iPhoneでは絶対無理?NokiaのG22はパーツを取り寄せ自分での交換が可能なスマホ

パソコンの世界には「自作パソコン」という自分でパーツを組んで自分好みのパソコンを作るというものが一部趣味的な世界ではあるものの、普通に行なわれています。デスクトップパソコンの場合、ケースなどはあえてずっと使い続けていても、状況の変化によってパーツを交換していけば、同じケースのパソコンを長く使い続けることができ、環境にも優しいのではないかと思います。

ある程度ゴツくなっても良いので、個人的にはそこまで薄くなくても電池の交換やディスプレイ面のガラスの交換などだけでも自分でできるようになれば、部品代だけの負担で同じスマホを使い続けることができるのにと思うのですが、昨日ラジオを聞いていて、日本ではあまり出ていないNokiaのG22という新しい機種が、電池や画面割れ、ポート交換などいろいろな故障について、部品を取り寄せて自分で交換することができるスマホとしてリリースされる予定なのだそうです。価格は平均で約26,000円とそれほど高額ではありませんが、性能は並といった感じです。修理について、具体的な内容については以下のリンクに説明がありますので、興味のある方はどうぞ。

https://www.nokia.com/phones/en_int/self-repair

こうしたハード的なサポートの他、このG22という端末は月次セキュリティアップデートが3年間行われるほか、2年間のOSアップグレードが保証されているということです。購入から2年後に最新のOSになっていれば、製品の寿命としては3年以上といって良いかも知れません。もし日本の状況に合うような形で3万円以内で売られるようなら、一つ持っていても良いかなと思えるようなスマホですね。

こういう端末が一般化すれば、中古市場に出て、かなり状態の悪いものであっても今までのように購入を考えなくても、自力で部品交換できるスキルのある人に、程度の悪いものでも売れていくことが考えられます。また、部品取り用に水没などで動かなくなったスマホでもそれなりに利用価値が出てくるわけで、そうなればさらなる中古市場の盛り上がりも期待できます。日本でも「SDGs」という言葉がこれだけ広がっている中で、なぜ違うキャリアのSIMカードを入れると満足に使えないような製品を世に出すようなビジネスを行なっているのか、改めて考えていただきたいものです。


カテゴリー: スマートフォン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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