インターネットがあてにならない場合には広く様々なところでの情報収集が大切になる

昨日は、平日に休みを取って用足しをしに東京を目指して出掛けてきました。旅行ではありませんが、久し振りに電車を使って東京に行くことになり、帰りは新幹線の切符を取ったのですが(自由席用の回数券を金券ショップで購入)、行きは時間に余裕があったのて、朝早く出掛けて、午前10時頃に東京駅に在来線を乗り継いで着くように、静岡駅発午前7時のホームライナーに乗り込むことを目論みました。

この電車に乗ることができれば、沼津までは特急型車両のセパレート席に座ってゆっくしして、沼津~熱海間は在来線の普通席の利用になりますが、熱海から東京までは普通列車のグリーン席でこれまたゆったりすることができます。ちなみに昨日は青春18切符の通用期間なので、ホームライナーの乗車整理券330円と、平日利用の熱海~東京間のグリーン券1,000円を払っても運賃は18切符の一回分で2千円ちょっとしかかからないので、この時期はこうした方法を良く取っています。ただ、昨日は思わぬことが起こったことで、その目論見は吹き飛んてしまいました。

早朝、東海道線の清水~興津間において列車の下から異音かしたということでその列車を停めての点検及び、おそらく線路で何かと接触した可能性があったのか、清水~興津間の踏切の点検を行なったため、同じ路線を通る全ての列車に影響が出てしまいました。当日は早起きをして朝7時前にはホームで並んでいたものの、その日のホームライナーは運休を決定したと7時直前にアナウンスが入ったのです。

後から考えると、回送列車を静岡駅に向かわせる以前の状態で恐らくホームライナーになったであろう電車は確か三島で停まったままでした。これならもう少し早く運休のアナウンスがあれば、7時前に発車する別の普通電車に乗れたのですが、すでに時刻は7時を回った状態で、さらに乗車整理券を購入後だったので、あわてて有人改札のある窓口まで乗車整理券と引き換えに払った330円を返してもらいました。

しかし、この一連の行動も、躊躇しているうちに返金のためのホームライナーの乗客たちが行列になってしまいます。改めて思ったのが、ホームで待つ場合には駅のアナウンスが良く聞こえるところにし、何か異常を感じたらすぐ行動することの大切さでした。

次の電車はすでにホームに停車していましたが、多くの電車が行きかっているためか、なかなか発車せず、そうした混乱は熱海に着くぐらいまで続きました。参ったのは、沼津から熱海に行く電車に乗っていたとき、赤信号で長いトンネルの出口直前で停まってしまい、しばらくはスマホの通信も全く使うことができずに往生してしまったということです。本来ならば事前に沼津から東京の普通車グリーン券を窓口で買っておけば良かったのですが、当初の予定では熱海から乗るつもりで車内のモバイルSuicaタッチで済まそうと思っていたところ、まさかの状況になってしまったのでした。ちなみに、沼津~東京間についてはJRの管轄が違うため、Suicaでは通し券を購入できません。こういう時のために、沼津から西をスタート地点にする東海道線の旅では、出発前に窓口でグリーン券だけ買っておくというのが改めて正解だということをしみじみ感じました。

その後の電車の状況は、時刻表の情報が全くあてにならないので、車内のアナウンスでも乗り換えに関する情報は流していませんでした。あくまで、ホームに到着してから状況を見ての対応となります。もしわからない場合には積極的に駅員さんに聞くべきでしょう。結局、目標としていた時間より1時間遅れて東京駅に着くことになってしまいました。それでも、本当の用事はもっと後だったので、その点には問題はなかったのですが、それでもいざという時のために今回もできることはあったのではないかと思いますね。

唯一良かったと思ったのは、静岡駅でホームライナーに乗りながら軽食でもしようかと迷ったのですが、ゆったり座ってという前提が今回は崩れてしまったので、弁当など買って行かなくて良かったとしみじみ思いました。今後、もし同じ状況の場合には手で食べられるおにぎりかサンドイッチあたりがベストではないかと思います。こうした細かい列車の遅れというのは結構あると思うので、そうなっても慌てずに対応するようにしましょう。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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