昨日、新しくオープンした家電量販店に行って、ネットと店頭の価格差を確認しに行ったのですが、そこで面白いものを見付けました。といっても、もうすでにご存知の方も少なくないと思うのですが、それは自動販売機なのですが、通常のものと比べて扱っている商品の幅が広がっています。
これは、ダイドードリンコの自販機なのですが、飲み物とは別に、「チップスター」「キットカット」「ノアール」「ビスコ」というどれも小腹が空いた時にあると有難いお菓子が併売されています。個人的に興味深かったので色々と調べてみたのですが、こうした自販機は会社内に設置をするようなセールストークとともにホームページで紹介されていて、コンビニに行くのもめんどくさい時に、一つの自販機で飲み物と食べ物を調達でき、別にお菓子用の自販機を設置する必要がないので、コストも抑えながら売上も狙えるとありました。
当然そういうことはあると思うのですが、こういう自販機はやはり高速道路のパーキングエリア(食堂やコンビニなどの施設がないトイレのみの休憩施設)にあって欲しいと切に思います。
先日、このブログで東名高速道路で営業していた駒門PA(上り)が売店・食堂の営業を終了し、基本的にはトイレと、「駒門の水」というおいしい水を汲める場所でしかなくなったのですが、今後は施設の老朽化ということもあり、全国で今まで売店・食堂のあったPAでも施設を閉鎖してしまう可能性は出てくるわけです。
そんなところにも、さすがに人が要らない自動販売機は置いてあると思うのですが、深夜ですぐに深夜まで営業している食事処がある大きなSAにたどり着けないような場合、たどり着いたPAで飲み物の自販機しかない時には、かなり堪えます。でももし、そこに写真のような食べる物も併売している自販機があれば、しばらくは運転を頑張れるような気もします。
当然ながら、全国で大移動が行なわれる年末年始やお盆の時期には、買いたくても全ての中味が売り切れているようなことが自販機では起こるので、少なくとも車で遠方にお出掛けする時には、非常用にお菓子類を用意しておくとか、出掛けた先でお土産にすぐに食べられるようなものを購入し、いざという時には人にあげる予定のものに手を付けてしまう(もちろん渡す予定だったお土産は後から買い直しましょう)という手もあるのですが、通常期の無人PAでは、こうした自販機を一台でも良いから置くことを決まりにしてもらいたいくらいです。
自販機で販売するラインナップとしては、お菓子なので甘いものが多いですが、どれも腹持ちが良さそうですし、全て甘いものでなく塩味の「チップスター」が入っているのが嬉しいです。スーパーやコンビニと比べると定価販売だと思うので高いのが残念ですが、それでも現在は高速道路途中下車をすると、それまでの料金はリセットされてしまうので(ドライブ周遊プランなど例外はありますが)、その辺が何とかならないなら、せめて無人のPAでの環境整備を改めて行なう中で、こうした自販機の設置を検討してもらいたいものですが。