヒーを楽しむことができます。
自宅では常にカフェインレスのものを飲むことはなく、無印のカフェインありのブレンド200gはカフェインレスより安く、さらにカルディのブレンドより安い550円で購入できるので、旅先でも意外と気軽に購入できそうです。二種類のコーヒーを状況によって飲み分けることで、翌日のためにリラックスして寝たい時にはカフェインレス、ちょっと頭を覚醒させたいなど普通にコーヒーが飲みたい時にはブレントと飲み分けることで、私の飲み方としてはちょうど良いという感じがします。もちろん、カルディのコーヒーも値段からするとそこそこ楽しめるので、その時の気分で買い分けるのもいいと思います。
あと、肝心の味の方ですが、カフェインがぬけている分さっぱりして私はちょっと甘みを感じました。個人的には通常の豆で挽いた味の方が好みではありますが、家族で飲む場合にはミルクを入れて飲んだり、牛乳と混ぜて飲んでしまうので、細かな味はそこまで問題にならず、普段のコーヒーのように飲めて、夜中に寝られなくなるような事が無いなら、これはこれでいいのかも知れません。今まではお徳用の豆を400ｇごと購入していましたが、今後は主に自分がブラックで飲むために、今までよりちょっといい豆を少量、この豆と併用しながら使っていこうかと思っています。
